あらすじ

前半9ホール、両者一度もパッティングをしないというとんでもない展開になっている日本アマ・マッチプレー3回戦。ショット、マネジメントともにほとんど隙を見せない御園に対し、一丸はどのように勝機を見いだしていくのか!? キャディ同士の駆け引きも必読!
IMPACT インパクト(1)

元刀鍛冶師・鳴海一丸(なるみ・いちまる)は、暗い過去を背負い流れの研師(とぎし)として東京の下町・浅草にやって来た。ひょんなことから初めてゴルフクラブを握った一丸は、ボールを真っ二つに割る豪快なショットを叩き出す。その類希なるゴルフの才能を運命の女・仙道桂(せんどう・かつら)に見出される。頑なにゴルフを拒む一丸だが、日本アマチャンピオンの御園聖志(みぞの・きよし)にゴルフ対決を挑まれ……!? 今、新たなるゴルフ伝説が始まる!!

IMPACT インパクト(2)

大注目、坂田信弘+竜崎遼児作品の第2巻。元刀鍛冶師の鳴海一丸は練習場での諍いから、日本アマチャンピオン御園聖志とゴルフ対決をするはめになった。はたして勝負になるのか。ボールを芯に当てる技術はズバ抜けている一丸が初めてコースに登場! 要必見!

IMPACT インパクト(3)

ドライバーで軽く300ヤードを超えるショットを放つ鳴海一丸。浅草に流れ着いた元刀鍛冶師の男が、こともあろうに日本アマチャンピオンの御園聖志とマッチプレーのゴルフ勝負を始めた。ど素人の一丸に勝機はあるのか。ゴルフ達人伝説第3巻、いよいよ発売。

IMPACT インパクト(4)

些細な諍いから日本アマチャンピオン・御園聖志とゴルフ勝負をするはめになった鳴海一丸。元刀鍛冶師の技量か、あるいは天性の才能か、御園のショットをことごとく自分のものにしてしまう。そして対決はいよいよクライマックス、焦る御園が勝負を賭けた!?

IMPACT インパクト(5)

生まれて初めてのラウンドで、全日本アマチャンピオン御園聖志(みぞの・きよし)との試合を引き分けた鳴海一丸(なるみ・いちまる)。その才能は多くの人間を魅了し、驚愕させた。そして一丸は、試合の途中からゴルフの魅力に気付き始める。ただ、一丸には刀鍛冶師への未練があった。それを見抜いたご穏居に「お前は刀を作るのではなく使う人間だ」と諭される。そんな中、一丸にトーナメント出場のチャンスが舞い込み、一路釧路へ……。

IMPACT インパクト(6)

釧路オープン予選を通った鳴海一丸。むかえた第1日目、同組のプロ・山中一佐はなぜか一丸のプレーの邪魔をする。だが、そんな汚い手を使われるものの、気にもとめない一丸は、逆に山中のスイングを盗み始めた。二人だけの勝負が今、阿寒CCで展開される。

IMPACT インパクト(7)

元刀鍛冶師の鳴海一丸はゴルフを始めて4回目にして、釧路オープンに出場。並みいるプロを相手に対等にラウンドする。だが、山中一佐という、十数年前にゴルフ界から去ったプロゴルファーと同組になったことから、一丸のゴルフ観が変わろうとしていた。

IMPACT インパクト(8)

元刀鍛冶師・鳴海一丸にとって、ゴルフに出会ったことは運命なのか? 釧路オープン2日目、アマチュアとして出場した一丸の前に、往年のプロ・山中一佐が立ちはだかる。ゴルフとは、一打の重みとは…闘いのなか、山中の凄みが一丸に伝わる。

IMPACT インパクト(9)

往年の名プレーヤー・山中一佐と釧路オープンで戦った鳴海一丸。勝ち負けよりも、プロゴルファーとしての山中の生き方に、ゴルフに対する熱い思いに多くを学び、今再び浅草に戻ってくる。そして舞台は大茨城GCへ。今度はあの石塚一平が対戦相手だ。

IMPACT インパクト(10)

釧路オープンから帰ってきたばかりの鳴海一丸が、今度は後に終生のライバルとなる石塚一平とゴルフマッチを開始した。場所は大茨城GC。パワーVS.技の緊迫する対決はゴルフファン必見。スーパーショットがフェアウエーに、グリーンにさく裂する!

IMPACT インパクト(11)

鳴海一丸という男の真価が今、問われる。一平とのゴルフマッチも残り8ホール。誰に教えられることもなく、ゴルフを深化させてきた一丸が、己の内からゴルフの本能に目覚める。果たして勝負は? 驚愕のショットがフェアウエーを切り裂く!!

IMPACT インパクト(12)

残すホールは3つ。鳴海一丸対石塚一平のゴルフマッチもクライマックス。1アップと断然優位に立つ一平に鬼門ホールが待ち受ける。一丸の逆転勝利はあるのか? 勝負にゴルフに、真から目覚めた男たちの熱いドラマは必見。龍虎対決がついに決着する!!

IMPACT インパクト(13)

元刀鍛冶師・鳴海一丸がゴルフに挑む。宿敵・石塚一平とのゴルフマッチに引き分けた一丸だが、自分の未熟さを痛感。以前、釧路で戦った、プロゴルファー・山中一佐のもとへ修業に向かう。それも真冬の北海道・釧路の牧場。そこで一丸が得るものとは、一体何?

