あらすじ

クルダ流交殺法陰流の使い手・ゴーマの技「崩影」が、エレ・ラグを襲う!強力な振動によって全ての物質を内より砕く「崩影」。「黒い咆哮」によって、なんとか致命傷は免れたエレ・ラグだったが、ダメージは大きく、最大のピンチに!――――と、その時、ゴーマに無数の矢が放たれた。困惑するゴーマ。彼の前に現れたのは、キシュラナ王国封堰守護剣士であるリキュナ・オーだった。恩義あるエレ・ラグを救うために!
SHADOW SKILL 1巻

無敗を誇る格闘術「クルダ流交殺法」の使い手ガウ・バンと、その師であり姉であり、そしてクルダの最高位闘士・修練闘士(セヴァール)として“影技(シャドウ=スキル)”の字(あざな)を持つエレ・ラグ。しかし、彼らこそが、封印されし“陰”の技を継ぎ、クルダの2000年無敗伝説を打ち破る者だった――!?流麗美麗なタッチで描かれる唯一無二の“格闘伝奇”、再び!読む者の血を熱くするバトル漫画の最高峰!

SHADOW SKILL 2巻

剛剣王国キシュラナにやってきたエレ・ラグは、堰堤監督・リキュナの護衛をすることに。四天滅殺の掟を破り国賊とされた亡き父と夫の名誉回復のため、荒ぶる水竜“修羅”に挑むリキュナ。しかし、その父と夫の命を奪った仇は、ほかでもないエレ・ラグだった――。キシュラナ編開幕!

SHADOW SKILL 3巻

聖地ジュリアネスの戦火の、本当の狙いはクルダだった――!すべての戦力を聖地に向けさせた隙をつかれ、クルダは総攻撃を受ける!2000年無敗の伝説を守るため、クルダ王にして55代目修練闘士「ホーク=アイ」がついに立ち上がる――!

SHADOW SKILL(4)

クルダ流交殺法陰流の使い手・ゴーマの技「崩影」が、エレ・ラグを襲う!強力な振動によって全ての物質を内より砕く「崩影」。「黒い咆哮」によって、なんとか致命傷は免れたエレ・ラグだったが、ダメージは大きく、最大のピンチに!――――と、その時、ゴーマに無数の矢が放たれた。困惑するゴーマ。彼の前に現れたのは、キシュラナ王国封堰守護剣士であるリキュナ・オーだった。恩義あるエレ・ラグを救うために!

SHADOW SKILL(5)

傭兵王国「クルダ」の王は崩御し、行政官も数多く死に、王国は統率を欠く。そんな時、兵達が即位を求めたのは、エレ・ラグだった!しかし彼女は、当然、これを拒否。なんと自分の代わりにキュオ・リューを担ぎ出した!――――そんな混乱の最中、クルダ闘技場地下ではフォウリンクマイヤーが魔導剣を使う謎の剣士と死闘を繰り広げていた!そして、明らかになった謎の剣士の正体は……!?

SHADOW SKILL(6)

クルダ流陰流の襲撃によって壊滅的被害を受けた「傭兵王国クルダ」。ガウとエレは故国への援助を求めるため、使者として「森林王国リキトア」への旅に出た。だが、考えなしのエレのせいで持ち金は底をつく。仕方なく町で仕事を探すガウ。しかし、その仕事は「竜の角」をとってくることだった!危機にさらされる中、出会った男・リンネ。飄々とした不思議な魅力を持つ彼に、ガウは人間的な憧れを感じてゆくが……。

SHADOW SKILL(7)

闘士としての実力と、魔導士の能力をあわせ持つカイ・シンク。肉体のダメージを瞬時に再生する、限りなく「神」に近い存在。エレ・ラグの教え「クルダの傭兵に後退はない」に従い、ガウが挑む!勝利すれば第六十代修練闘士叙勲の栄誉、敗北すれば確実な死が待っている。今まで幾多の強敵と闘ってきたガウだが、それはあくまで「人」相手のことだった。この絶望的な状況を突破する術はあるのか!?

SHADOW SKILL(8)

エレ・ラグとシャイル・ラィディン、二人の女闘士。無敗を誇る格闘術「クルダ流交殺法」の使い手ガウ・バンをめぐる二人の「姉」の死闘が、いま始まる!常人の理解を超えた次元で繰り広げられる技の応酬の中、エレ・ラグ生誕の秘話、そして彼女がなぜ「無敵」であるのか、その理由が明かされる――――。そして、闘いの果て、ガウたちを待ち受けていた皮肉な運命とは……!?

SHADOW SKILL(9)

聖都ジュリアネスを統べる聖王女、リルベルト・ル・ビジュー。不老不死の呪いの後、姉と二人で聖王国を建国した、ガウの実母。そして、ギネヴィア・ハフェ・シエル。最強の魔導士と呼ばれる女性。魔戦形態を超えた超越魔導で不死者となる。――――この二人は、2000年前に初代クルダ王と共に戦った仲間だった。だが今、魔導力で世界に介入しようとするギネヴィアを止めるため、リルベルトは魔戦形態となり、死闘が始まった!!

SHADOW SKILL(10)

クルダ流交殺法陰流創始者にして、「虎の王」の異名を持つシア・カーン。ガウの実の父親であり、世界に混乱をもたらす元凶。その存在は、クルダ傭兵であるガウにとって倒すべき敵に他ならない。カイ・シンクに打ち勝ち、第60代修練闘士となったガウだったが、その実力差はあまりに歴然。だが、目の前でガウを庇った実母・リルベルトが倒され、怒りは頂点へ!果たして、この最悪の敵に勝つための糸口はあるのか……!?

SHADOW SKILL(11)

「我が影技にかなう者なし」。無敗を誇る格闘術「クルダ流交殺法」の使い手ガウ・バン。彼は師であり姉でもあるエレ・ラグとともに、数多の強敵との出会いと別れを通じ「強さ」の意味を学んでゆく――。ガウ対エレの死闘が始まる。師であり姉である女性。しかし、互いが闘士で「無敵」を求める者である以上、この闘いを避けることは許されない!20年を越えて愛された“格闘伝記漫画”の最高峰、ついに完結!!