あらすじ

酒宴の数だけ呑兵衛のこだわりあり、浪漫あり!!風情感じるストーブ酒場に、互いのこだわりがぶつかりあう山かけの食べ方討論などなど、読み応えありまくりの一冊!!恒例のお手軽レシピとコラムで読めば酒が進むこと間違いナシ!酒と肴をこよなく愛するサラリーマン・岩間宗達の酒楽歳時記、「酒のほそ道」ここに有り!!酒ほそを読みながら、今宵も一献、いかがです?ではでは片手に酒ほそ、片手にチューハイで、はいカンパ~イ!!
酒のほそ道 1巻

お酒を飲む時はお酒の味はもちろんだけど、季節、天気、お店、雰囲気、酒の肴…なども重要!より美味しく、より楽しく、お酒を飲みたい人に贈る「酒飲み」指南書!大雪、台風、大事件…年に何回かの「特殊な日」には外でお酒を!「非日常」は何よりの酒の肴!

酒のほそ道 2巻

にわか雨に降られ、紛れ込んだ路地の奥。そんなところに酒の店?入ってみると、趣味のいい上品な店内、美人なママ、料理はうまいし、値段も安い!でも、そういうお店に限って…!?

酒のほそ道 3巻

もし宝くじの1等が当たったら、自宅の地下に酒のテイスティングルームを作るとか、キレイどころを数人ひきつれて全国蔵元めぐりとか、いっぱい想像はふくらむけれど、まずはコタツで当たり券を前にして湯豆腐に焼酎で乾杯かな?

酒のほそ道 4巻

一年で一番夜が長い冬至の日、酒場の明かりも一段と輝き、まずは「あずきかぼちゃ」で一杯、それから「金銀融通そば」で一杯、それから「ゆず湯」に入ってビールを一杯、これぞ冬至の過ごし方!

酒のほそ道 5巻

連休を利用し、とある湖畔のバンガロー村へ。夕飯は「和牛の溶岩焼き」「鮭のちゃんちゃん焼き」「ニジマスの塩がま」。ところが鮭は黒コゲ、肉は生焼き、マスは釣れずで、結局カレーに。でもライス抜きのカレーをつまみにした酒がうまいことうまいこと。

酒のほそ道 6巻

海が見える露天風呂で一杯、部屋に戻ると舟盛りを肴にまた一杯、こんなゼイタクしていいんだろうか…と思ったら、もう帰る時間!?日帰り温泉はちょっとキビしいけど、帰りの電車でもビールを一杯!

酒のほそ道 7巻

酒の肴に「生うに」。パカパカ食わず、ほんのちょびっとつまんで口に運べば、ほわーっと海の香り。ここですかさず酒をふくむと、さらに海の香りが増幅して…。ほら、「生うに」と日本酒、呑みたくなった?

酒のほそ道 8巻

クリスマス・イブの夜、偶然会った宗達とかすみはフランス料理と赤ワインで乾杯。クリスマスイルミネーションを見て、ロマンチックになったふたりは……居酒屋で飲み直し!

酒のほそ道 9巻

居酒屋で、クーラーの直撃がイヤで席替えした宗達、次の席ではトイレの入口が丸見えだがら席替え、次は机の脚がガタガタするから席替え、次はお座敷へ移動して…!?

酒のほそ道 10巻

安くてウマいつまみの代表だった鯨が高級品に。松浦漬、さらし鯨、ベーコンに竜田揚げ、尾の身の刺身に珍味盛り合わせ、最後にハリハリ鍋!う~ん、やっぱり鯨の旨さは酒がすすみます!

酒のほそ道 11巻

鰯を下魚とバカにするなかれ!刺身になめろう、にぎりに塩焼き……特に梅雨どきの鰯は“入梅いわし”といってトロにも負けないほど脂がのっている。最初は「鰯なんて」と言っていたオジさんも…?

酒のほそ道 12巻

友人らとスキーに来た宗達。温泉での楽しみは、もちろん湯に浸かりながらの一杯。おみやげコーナーで買った酒と「ふきのとう味噌」を、ひっくり返さないように盆ではなく桶に入れて、チビリチビリとやればこれぞ極楽。

酒のほそ道 13巻

暑い日にはやっぱりビール。とるものもとりあえず、一気に飲んでノドを潤したところで、つまみは江戸前の穴子にシャコ、エビ…こうなると、もっと“いい風情”で呑みたくなるもので…。

酒のほそ道 14巻

酒の肴に“そばがき”。ピンとこないという人も多いのでは?蕎麦屋では板わさや天ダネなんかをつまみにして、蕎麦はシメ、が一般的。けれど、そばがきならちびちびとつまみにできて、ソバそのものを味わいながら飲める、というわけだ。というわけで宗達は今日もそばがきで一杯!

