高2のエースピッチャー・西賀かなたは、子供のころから兄弟のように育った幼なじみの野球部キャプテン・東雲晴星とバッテリーを組んでいる。“兄”晴星に恋い焦がれるかなたの想いが通じ、ふたりは恋人同士に。かなた・晴星バッテリーの活躍で、煌成野球部は小樽代表となり、一躍注目選手となったかなた。そんなある日、野球場見学に出かけたかなたと晴星は、シニアリーグのチームメイトで、今は強豪校主将の天宮と再会。天宮は晴星に「一緒の大学に来い」と告げる。夜、天宮に呼び出されたかなたは、晴星と付き合っているのかと問われ、「彼氏」であると答える。そんなかなたに、天宮は、「晴星を愛している」と言い……!?