「棚橋を引きずり下ろすのは俺の役目」――そう意気込んで新日学園に入った内藤の前に立ちはだかったレインメーカー・オカダ。それは想像以上に苦しい闘いの始まりだった。「俺が立てた夢、絶対にあきらめねぇ!!」――新日本プロレスの内藤哲也を主人公として、IWGP王座を目指す男たちの熱闘を描いた学園バトルマンガ(ダ・ヴィンチニュースで連載)の1巻がついに刊行。プロレスファンにはお馴染の、あの盟友、あのライバルたちも続々登場。バックステージコメントやインタビューから抜粋した彼らの肉声をストーリーに織り込み、忠実かつドラマティックに、その関係性を描き出していく。ずっとプロレスを観続けてきた著者ならではの白熱したバトルシーンも必見。プロレス初心者には、試合をより深く楽しむための入門書としてお薦めです。巻末には、日常を描いた描き下ろしマンガ「新日学園DAYS」、内藤哲也選手のインタビューを収録、主人公である彼が選んだもっとも好きなシーンとは?
再起をかけて海外遠征へと旅立った内藤は、メキシコでロス・インゴベルナブレスに加入、それぞれが好き勝手に暴れるメンバーに触発され、日本でもこのスタイルを貫くことを決意する。帰国後、「トランキーロ あっせんなよ!」と傍若無人に振る舞う内藤に周囲が翻弄されるなか、彼は次々と“パレハ(仲間)”を招集し、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンを結成、新日学園での存在感を増していく。――新日本プロレスの内藤哲也を主人公として、IWGP王座を目指す男たちの熱闘を描いた学園バトルマンガ、ここに完結。プロレスファンにはお馴染の、あの盟友、あのライバルたちも続々登場。バックステージコメントやインタビューから抜粋した彼らのリアルな声をストーリーに織り込み、忠実かつドラマティックに、その関係性を描き出していく。ずっとプロレスを観続けてきた著者ならではの白熱したバトルシーンも必見。巻末には、描き下ろしマンガ「いつかの未来」、内藤哲也選手と高橋ヒロム選手の師弟対談を収録。【電子特典:新日学園 制服着こなしコレクション付き】
まず、わたしはプロレスファンである。 そして、内藤哲也アンチである。 推されてきた割に期待されてきた割になかなか花開かなくて、ロスインゴで急に人気出たけどロスインゴ別に内藤のオリジナルユニットじゃないんだし、言うほどスペイン語喋れないし、会社に推されてきた割にオカダに対して会社に推されてる人はいいねみたいなこと言うし って思ってきたのでこの作品を読むべきかどうか迷っていた。大アンチなので。 ファンからはこういう視点で見えているんだなあと納得しました。 推されていたのになかなか花開かなかった部分も含めて、泥臭さ不器用さを感じて応援している人たちがいるんですね。 そう考えると、真田とかBUSHIとかロスインゴのメンバー、内藤の歴史を語る上で欠かせないタイチもそういう魅力がある人ばかりだな…それは認めざるを得ないんだけど…内藤だってそうだよな… 実際の内藤うんぬんはさておいて、漫画の内藤は夢を追う若者として眩しく応援したくなります。 実際のオカダはもうちょっと可愛らしいところがあります。 普段新日本はそこまで見てなくて、インディー団体ばかり見ている者が言うのはアレですが プロレスは幅広くて面白い世界なんです。こういう学園ドラマを重ね合わせて見るもよし、イケメン選手の顔を見るもよし、レスリング技術の細かな部分に感動するもよし…どこからでもいいのでプロレス好きになってくれる人が増えたら嬉しいのです。