皆で自分の考える日本名作漫画ランキングを作って検討しあってみませんか?※ネタバレを含むコメントです赤色エレジー (林静一) ④同棲時代 (上村一夫) ⑤娘の友達 (萩原あさ美) ⑥タコピーの原罪 (タイザン5) ❉順不同
月刊漫画ガロに載ったことのある作品で、電子書籍になっているもの赤色エレジー』 ◎ 福満しげゆき『まだ旅立ってもいないのに』『僕の小規模な失敗』 ◎ ますむらひろし『ヨネザアド物語』(アタゴオル外伝II ヨネザアド物語) ◎ 水木しげる『ガロ』版鬼太郎夜話 【水木しげる漫画大全集】 ◎ 山田花子『定本神の悪フザケ』『嘆きの天使』『花咲ける孤独』 ◎ やまだ紫『性悪猫』『しんきらり』 ◎ 山野一『四丁目の夕日』
いつか読もう読もうと思っていた赤色エレジーを読みました。正直に言うと「林静一=萩の月=イラストレーター」のイメージがあったので、最初は読んでいても1コマ1コマが静止画のように見えていたのですが、どんどんどんどん流れるように動き始めていくんですよ。主人公である貧乏な同棲カップル2人の職業がアニメーターなんですが、林静一先生もキャリアの最初はアニメーターからスタートされていたんですね。物語の中でも重要なセリフを彼女が言う前に扇風機の風で描いていたアニメのカットがバラバラと飛んでいくシーンがあるんですが、あそこが一番好きでした。でもラストもかっこいい…。これはまさに語り継がれていくべき一流の作品ですね。「ph4.5グッピーは死なない」も読みたいんですが電子書籍もないし、どうやって手に入れればいいんだろう。地道に古本屋を回るしかないのかな。