あらすじノーベル文学賞候補作家、天才・龍平ナヲキの身に起きる突然の不幸。“ある未練”を抱え、幽霊となった 彼を見ることができるのは… 唯一サトリ世代JK・すずのみ!? 「若者言葉」を連発し、ナヲキの小説がさっぱり理解できない彼女を頼りに繰り広げられる… 前代未聞の文学コメディー!!!? あなたの心に書き記す“問題作”… いざ執筆開始―――!!!!
まず、龍平ナヲキ、これからって時にあんな風に亡くなるなんて最初の衝撃たるや。 亡くなったナヲキと現代を生きる高校生のすずの掛け合い、バランスがとにかく良かった。 ほっこりした気持ちにもなった。 すずのつまんないものは、つまんないって言う正直な性格がとても好きでした。 未練なくこの世を去るなんて無理なことなのかも知れないけど、悔いのないように日々生きたいものだなと思った。ナヲキも、現代で生きたかっただろうな。