あらすじおけいと桃波を連れ、紀州橋本の旅籠「いろはや」に今宵の宿を求めた鶴次郎。だが、戸を開けるやいなや目にしたのは、まさに首をくくろうとする宿のあるじ夫婦の姿だった。間一髪それを思いとどまらせた鶴次郎だが……。