あらすじ

究極に進化した革新的合戦絵巻!!織田信長(おだ・のぶなが)軍、水の要害・伊勢長島城の一向衆を攻略!鉄砲を使った、史上最も苛烈なる包囲殲滅戦が始まる!!合戦場における主力武器は弓から鉄砲へ──日本の合戦が大きな転換点を迎えようとしていた激動の時代。武田(たけだ)、本願寺ら巨大勢力によって信長包囲網が完成されつつある中、織田軍の“時間との戦い”が始まる!!
センゴク天正記 1巻

日本史上最も失敗し挽回した武将・仙石権兵衛秀久(せんごく・ごんべえ・ひでひさ)の一代記!!「失敗した際は敵を討ち取って挽回すべし」時は戦国時代、天正年間。織田信長(おだ・のぶなが)は室町幕府を廃し、新政権を樹立する――。ここに信長が、容貌の勇壮なるを賞し、黄金の一錠にて家中に迎えた異彩の武士がいた。その名は仙石権兵衛秀久。齢二十二。史上最も失敗し、挽回した男である!!

センゴク天正記 2巻

究極に進化した革新的合戦絵巻!!織田信長(おだ・のぶなが)軍、水の要害・伊勢長島城の一向衆を攻略!鉄砲を使った、史上最も苛烈なる包囲殲滅戦が始まる!!合戦場における主力武器は弓から鉄砲へ──日本の合戦が大きな転換点を迎えようとしていた激動の時代。武田(たけだ)、本願寺ら巨大勢力によって信長包囲網が完成されつつある中、織田軍の“時間との戦い”が始まる!!

センゴク天正記 3巻

豪華絢爛、武将乱撃!!戦国最強の武将たちが長篠・設楽ヶ原に集う「長篠の合戦」、ついに開戦!!日本の合戦における戦術は、威嚇戦から殲滅戦へ、大きく変革しようとしていた。急速に勢力を拡大する織田(おだ)家と、最強軍団を擁する武田(たけだ)家。運命の地・長篠で、互いの存亡を賭した天下分け目の合戦が幕を開ける!!

センゴク天正記(4)

長篠・設楽ヶ原の地に当代最強の武将たちが集結。鳴り響く押し太鼓とともに武田(たけだ)最強の赤備え・山県(やまがた)隊が突撃し、ついに天下分け目の合戦は始まった!!押し寄せてくる武田軍を迎え撃つ、織田信長(おだ・のぶなが)の新たなる鉄砲戦術とは!?かつてない長篠合戦譚、最高潮!!

センゴク天正記(5)

長篠の合戦編、完結!!そして衝撃の新章開帳――!!織田(おだ)鉄砲隊の包囲一斉射撃により武田(たけだ)の主力部隊は殲滅された!!さらに武田最強の男・山県昌景(やまがた・まさかげ)までもが鉄砲隊の前に討死――!!壊滅状態となった武田軍は、不死身の鬼美濃・馬場信春(ばば・のぶはる)を殿軍に、悲壮なる撤退戦を始めるのだった!!“長篠の合戦編”、ここに完結す!!

センゴク天正記(6)

最先端の史料・取材によって描かれる[真説・手取川(てどりがわ)の合戦]、最新解釈!!信長(のぶなが)の越前侵攻によって、窮地に立たされた本願寺顕如(ほんがんじ・けんにょ)は信長打倒の切り札として、戦国最強の傭兵集団・雑賀(さいか)衆に協力を要請するのだった――。織田(おだ)、本願寺、そして上杉(うえすぎ)の、三つ巴のにらみ合いが過熱する!!

センゴク天正記(7)

上杉謙信(うえすぎ・けんしん)は信長(のぶなが)との同盟を破り、越中加賀の本願寺(ほんがんじ)と手を結んだ。ここに“越賀一和”が成立し、信長は再び包囲網に囲まれた。これを突破すべく信長は、本願寺の武力を支える戦国最強の鉄砲衆・雑賀(さいか)の攻略へと乗り出した!!