酒のほそ道 15巻

営業で、郊外の町を訪れていた宗達がたまたま見つけたあるお店。川が近くを流れるいい雰囲気で、宗達が注文したのは“鮎”!塩焼きで良し、煮付けで良し、燗をつけたお酒にもよく合って…。これぞ夏の渓谷の味!!

酒のほそ道 16巻

年がら年中ビールにチューハイ…たまには違うものが飲みたくなる。そこで宗達が出したのは何とスパークリングワイン。日本ではどうしてもパーティや祝いの席で飲むものと思われがちだけど、欧米では食前酒としてだけでなく、もっと気軽に飲まれているのだ。というわけで今夜はスパークリングワインで乾杯!

酒のほそ道 17巻

今日も仕事帰りにみんなで一杯!出てきたお通しに入っていたのはしらす干し。しかしそれを見て「ちりめんじゃこじゃないの?」という人も。しらす干しとちりめんじゃこ、その違いについて、宗達が得意のウンチクを…?

酒のほそ道 18巻

ひらめと言えば鯛と並ぶ高級魚。シコシコとした歯触り、繊細な風味、そしてエンガワの脂ののった美味しさ…。宗達もいろいろと語りたいウンチクがあるようですが、淡白な風味のひらめを食べている時くらい、もっと静かに食べてもいいのでは?

酒のほそ道 19巻

庶民の味方、アジ!たたき、塩焼き、唐揚げ…酒の肴にもってこいの千両役者だ。しかし最近では関アジのような“ブランドもの”のアジもよく見かける。そうした風潮に宗達は一言あるようで…。

酒のほそ道 20巻

今夜のメニューはしゃぶしゃぶ。ならば牛を…と思うなかれ。最近は豚しゃぶもブームなのだ。牛よりもさっぱりしていて安上がり、薬味の工夫でいろいろ楽しめる。旨味の詰まったスープにみそとラーメンを入れればシメまで充分楽しめる。これは牛よりも美味しいかも?

酒のほそ道 21巻

ちょっとオシャレな店に多い、オープンエアーの席。そこで飲むというのはハタから見ていると楽しそうだけど、いざ自分が座ってみると、通る人が皆こっちを見ているようで落ち着かない。それが男二人だったらなおさらだ。でもそこに女の子が加わればそれも気にならなくなるもので…。

酒のほそ道 22巻

コハダといえば思い浮かべるのは寿司屋。ほんのりした甘み、ふんわりとした柔らかさ…。しかし居酒屋のコハダは別もの。あくまで“酒の肴”であって、食通が喜ぶような寿司屋のコハダとは根本的に違うものなのだ。その違いを知らない若者が…?

酒のほそ道 23巻

居酒屋メニューでは珍しい“生姜焼き”。早速頼もうと思うのだが、そこで気になるのはその姿カタチ。厚からぬ薄からぬロース肉が3枚くらい焼かれているもの?それともブ厚いロース肉がドンと1枚のったポークジンジャーみたいなもの?いやいややっぱりバラ肉と野菜が山盛りになってなきゃ!と各々盛り上がりますが、果たしてこの店の生姜焼きとは?

酒のほそ道 24巻

キンメダイといえばやっぱり煮付け。しかし鮮度がいいものであれば刺身でも楽しめる。他にもカブトや釜めし…いろいろな楽しみ方で肴になる。ちょっと高価なのが難点ではあるけれど…。

酒のほそ道 25巻

CO2削減に協力して冷房をやめた飲み屋で生ビールを一杯!うーん、たまらないね~!だけどやっぱり暑くなってきたぞ。そんな時は団扇をパタパタして、冷やし焼きなすに冷や奴、ハモの落としと冷たいメニューだね。待て待て!「熱さをもって暑さを制す」で、焼酎のお湯割り、揚げ出し豆腐に柳川鍋だ!アチチチ…でも爽快じゃ~!

