あらすじ学校サボって渋谷でエンコー、それがイマドキの中学生なんてメディアのウソっぱちだ!!いつだって中学生はエロの妄想ばかり!!もがきつづける14歳思春期漂流記!ナナ先生、僕らの“14時代”は今、性の荒波に飲まれています!14歳の夏、性春の夏!子供とも大人とも言えない多感な時期に、とある事件を起こして家を飛び出した白井幸(シライ・サチ)!行く先なき逃避行の末、サチが遭遇した恐るべき出来事とは!?
あとがきで「母からカテキンとNs’あおいを買いましたって手紙がきたけど、Ns’あおいの感想しかなかった」と描いてあって笑いました。タイトルの「カテキン」から連想するとおり家庭教師のお姉さんがメインキャラではあるんだけど、やっぱりラブコメなので冴えない主人公がモテまくります。かなりエロい描写もたくさんあり、中学生でこの性に対する充実っぷりはけしからんと思いながら読みました。家庭教師のお姉さんとの関係は一番いい感じで終わったのでそこで終わってもよさそうでしたが、最終的に幼なじみの優等生で巨乳の女の子と付き合います。しかも向こうから告白されて…。自分は奥手な優等生の恋路を応援してたので付き合った時は嬉しかったんですが、これまでの展開からすると意外に中学生同士の恋愛らしいオチで終わって驚きました。これから初めて真っ当なお付き合いを経験していくんだろうなと、先の展開も予想できて読後感は爽やかでした。