IMPACT インパクト(14)

北海道でゴルフ修行を積む一丸のもとへ、かつてゴルフマッチで死闘を演じた、日本アマチャンピオン・御園が現れ、一丸のプロトーナメント出場を促す。そしてトッププロに混じって闘う一丸。その実力に、周囲のプロたちは唖然とするが……!?

IMPACT インパクト(15)

初めてプロのトーナメントに出場した鳴海一丸。見事マンデーを通過し本戦へ。そして、あのジャンボと運命の出会いを果たす。かつては日本のゴルファーの頂点を極めた続けた男と、かたや刀鍛冶。技を極めた男たちの戦いが今、始まった。

IMPACT インパクト(16)

マンデートーナメントから勝ち上がった鳴海一丸は、プロのトーナメントに初めて出場する。そして予選通過も果たした3日目、なんとあのジャンボと同組に。勝負師としてお互い意識し合うなか、二人の闘いはマッチプレーの様相を呈してきた。

IMPACT インパクト(17)

プロよりも飛ばし、テクニックもプロを凌駕する最強のアマチュア・鳴海一丸。ゴルフを始めてまだ1年も経たない男が、プロトーナメントに初出場。そのうえ、あのジャンボと同組で激突した。マッチプレーの様相を呈してきた戦いは、終盤に!!

IMPACT インパクト(18)

ジャンボ尾関VS.鳴海一丸のゴルフ真剣勝負がついに決着。ストロークプレーのプロトーナメントであるにもかかわらず、二人の対決にギャラリーも大興奮。最終18番ホールにジャンボの、一丸の、男の意地が激突。ゴルフの醍醐味が満載の刊。

IMPACT インパクト(19)

プロトーナメント・ミズオクラシックで、あのジャンボ尾関と死闘マッチを演じた鳴海一丸。その後、なぜか刀鍛冶の師匠の元へ舞い戻り、鍛冶場を借りることに。今度こそ一丸はゴルフを捨ててしまうのか? 渾身の一刀を打つ一丸の真意は?

IMPACT インパクト(20)

元刀鍛冶師の鳴海一丸が関東アマに出場。狙いはその先にある日本アマ。そこで宿敵・御園聖志と戦うことが一番の目標。ところが、その関東アマ初日で同組となった力石平蔵という老練ゴルファーが、あの手この手を使って一丸を潰しにかかった!

IMPACT インパクト(21)

ライバル・御園との勝負を日本アマでつけるべく、その出場資格を得るため、関東アマに乗り込んだ鳴海一丸。ところが、初日の同伴者に、一癖あるベテランゴルファー・力石がいた。案の定、一丸を陥れる罠を仕掛けてくる。一丸の予選通過は?

IMPACT インパクト(22)

関東アマ初日、ベテランアマ・力石の「仕掛け」にはまり、81というスコアをたたいてしまった一丸だが、2日目からプロはだしのショットを次々と決め、上位に進出。日本アマ出場がかかった33位以内をめざして、ショットが冴えてきた。

IMPACT インパクト(23)

日本女子アマ決勝ラウンドのマッチプレーに進んだ仙道桂のキャディは、なんと鳴海一丸。桂の意向とはいえ、一丸はキャディ初体験。はたしてこの急造コンビでどこまで勝ち進めるのか? 決勝ラウンド1回戦は、あの力石の娘・美香。熱戦開始!!

IMPACT インパクト(24)

日本女子アマで仙道桂のキャディを務める鳴海一丸。二人の次なる相手は、なんと韓国女子アマチャンピオン・金美姫。マッチプレー2回戦。一進一退の攻防はついにエクストラホールに突入する。体力勝負となった戦いに桂は耐えられるか。激闘決着。

IMPACT インパクト(25)

韓国女子アマチャンピオン・金美姫をプレーオフ7ホール目で破り、日本女子アマでベスト8に進出した仙道桂。キャディの一丸もマッチプレーの切るか切られるかの雰囲気に気合いが乗ってきた。次なる相手は大ベテランの安田千代。マッチプレーの熱戦は続く。

IMPACT インパクト(26)

日本女子アマで、大ベテランの安田千代に負けた仙道桂。そのキャディを務めた一丸は、自分に何が足りないのか気がつく。もう日本アマ開催まで時間がない中で一丸がとった手とは? そのうえ、ライバルの石塚一平がキャディになることが決定し……。

IMPACT インパクト(27)

いよいよ開幕した日本アマ。大信田プロの命により、ライバルである石塚一平がバッグを担ぐことになった一丸。序盤はちぐはぐだったコンビネーションも、ホールを重ねるごとにかみ合い始める。因縁の御園聖志との対決に向けて、予選ラウンド突破を目指す。

IMPACT インパクト(28)

アマチュアゴルファー最高峰「日本アマチュア選手権」の予選が開幕。因縁である御園と戦うには、16位までが絶対条件。そんなプレッシャーの中、一丸のキャディを務めていた一平が「クラブ超過」のミスを犯す。遠ざかる予選通過に向けて、巻き返しを開始する。

IMPACT インパクト(29)

日本アマチュア選手権予選。一平のミスなどにより、開始4ホールで7オーバーしてしまった一丸。しかし、心を折ることなく予選通過に向けて、一平との絶妙なコンビネーションでスコアを縮めていく。一方御園は、一丸の状況を気にしながらも軽々と予選通過する。

IMPACT インパクト(30)

日本アマチュア選手権予選。キャディを務めた一平の「クラブ超過」というミスにより、4罰打という重いハンディを背負うことになる。思わぬ苦戦を強いられることとなった一丸だったが、その後スコアを縮めていき決勝を賭けたプレーオフへと進出する。