酒のほそ道 26巻

伊豆土産のわさび漬けをみんなでいただこう!でも酒粕を使っているわさび漬けは酒に合わないと思っている宗達(そうたつ)は浮かない顔。それはわさび漬けの実力を知らないからだと、わさび漬けのアレンジメニューを作るマスター。ササミのわさび漬け焼き、わさび漬け入り鉄火巻きにわさび漬け巻き、そしてとっておきのヤツは……!?

酒のほそ道 27巻

あ~今日は暑かった…この夏一番の暑さって言ってたもんな。キンキンに冷えたビールのもとへ、電車よ、急げ!!…と、そんな時に電車が運転見合わせ!待つ!?それとも歩く!?待望の一杯が、そこにある!!著者渾身の青森紀行編も収録!

酒のほそ道 28巻

呑兵衛の、年に二回のお楽しみといえば、これ!!夏・冬それぞれに刊行される単行本『酒のほそ道』。その最新刊、第28巻がいよいよ登場!!アイデア料理からプチ贅沢料理まで、酒を美味しくいただくための、呑兵衛の努力がここに集結。今巻も注目の酒肴が多数登場するが、年始早々に試してみたいのは「餅フォンデュ」。餅はツマミにならん!とお考えの方にもおすすめの一品。また、寒すぎて外出したくない時には「余り物晩酌」でしのぎたい。そして、暖かい季節が待ち遠しくなるのが、カツオの「塩タタキ」。タタキといえばポン酢のイメージだが、初ガツオの時期になったら是非とも塩でタタきたい!!読んでは呑み、呑んでは読みを繰り返したくなる一冊!!

酒のほそ道 29巻

季節とともに移り変わる旬の酒とツマミが勢ぞろい!!呑兵衛の心の書『酒のほそ道』最新29巻が満を持しての発売!!酒呑みなら誰もが共感してしまう「あるある」なエピソードが、今回も盛り沢山。居酒屋で、バーで、家で美味しそうに呑み食いする宗達には、思わず嫉妬してしまうかも。暑い夏の公園での昼食、ビールを呑みたくなったけれども仕事中だから呑めない!そんな宗達が口にしたノンアルコールビールの爽快感と言ったら…!!思わず真似をしたくなってしまうこと請け合い!!オリジナルのツマミレシピは今回も充実。一年中楽しめる、必読の一冊です!!

酒のほそ道 30巻

酒と肴の日々が詰まった大人気コミック『酒のほそ道』も、ついに30巻目!!たまらなく美味しい効果音が酒欲と食欲を心地よく刺激する…。読んだら必ずノドが鳴り、腹も鳴る…酒が恋しくなる!!酒にまつわるエピソード満載で、頷きっぱなしの共感度◎!!そんな風に、笑顔と心に癒しを与える一冊をアナタに!!呑めない人も、お酒を楽しむことの楽しさが分かる!!ユニークな肴のレシピもあるので、参考にしてみては…!?呑兵衛の指南書『酒のほそ道』で至福のひとときをご堪能あれ~!!!

酒のほそ道

原点にして頂点の酒漫画

酒のほそ道 ラズウェル細木
野愛
野愛

原点にして頂点という言葉をこの漫画に捧げたい!! 現代的なアイテムや背景が登場すればするほど、時代感のアップデートされなさが浮き彫りになっていく酒のほそ道。 楽しく美味しく呑めればいいじゃないかと言いながらもめんどくさい酒呑みばかりが登場し、でも結局みんな楽しければいいじゃないかというところに収束していく酒のほそ道。 アプデ前の人も後の人も、楽しくなるまで呑んで食べればそれでいいよね。自分がよければいいの極地がここにある。みんな自分勝手に楽しければいいんです! という空気感が絶妙に好きなんですよね。 めんどくさいこと言いながら、干渉し合っているよいでありながら自由に酒を楽しんでいる宗達がなんだかんだ好きなんだなあ。 自宅でつまみを作りながら酒を飲む回はレシピ漫画としても重宝するし、一人酒も飲み会もちょっといい店もいろんな酒の楽しみ方が学べる(?)のもいいところ。 時代に迎合することもなく、自分の信念を押し付けることもなく、適度にめんどくさいリアルなスタイルを貫いてくれる酒のほそ道が好きです。 誰よりもめんどくさいカスミちゃんがどんどん宗達に影響されてるのかわいい。めんどくさかわいい。