あらすじ

総家の処置により「江刺組」との合併が決まった「関馬組」。故・斎田組長に代わり、組長を務めることになった秀次に納得のいかない元「江刺組」の幹部達がとったアンチ関馬対策とは…!?そして関馬はこのピンチをどう切り抜けるのか!?
極道ステーキ(1)

関馬秀次は一千億円の資産を持つ関馬財閥の御曹司だったが、自分の腕一本で莫大な資産をたたき出した父親を越えるべく、T大学卒業と同時に実力本位のヤクザ社会「中野会」に就職を決めた。俺は俺自身の腕で、あんたを超えてやる!!極道の社会でノシ上がる男の生き様を描いた、痛快極道アクション!!

極道ステーキ(2)

関西から夏目市への進出を狙った「戸神組」が去って、平穏な日々が戻ってきた。しかし、「戸神組銀流会」と名乗るレディースが現われ、新たな騒動が起こる!!レディースの紅子に呼び出された秀次は、「戸神組」に引き抜きの話があると誘われるが…。

極道ステーキ(3)

激化する「西井組」との縄張り争いの中で、「中野会」組長・中野政源が亡くなった。そして、通夜当日「西井組」の策略を知り、「西井組」に一人で乗り込んだ若頭・矢崎は…!?新若頭となり、葬儀を取り仕切る秀次に「西井組」と「河島一家」の刺客が迫る!!

極道ステーキ(4)

「中野会」組長・中野政源の葬儀を取り仕切った秀次は、対立する2つの組の残党狩りに成功し、夏目市を制覇した。そして、そんな秀次にまたしても「戸神組」の引き抜きの誘いが!!夏目市に手を出さない事を条件に、「戸神組」に入る決心をした秀次だったが…!?

極道ステーキ(5)

秀次は日本最大の暴力団「戸神組」にヘッドハンティングされ、直系の「同道組」預かりとなる。総長の祝いの席での屋敷警備中に、秀次の舎弟・隆太郎が不始末を仕出かし、同じく直系の「入内組」に目をつけられてしまう。そして、屋敷内では総長代行・梶村が何者かに撃たれてしまった…!!

極道ステーキ(6)

総長代行・梶村を狙った外道を捕まえ、総家の危機を救った秀次は「関馬組」を持たせてもらうことになった。そして、「戸神の竜」と恐れられている天藤竜二が補佐役として「関馬組」に加わり、徐々に「戸神組」で頭角を現してきた「関馬組」だったが…。

極道ステーキ(7)

直系のライバル「片桐組」が「関馬組」潰滅を狙い、「関馬組」傘下の風俗店に、女の子を引き抜こうとして引き抜き屋が送り込まれてきた!!正体がわからない引き抜き屋を相手に、秀次が決行した作戦とは…!?そして、「関馬組」に、「片桐組」の金銭事情をよく知る元銀行員の国重が加わり…。

極道ステーキ(8)

死闘の決戦となった「関馬組」と「片桐組」だったが、局地戦は終結を迎える。そして、秀次と片桐は「戸神組」総家から、「幸良組」縄張りで暴れている「龍神連合」退治を命じられる。幹部登用試験としてまかされたこの仕事で、秀次と片桐は「龍神連合」に命を狙われることになる!!

極道ステーキ(9)

「竜神連合」のふいをついた攻撃によって、片桐が入院してしまう。「竜神連合」のシマであるパブに単身乗り込んだ秀次は…!?一方入院して安静中の片桐は病院を抜け出し…。シマを「及川組」にとられほぼ壊滅状態にある「竜神連合」の捨て身のリベンジが関馬に牙をむく!!

極道ステーキ(10)

入内が差し向けたヒットマンに鬼姫が拉致されてしまった。「入内組」の山荘がある国道472号線を通じて行われるお互いの心理攻防戦!!人質解放とヒットマン対策、秀次はこのピンチをどう脱するのか!?そして、ヒットマンの真の狙いとは…!?

