榎本ナリコが野火ノビタ名義で発表した商業誌作品と、同人誌で発表した「新世紀エヴァンゲリオン」のパロディなどを収録した短編集の第1弾。自分の毎日には意味がないと考えて生きる会社員の前にたびたび現れる少女。まるで痴女のように迫る少女の誘惑から逃げようとする会社員だったが、会社の屋上でついに少女とセックスを……!?(収録作品:本能の少女/DiePuppe/逢魔ヶ時の少年売春/Coppelia/美貌の青空/金星/第3新東京市天使の詩)※双葉社刊行のコミックス第1巻を分冊しております。
【俺はきのう、委員長とセックスした――】「これが僕の本当の姿って言ったら?」受験生の駈は、進路のことよりも帰り道にたまに会う女の子のことを考える日々。運動部っぽい脚つき、うつむきがちの顔、長めのスカート…気が付くと目を離せずにいた。「おまえ、セックスしたことない?」彼女の正体はイヤミな同じクラスの委員長・朔だった。女装姿の朔は、目線に気づいていたというと、駈の身体に触れてきて――…。
「早くこいこい、人さらい。どこか遠くへ連れてって……。」才能も職も金もなく、天涯孤独だった小林が家出少年・アケチと出会った時、遠い昔の記憶がよみがえる…! この世にたった一人の誰かは、きっと近くにいる──。野火ノビタのハートウォーミングストーリーが登場!!
踏み荒らされた心に、希望は育つのか―― 高校教師の白井は、生徒の赤石に恋をする。男らしく明るい赤石が、昔片思いしていた同級生にとても似ていたのだ。臆病な自分が再び激しい恋に落ちたことに怯える白井。一方赤石は白井の控えめな目線に、すがすがしい恋の予感を覚えていた。でも……? 熱い涙がこぼれるまでの、長い恋の物語。
「好きなんだ… 友達と… してじゃなくて」三和の告白の後も、加藤は親友として振る舞おうとする。やわらかな否定…。オレの気持ちは変わらない… だけど達成できない恋なら、手放したほうがいいの…? そこへ三和を好きだという保科が現れ――。