あらすじ時は西暦2036年。死都・東京で生き残っていた妊婦を救うため、渋谷の病院へと急ぐ荊(いばら)たち。だが、その行く手に立ちふさがったのは、最凶のコッペリオン・小津(おづ)姉妹だった!!第一師団と結託し、暴走を始める小津姉妹。彼女たちの恐るべき特殊能力を前に、荊は最大の危機を迎える――!!
原発ができメルトダウンした事により死の灰を被った東京の街に、放射線耐性の遺伝子を埋め込まれた少年少女達が生存者を救っていく物語 死の街となった東京で生まれた意味や、今を生きる人達を救っていく中での葛藤が描かれており、重めのストーリーでも感動が得られる 人形(コッペリオン)と称される少女達が創り出された命の葛藤の中、荒野と化した東京で新たに産まれる命を取り上げたシーンは冗談抜きで涙しそうになった... 当時タイムリー過ぎてアニメ化延期になったが、色々と考えさせられる物語でもあり、人間の業と欲が絶妙に描かれている良作だと思う