あらすじ

吉田の家を抜け出した沙優は、駅前で三島が吉田に抱きつく決定的瞬間を目撃してしまう。溢れる気持ちを抑えきれず、そのまま公園に逃げ出し一人涙を流す沙優。するとそこで声をかけてきたのは…三島!?
ひげを剃る。そして女子高生を拾う。(1)

サラリーマンの吉田はヤケ酒した帰り道、路上に座り込む女子高生を見つけて――。 「ヤラせてあげるから泊めてよ」 なし崩し的に始まった家出JK・沙優との同居生活! アンバランスな二人が紡ぐ日常ラブコメ!

ひげを剃る。そして女子高生を拾う。(2)

吉田の家を抜け出した沙優は、駅前で三島が吉田に抱きつく決定的瞬間を目撃してしまう。溢れる気持ちを抑えきれず、そのまま公園に逃げ出し一人涙を流す沙優。するとそこで声をかけてきたのは…三島!?

ひげを剃る。そして女子高生を拾う。(3)

沙優のバイト先のギャル・あさみが、吉田の家に突然押しかけてきた…!? 遠慮を知らないギャルの”押し”に、吉田もたじたじ…。吉田さん、焦りすぎて目が世界水泳並みに泳いでますよ!?

ひげを剃る。そして女子高生を拾う。(4)

後藤とも打ち解け、あさみと楽しそうに笑いあう沙優。そんな微笑ましい姿を見て、吉田はこんな穏やかな日々がずっと続いてほしいと願う。しかし、沙優のバイト先に現れた“とある男”の手によって事態は急変する…。

ひげを剃る。そして女子高生を拾う。(5)

矢口に追い詰められた沙優は、吉田の手によって間一髪のところで窮地を脱した。その後、あさみのフォローもあり、以前より少しだけ“強く”なれた沙優。あさみはそんな沙優の手を引き、とある場所へと連れ出す…!

ひげを剃る。そして女子高生を拾う。(6)

元カノ・神田先輩の登場によって激しく揺れる吉田の心。思い出されるのは、甘くて苦い高校時代の記憶…。そしてその波紋は、三島・後藤といった同僚たちへも広がっていき…! 熾烈なヒロインレースが始まる!?

ひげを剃る。そして女子高生を拾う。(7)

沙優の働くコンビニに沙優の兄・一颯が現れた。それはもう残された時間が少ないことを意味しており…。そんな中、吉田と沙優はふと近所の夏祭りへ行くことに。お祭りの喧騒のなかで二人は忘れられない時を過ごすが…。

ひげを剃る。そして女子高生を拾う。(8)

夢のような一夜を過ごした後、沙優と吉田の二人は少しだけ決意を新たにし、また日常生活に戻った。「このままではいけない」と未来に目を向けながら。しかし、遂に吉田の家に「あの人」が現れ、事態は急転する…。

ひげを剃る。そして女子高生を拾う。(9)

兄・一颯の訪問により、残されし時間が一週間となった沙優。未来に目を向けるため、沙優は吉田とあさみに自身の過去を打ち明ける決心をする。それは、トラウマと後悔に塗りつぶされた壮絶な記憶だった…。

ひげを剃る。そして女子高生を拾う。(10)

唯一無二の親友・結子と出会い、沙優の高校生活は彩りに満ちたものになった。しかし、結子への陰湿ないじめが始まってしまい、二人の日々はどんどん闇に沈んでいく。そう、“最悪の瞬間”へと向かって…。「ごめんね、沙優ちゃん」

ひげを剃る。そして女子高生を拾う。(11)

沙優の兄の登場により、吉田と沙優に残された時間は僅かなものとなった。たった数日の中で、二人は何を語り、何をするのか。吉田と出会い、壮絶な過去を乗り越えた先で、沙優が心に決めたこととは――。

ひげを剃る。そして女子高生を拾う。(12)

吉田、三島、橋本、後藤、あさみ。出会ったすべての人に後押しされ、沙優は大きな一歩を踏み出す決心をする。自分がずっと逃げてきたものと“向き合う”決心を…。物語は、北海道の地へ。

ひげを剃る。そして女子高生を拾う。

ラノベ然としたラブコメ

ひげを剃る。そして女子高生を拾う。 ぶーた しめさば 足立いまる
六文銭
六文銭

文字通り、家出中の女子高生を夜中に拾い、 同居することになったサラリーマンの話。 主人公は女子校生に対して、文字通り何もしないし、むしろそういうことに嫌悪感があるタイプで、家事をする以外無条件で寝泊まりさせてやっている。 今までの男たちと異なるその様に女子高生はグッときて、どうやら惚れている様子。 一方主人公は、上司の女性に惚れているが「彼氏がいる」と言われ、フラれてしまう。 が、それは実は嘘で、「時期がダメ」とかワケわからん理由で上記の嘘をついたらしく、実際は主人公に好意を寄せている。 また、会社の後輩ちゃんからも矢印をむけられている。 もう、なんすかねコレ(憤怒) ラノベ系主人公の図式 「手をださない」→「安易に体の関係を求めない=やさしい」 「恋愛だけ鈍感」→「女子たちをやきもきさせる」 きれいにおさまってます。 手を出さなければ優しいんですかね? 優しいというか、都合が良いだけなような気がしますが。 そこは、まぁ、大人として処理するしかないです。(何を?) でもこれがいいんです。 時々、こういう無条件に好かれるハーレム系を読みたくなるんですよね。 なんというか、気楽な気分になれるんです。 色んな人間関係が少しずつわかってきましたが、コミック6巻までは女子高生の家出の理由はまだ明確にでてきておらず、ここらへんが気になりますね。家の都合か、友人関係かな? また、主人公を中心にむいている矢印をどう処理していくのか、 この手のハーレム系の醍醐味はむしろこっちなので、楽しみだったりします。