あらすじ昇級試験最後のミッションをクリアすべく、仁たちはテロリストの勢力圏(テリトリー)“死の領域”へと足を踏み入れる!! “教団”と呼ばれるテロ集団の卑劣な罠をくぐり抜け、見捨てられた街・大蛇一街区の闇と対峙せよ!! 犯罪都市を駆ける近未来SF×忍アクション、完結!!
オリジナリティはあまり感じない一方、好きな物のごった煮といった類の面白さのある新連載。 独特のリズムと言葉選びのセンスがあるので、洗練されてくればチェンソーマンや呪術廻戦に次ぐ「ジャンプの次世代」を思わせる作品になりうるポテンシャルは感じます。 それと、ここ最近の新連載のなかでは飛び抜けて絵が洗練されてます(必殺技「反発の右手」「雷撃」の構図からは若干の既視感) 少年漫画らしく「仲間」という言葉が主人公の口から出てきますが、「面子を大事にする」ところから読み取るに、どちらかというとマフィアとかの"ファミリー"というニュアンスが感じられます。穿ち過ぎかもしれませんが、ワンピース以降少年誌で闇雲に使われてきた「仲間」という言葉に、初めて一本芯が通ったような気がしました。