旅をしたくなる作品ですよね。 旅をして、色んな人に出会い、そこで成長していく哲郎。 未知なる場所へ行くドキドキと、メーテルのドキドキだったりで忙しい作品ですね。 アニメの歌が大好きだったので、カラオケに行ったら必ず歌っています。 恐らく直近だとゴダイゴよりも歌っていると思います。
小学校の図書館にあって初めて衝撃を受けたのは忘れない 漫画ってこんなに面白いんだ!と自分の漫画観を変えたとも言える作品 ただ図書館には途中の巻数がなく、どこに行ったら買えるかも分からず、数年間完結を知る事が出来なかった苦渋の作品でもある... 機械の身体を得る為にメーテルと色々な星を巡り成長していく鉄朗と、ミステリアスでもあり母親の様でもあるメーテルとの銀河の旅は、まるで綺麗な映画を見ている印象を覚えた 悲しいストーリーやキャラクターも登場するので、感情の起伏を与えられる良作 数年越しに鉄朗とメーテルの旅の終着を見られた時は感動したよなぁ...色々な意味で
アンドロイド達の意思を受けついで人間に復讐をする子供型アンドロイド「ダイバー0」が主人公。初期は人間への復讐がメインですが、途中から松本零士の名キャラクター「キャプテンハーロック」が登場してからハーロックがダイバー0の師匠みたいな形になっていく。途中で「ダイバー0」がいろんな経験やハーロックとの話で心境の変化が出てこれからというところで終わる。 これ個人的に「ワダチ」と同じぐらい好き
松本零士のマンガは色々読んでるけど個人的にはトップクラスに好きな作品なのがこの「ワダチ」 最初は他の四畳半シリーズと同じように"大下宿荘"の四畳半でトリさんやネコともにワダチが暮らしている。初期の話によっては無茶苦茶暗くこれからどうなるんだ思う内容だが途中で出会う佐渡酒造によってその後の人生が変わっていく。 途中から「カミヨ計画」などのハードな内容になっていくがやはり松本零士のマンガに主人公らしく「約束は守る」「卑怯な真似はしない」「借りは作らない」という生き方なのでいい。ただ全編通して暗い... 前時代的な話も多く令和ではわかりにくい話かもしれないがこういう精神は持ち続けていたい
松本零士の漫画でよく登場する「時間の輪」の話で過去/現在/未来は循環していしてその輪の中で生き続けるミライザーバンが主人公。内容はミライザーバンを狙うコスモナータや ドクラス星人や100世紀の未来からきたゼンペストとなど戦う。 20年ぶりぐらいに読んだけど、記憶が松本零士の「ダイバー0」と内容が混ざって覚えていた。
戦場まんがシリーズ + ザ・コクピットシリーズ + ハードメタル + ケースハードがまとまっている短編集。ちゃんと確認していないけど重弾道シリーズも入っているのかな 大雑把な括りとして以下のような感じです。 戦場まんがシリーズ:「週刊少年サンデー」「COM」「プレイコミック」に掲載 ザ・コクピットシリーズ : ビッグコミックオリジナルに掲載 重弾道シリーズ: ザ・コクピットシリーズの後に不定期でビッグコミックに掲載 ハードメタル: ビッグコミックに掲載 ケースハード:ビッグゴールドに掲載 長い期間で少年誌から青年誌などのいろいろ雑誌で掲載していたので性描写があったりなかったり、絵の感じが全然違ったりする。 全シリーズ読んでるけど、やっぱり戦場まんがシリーズの「パイロットハンター」「スタンレーの魔女」「音速雷撃隊」「鉄の竜騎兵」が好きだな
昔、といっても1990年代あたりまでは、おいどんみたいな学生ってけっこういたものです。大学時代の私の周りにもそんな人たちが集まっていました。無芸大食人畜無害。キノコが生えそうな湿度の高い部屋に住んでいたり、人がよくてすぐだまされたり、曲がったことが嫌いで馬鹿を見たり…。まったく同じではないですが、みんなおいどんの一部をもっていたんですよ。だからかもしれません。大学生のとき、初めて最終巻まで読んだあとは喪失感でいっぱいになりました。おいどんのことをもう他人とは思えなくなっていたんですね。劇中の下宿館のバーサンみたいにしんみりしてしまいました。今ではあのラストについてはこう思っています。おいどんも私の友人たちのように、進むべき道をみつけたからあんな行動に出たのだ、と。きっとどこかであのサルマタの怪人は元気に暮らしているのでしょう。でもやっぱり、何度読んでも古い写真を見返しているようで、少し寂しくなるのは変わらないんですけどね。
