あらすじ離島から家出をし東京へやってきた高校生の森嶋帆高は天気を晴れにすることができる少女・天野陽菜と出会い充実した日々を送っていた。ある日、陽菜は空と繋がったきっかけを帆高に打ち明ける。一方、帆高を雇っている編集プロダクションのライター・須賀の元には刑事が訪れていた――。観客動員数1000万人を突破した新海誠監督最新作のコミカライズ第2巻!
映画はこれまで2回観に行ってめっちゃ泣きました。君の名は。より好きなやつ。無事に映画版を自分のなかで消化できてきたところでどうにかコミカライズ版にも手を伸ばすことができました。 映像で見た記憶通りの構図がところどころ出てくるあたり、小説や脚本ではなく絵コンテ(あるいは映像)を参考に描かれていることが伺えます。ストーリーはまだ序盤ですが原作通り。ディテールに違いがあるものの漫画的にテンポよくリメイクされてると感じました。 元の新海映画のような緻密な背景の描き込みがない分、ストーリーとキャラクターに注視できるではありますが、せっかく「ヴィンランド・サガ」や「波よ聞いてくれ」など月刊誌でしか読めないと思わせる密度とクオリティの漫画が載っているアフタヌーンでやるからには、『映画の背景美術には負けねぇ…!!』みたいなアツいコミカライズも見てみたかった気もします。笑 映画も含めた作品の内容に触れだすと一晩は軽く語り続けることができるくらいテンションがあがっちゃうのでやめておきます