あらすじ叶っても、叶わなくても、恋は美しい。――悪気のない女好き・オーダー花屋の一松(いっしょう)。ある事件に巻き込まれた彼が出会ったのは「女に無駄に甘い男は大嫌い」というシビアな女検事・月森(つきもり)。人としてフェアであろうとする月森にひかれていく一松が、彼女のために贈る花とは――。職人たちが織り成す、あたたかく、切ない恋愛連作漫画。
グッドアフタヌーンの創刊号を買って読んで、この作品との出会った幸運に感謝しました。 一話完結のオムニバス形式で描かれる、京都に住む職人の恋と仕事の物語。 恋に焦がれる年齢でも、そんな年ではないと思う大人でも、もし良ければ読んで欲しい。あなたの隣に誰かがいても居なくても、きっとこの物語に登場する職人達に何かしらの共感を抱くのではないかと思っています。 帯に書かれていたコピーも含めていとおしさを感じる、そんな美しい物語です。