極道ステーキ(11)

総家の処置により「江刺組」との合併が決まった「関馬組」。故・斎田組長に代わり、組長を務めることになった秀次に納得のいかない元「江刺組」の幹部達がとったアンチ関馬対策とは…!?そして関馬はこのピンチをどう切り抜けるのか!?

極道ステーキ(12)

ストリップ小屋をめぐり、温泉旅行先で思わぬトラブルに巻き込まれた秀次。組員を旅館に残し、一人で「徹田組女山支部」に落とし前をつけに乗り込む。組員たちがそんな秀次の背中を見てとった行動とは!?そして、秀次の落とし前のつけ方とは!?

極道ステーキ(13)

女山の観光促進計画が、秀次の知策で多大な功績をあげる。これにより温泉協会の信用を得た秀次。しかし、「徹田組」がこの時点ではまだ動かない。秀次に温泉街を仕切られても、静寂を守ってる理由とは!?温泉街を巡るバトルに発展!!

極道ステーキ(14)

女性が崖から飛び降り自殺するところを、偶然目撃してしまった秀次。海に飛び込んでその女性を助けるが、彼女は記憶障害になっていた。自殺を図り、記憶障害になってしまった彼女の過去とは!?秀次との出会いも偶然にしてはできすぎている!?

極道ステーキ(15)

「反徹田連合」の総会にて、「戸神組」や反「関馬組」が何かを企んでいる様子。盗聴マイクが仕掛けられている会議室で、秀次がとった行動とは!?そして、「徹田組」との抗争は終局を向かえるのか!?立ち寄った街で、今度は謎の女子高校生が登場!?

極道ステーキ(16)

秀次を仕留めるために、「氷川組」が送り込んだヒットマン・鉄次。そこに、学生どもを従えて「氷川組」組長の一人娘が介入してきて…!?金沢から押しかけてきたブタ松が加わり、組員一丸となって「四本組」の策略に立ち向かう「関馬組」組員たち!!

極道ステーキ(17)

「四本組」の松田から逃げてきた女をかくまったことで、秀次に思わぬ災難が降りかかる。そして、「四本組」の復讐によりブタ松の命が…!!また「扶桑組」組長の遺言が大きな波紋を生む。その渦中に立たされた秀次は、このピンチをどう切り抜けるのか!?

極道ステーキ(18)

敏腕経理士・緒方の財政策が「関馬組」をどんどん成長させていく。緒方の助言により、素人女を使ってソープランドをはじめるとこれが大ヒット!!ソープのシマを牛耳っていた神山のお客までもが、秀次の店に次々と流れ込んできた。若頭に見捨てられた、捨て身の神山が秀次を襲う!!

極道ステーキ(19)

「四本組」がノブを引き抜いて、秀次を落し入れようと策をめぐらす。「四本組」はノブが好きなシャブと女を巧妙に使い、汚い手口でノブを捨て駒に仕立てようとするが…。秀次が組員を思う気持ちをノブは理解できるのか!?そして、ノブとシャブ依存症の死闘の結末は…!?

極道ステーキ(20)

秀次の後見人「一光連合」の井口会長を殺させ、自らは組員を連れて「関馬組」に乗り込んできた本橋。秀次はこの最大のピンチをどうしのぐのか!?また、実父・関馬財閥社長が危篤だという連絡が入り、急遽病院に駆けつける秀次。そこで、自分は父親の手の中で泳がされていたと気がつき…。

極道ステーキ(21)

200人対30人のゲリラ戦に勝利するため、緻密な計画をたてて闘争に乗り込む秀次。しかし、闘争中に秀次にとって大事な隆太郎がこの世を去ってしまう…。悲しみと怒りに燃える秀次が仕掛けた作戦とは!?そして、「戸神組」片桐との宿命の対決は…!?完結!!