「殺人人形(キリング・ドール)」のコードネームを持つ少年・結(ゆい)。彼は「組織」によって戦闘の妨げになるような感情が芽生えないように育てられた暗殺者だった。人の殺し方は知っていても涙の流し方は知らない結は、与えられた「任務」を冷たく遂行してゆく――。人との接し方が分からず、周りと距離を置いていた結だが、萌子という少女から懐かれてしまい仕方なく相手をすることに。だが新たに与えられた任務の内容は…。
中学2年生の藤崎砂名は、16歳のアイドル・麻生水城とそっくりな顔が嫌いだった。なぜなら彼の正体は、実年齢29歳の砂名の実父だったからだ。ある日、忘れ物を届けるようにと言われテレビ局を訪れた砂名は、「麻生水城」と間違われて、機材の下敷きにされてしまい――!? くさなぎ俊祈が描く不朽の名作、その新章がついに開幕!!¶
お金もない、家もない――。東京の路上でよりそうそうに暮らす拓巳、智、和宏、真朝たち。タイトロープな毎日に青春を重ね合わせる彼らの見つめる先には何が!? 教会の孤児院育ちで自称神父様の智、手先が器用で盗みを得意としている拓巳、モデルガンをいつも肌身離さず持ち歩いている自殺志願者の和宏、毎日のように女の子と遊び歩いている真朝。何の共通点もない4人がなぜ一緒にいるのか。また、なぜ路上生活をしているのかは謎。雪の降るとても寒いある朝、拓巳が目を覚さますと和宏が高熱を出していた。智が薬を買いに行くと言って出かけていったが帰ってこなくなってしまい、一方熱で倒れている和宏は昔のある出来事を思い出していた――。
異母兄弟の羽曳野凜と桐条緋生。互いに関わらないようにしてきた二人だったが、凜を守るため、緋生は命を失ってしまう。それは、「死神の札(アルカナ)」と「死狗(イヌ)」が生み出された瞬間。新たな鎖に縛られた二人の運命は――。
中学2年生の藤崎砂名は、16歳のアイドル・麻生水城とそっくりの顔が嫌いだった。なぜなら、水城の正体は、実年齢29歳の砂名の父親だった――。くさなぎ俊祈が描く大人気シリーズ「少年進化論」。「Pocke」「クリムゾン」で連載された「少年進化論」「少年進化論plus」、そして「マーガレット」で連載された「少年進化論」をまとめ、「新装版少年進化論」として毎月1冊ずつ刊行開始!カバーイラストはくさなぎ俊祈先生の描き下ろし!!