おそらく私が読んだ漫画単行本の中で、最も読み返したのがこの作品。あらためて読まなくてもエピソードはソラで出てきます。ガラスのクレア、戦士の銃、合成ラーメン、泥のメ―テル、サケザン、ホロホロ、時間城の海賊、化石化ガス雲、トレーダー分岐点、蛍の街…。本がボロボロなるまで読みましたからね。なぜ、そんなに好きだったかというと、まずはコンパクトだったから。基本は一話完結。停車駅の滞在時間はその星の一日で、その日に事件が起きて解決する。そして冷静で大人のメ―テルと、希望に燃える若者・鉄郎というわかりやすい構図。さらに人類の愚かな歴史に見立てたストーリー・ライン。自分の精神が柔らかいころに、この物語はどんな教科書より多くの刺激を与えてくれました。自分にとっていい時代に巡り合えたのでしょうね。ですから、この作品を読むときは、いつも少年に還ったような気がします。なので我が心の999はこの14巻までのみ。このアンドロメダ編以降はもはや違う作品だと思うのですが皆さんはどうでしょうか。
松本零士作品の中では珍しい部類である、実在の人物・平賀源内を題材にした物語。微妙にSFテイストも入っており、ある意味、とてもロマンチックな作品になっています。というのも、この作品は源内の親友である赤松の精蔵の視点で描かれていて、その目線というのが、著者の思い入れまるだしなんですね。著者の特徴であるモノローグのせりふもいつもより気持ちが入っていて、どんだけ詩人なんだよっ、て突っ込みたくなります。ストーリーも、冒頭こそ新しい技術に胸を躍らせる青年時代の源内と、彼といっしょに伊予から出てきた少々抜けてる精蔵と、わかりやすい主人公と脇役という設定なのですが、やがてこの関係も思い入れが強すぎて微妙に変化。2人が歳を取ってからはなんとなく関係が逆転してしまうことに。読めば精蔵は著者の分身であることは明らかで、まるで「俺が友を語るんだ」といわんばかり。この辺、あとがきにネタばらしがありますが、たとえ書いてなくても「昔からの知り合いのような気がしてきた」なんて気持ちだだ漏れですよ。
私が今住んでいるアパートは、一説には東京オリンピックと同じ時期に建てられたともいわれる年代物です。当然、フローリングではなく畳敷き。床にビー玉を置くと、勝手に転がっていきます。 口さがない友人たちからは「男おいどんハウス」とか「どくだみ荘」など呼ばれ、端的に「女にもてなさそう部屋」とまで言われています。でも、「おいどんと一緒ならそれもいいかな」なんて思ってしまうのです。それに我が家は6畳なので、おいどんの四畳半よりは1.5倍マシなはずなのです。 『男おいどん』は、『宇宙海賊キャプテンハーロック』や『ガンフロンティア』といったフロンティア精神に溢れた男らしい男を書かせたら日本一の松本零士が、それらに先駆けて書いた、それはそれは、男らしさが空回りした青年の物語です。類似作品に『元祖大四畳半大物語』『聖凡人伝』『ワダチ』などがあります。 九州から上京した大山昇太は、大学を目指して、働きながら夜間の学校に通っています。トラブルを起こして勤め先をクビになり、当然ながら勉強をしている余裕はありません。けれど周囲にはたくさんの女性が登場し、なぜか昇太に優しくしますが、なにひとつ進展はありません。「おいどんには春がきたど!!」なんて言いますが、目当ての男性の気を引くために利用されただけだったり、元彼にかっさらわれていったり、結局はいつもの四畳半で一人涙に暮れながら寝ることになるのです。 おいどんのセリフはいちいちたまりません。松本零士作品は名台詞の宝庫ですが、『男おいどん』も、どのページをみても名台詞だらけです。 「でもねー あいつらはみんな将来への軌道にのってちゃんとやっとるんよねー」「なんだくそっ おいどんは先が長いんだど くそ おのれくそ」「てめーら ろくな死に方はせんのど というてみてもすききらいは女のほうのみかたしだい こりゃだれをもうらめんねー」 何者でもないというコンプレックスと、結局何者にもなれないんだという諦観が合わさったおいどんは、“前向きだけど後ろ向き”という不思議なキャラクター性をもっています。未来も女性も、決して手に入らないとわかりながらも、求め続けるその姿に、同じような家に住んでいる私は感情移入してしまうのです。 永遠のモラトリアムを過ごしたおいどんは、最後にどうなってしまったのか、それはみなさんに読んでいただければと思います。
旅をしたくなる作品ですよね。 旅をして、色んな人に出会い、そこで成長していく哲郎。 未知なる場所へ行くドキドキと、メーテルのドキドキだったりで忙しい作品ですね。 アニメの歌が大好きだったので、カラオケに行ったら必ず歌っています。 恐らく直近だとゴダイゴよりも歌っていると思います。