ホラー漫画界の巨匠・御茶漬海苔が描く、単行本未発表の社会派SFホラー&サスペンスの決定版! 自然を破壊し、大リゾート建設に邁進(まいしん)している世界的な巨大企業・西王グループ。彼等が次に着工しているのは、東京地下の巨大都市であった…。だがそこには建設に関するおぞましい陰謀と恐ろしい危険が待ち受けていた……。週刊誌記者・村岡は西王グループの闇を暴こうと、地下都市工事中の事故で夫を亡くした妻・宮本良子とのコンタクトに成功する。良子が村岡に話した驚愕の内容とは…!? 地下都市工事現場から突如出現する謎の巨大生物とは…!?
バブル期を感じさせる時代の作品。日本の大企業が東京に巨大な地下都市を作り、人口集中の問題の対策をしようとしているという設定で始まります。 そこには巨大な賄賂どころか殺人までも闇に葬って進めているという情報があり、主人公は調査をすることに。 地下都市は想像以上に広く、複数の階層に分けられていました。そこには巨大な植物のようなものが縦横無尽に根を張っており、地下都市は作るどころかもうすでに破壊されはじめていました。しかし、そこには巨大な恐るべき脅威があり…。 巨悪の渦に巻き込まれるように地下都市の作業員として危険な任務に挑みます。生命維持のためのスーツも破損した中で彼らはどうやって生き延びるのか? 続きが気になるのだが、3巻(9話目)のこれからという所で、第一部完であった。