センゴク天正記(8)

包囲された七尾(ななお)城を救援すべく、ついに織田信長(おだ・のぶなが)は兵を挙げた。総大将・柴田勝家(しばた・かついえ)率いる軍勢は、上杉謙信(うえすぎ・けんしん)の勢力圏内へと侵攻。戦国史上においてただ一度、織田と上杉が直接ぶつかり合う“手取(てどり)川の合戦”は間近に迫った!!

センゴク天正記(9)

正面には百戦錬磨の上杉(うえすぎ)軍、背には手取(てどり)川の濁流が渦を巻く。絶体絶命の窮地にありながら、仙石(せんごく)は一筋の活路を求め、退くことなく進撃する!!手取川の合戦編ここに完結!!そして次なる戦場は播州(ばんしゅう)……西の大国・毛利(もうり)の軍勢が迫る!!

センゴク天正記(10)

織田(おだ)家は西国へと戦線を拡大、羽柴秀吉(はしば・ひでよし)による播磨(はりま)平定戦は容易に完遂されるかと思われた。だが突如、三木(みき)城主・別所長治(べっしょ・ながはる)が織田家に反旗を翻し、戦局は一変。決死の籠城を選んだ鉄血の播州人に、秀吉は完全包囲による補給断絶、容赦なき“干殺し”を決行する……!!

センゴク天正記(11)

播州(ばんしゅう)攻略編、最高潮!!羽柴秀吉(はしば・ひでよし)の築いた幾重もの付城群が、三木(みき)城主・別所長治(べっしょ・ながはる)を追い詰めてゆく。一方、竹中半兵衛(たけなか・はんべえ)の病状が刻一刻と悪化してゆく中、仙石(せんごく)にも、上津(こうづ)城奪取という重大な使命が課せられるのだった。多様な史料に基づき緻密に描写される、容易ならざる播州攻略戦、佳境へ!!

センゴク天正記(12)

仙石(せんごく)らが補給路の分断に尽力する中、三木(みき)城は兵糧攻めにより陥落寸前。羽柴秀吉(はしば・ひでよし)の播州(ばんしゅう)攻略は大詰めを迎える!一方、信長(のぶなが)の総攻撃開始の風聞に石山本願寺は大きく揺れていた……。和睦退去か、徹底抗戦か――岐路に立たされた法主・顕如(けんにょ)が、本願寺の未来を拓くべく決断を下す!!播州攻略編&本願寺焼塵編を完全収録!!信長vs.本願寺の十年戦争、決着の時!!

センゴク天正記(13)

中国攻略編[毛利草創の章][鳥取の渇(かつ)え殺しの章]開帳!!下剋上による競争が激化し揺れる織田(おだ)家中……。生き残りを懸ける羽柴秀吉(はしば・ひでよし)の次なる使命は、山陰山陽の覇者・毛利(もうり)家との全面戦争……!!毛利元就(もうり・もとなり)による遠大なる国造りとそれを受けついだ次世代の飛躍により、西国を統べる巨大国家の実体とは!?

センゴク天正記(14)

羽柴秀吉(はしば・ひでよし)の軍勢二万が、因幡(いなば)鳥取城を包囲した。一方、孤立した鳥取城中を束ねるは、毛利家随一の名将・吉川経家(きっかわ・つねいえ)。互いの顔が見えるほどの至近距離に対陣した名将同士が、かつてない“補給合戦”に挑む!!“人を動かす天才”羽柴秀吉による鉄壁の築城包囲戦……鳥取城渇(かつ)え殺しの凄惨なる結末とは!?

センゴク天正記(15)

天正十年織田(おだ)vs.武田(たけだ)、最後の合戦!!【武田征伐甲州崩れ編】天正記最終巻!連載時には入れられなかったシーンを加筆!!――合戦の勝利を重ねる織田信長(おだ・のぶなが)は、ついに武田勝頼(たけだ・かつより)の本拠である甲斐国への侵攻を宣言した!!急速に巨大化する織田家は、もはや誰にも止められないのか……。長篠の激戦より六年半の時を経て、織田・武田の決戦が始まる!!