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近藤静也は下着会社プリティで働く平凡なサラリーマン。しかし、その実体は関東最大の広域暴力団・新鮮組の総長の一人息子だった…。ある日、仕事をしている静也の元に、父の総長が狙撃されたとの一報が入る。静也は望まずして、新鮮組の三代目となってしまったのだった!!昼は、静かなる平社員。夜は、静かなるドン!!ドンの二重生活が始まった。
ローティーン向けの下着のアンケートで、幼女誘拐犯として静也の同僚、逃野が逮捕されてしまった。一方、新鮮組ではナンバー２の大幹部・鳴戸が組の金を持ち逃げして大騒ぎ。果たしてドンは二つのピンチを解決できるか!?
新宿で覚醒剤を大量に売りさばいている香港マフィア――。話し合いに応じない彼らに豪を煮やした生倉と肘方は、香港マフィア壊滅作戦に出ようとするが、ドンには名案が…!?
秋野さんの弟がヤクザになってしまった！足を洗わせてもらえるよう組長に掛け合いに行く秋野さんについていくドン。骨神会はドンの正体を知らずに弟の居場所を教えたが…
我を忘れて暴れた翌日、会社に出社したドンは、カタギの仕事があるおかげで自分は人間としてとどまっているのだと知る…そんな時、デザイナーの山本勘美は馬場さんとの婚約を発表！
鬼州組四代目坂本健がみずから東京に乗り込んでくる――!?大騒ぎの新鮮組だったが、鬼州組はなぜか岐阜に立ち寄り、いつまでたっても東京に来ない。四代目にはある秘密が…
五代目姐が秋野と間違われ殺されてしまう。秋野さんが殺されたと思いこんだドンは、たった一人で鬼州組戦闘部隊を相手に殴り込んだ。鬼州組最大派閥の天王寺組は解散したが、誰もドン一人の仕業とは知らなかった。
ドンが殺し屋Ｍｒ．Ｊに命を狙われている！殺し屋を影で糸引くのは女優・立木美沙子だった。一方、解散に追い込まれた天王寺組で、生き残った万間正造もドンを狙っていた。
瀕死のＭｒ．Ｊを連れ去ったのは立木美沙子だった。Ｍｒ．Ｊに復讐するために生きてきた立木だったが、殺すことができない。一方、鬼州組では「鬼州組の頭脳」とまで言われた海腐がついに出所して来て…
鬼州組との抗争を避けるため、ドンはある秘策を打ち出した。一方、新鮮組にカチ込みを入れ、死んだ水戸天狗組二代目・値張納堂の葬儀にドンが現れる。跡目を継いで水戸天狗組三代目になるのはなんと…!?
宿敵・鬼州組にやられっぱなしの新鮮組。ついに、ナンバー２の鳴戸が動く!!しかし、肝心のドンは、なぜかまだ動かない。組員たちのイライラは募り、爆発寸前!!新鮮組は生き残ることができるのか……!?ドン、目覚めよ!!
ついにドンは、最大の宿敵・鬼州組に囚われの身となってしまった。絶対絶命のドン。それを救出しようとする鳴戸。鬼州組の厚いカベを破るには……。秋野さんの手を借りることを思いついた鳴戸は、一か八かの賭けにでた。しかし、秋野さんは、結婚式を間近に控えていた!!ドン、最大の危機!!
鬼州組との激しい抗争の果てに、ドンの盾となってナンバー２の鳴戸が死んだ。絶望の淵にたたきこまれたドンは……。愛する女（秋野）を救うため、頼りになる男（鳴戸）を失ったいま、弔いの狼煙（のろし）を上げた!!
“この男を味方にした者は天下を取る”とまでいわれた龍宝が出所してきた。彼こそ鳴戸組ナンバー２。鳴戸亡きあと、ドンの右腕として新鮮組を支えてくれるものと思っていたが、生倉にうまくあやつられ、ドンに敵対するようになる……。
宿敵・鬼州組六代目は、凄腕の鉄人・海腐に決定した。一方、新鮮組は生倉のクーデターで、ドンは三代目の座をあっさり放棄してしまう。しかし、それが内部抗争に火をつけることになってしまった。宿命のライバル・生倉と肘方は新鮮組総長の座をめぐり、血で血を洗う争いを展開。ドンは再び三代目に返り咲くことを決意するが……。
静也と鬼州組六代目の娘・彩子が急接近!!愛する秋野さんが独立後、デザイナーとしてその才能が認められ、手の届かない所に行ってしまった寂しさからか……。宿敵の娘との恋に母親は、組織の利益を考え強引におしすすめるが……。
ドラマを観た記憶があって読み始めたけど、原作の方が断然いいです。 最初は、ただただサラリーマンとヤクザのギャップが面白く痛快と思って読んでいたけど、深みのあるストーリーに、どっぷりハマってしまいました。さすが80年代の漫画だけあって、オフィスにパソコンないとか、ダイアル式の電話とか、アキちゃんの髪型とか、ボディコンとか。それを楽しみつつも、二面性を持つ主人公にワクワクさせられっぱなし。さすが名作。男女問わず楽しめるマンガで一気に読みたい作品です。