1783年、国籍不明の捕鯨船が小笠原沖で難破した。その船に奴隷として乗っていた生死郎と黒人のキングは、九死に一生を得て日本へと上陸するが・・・外国人から見た江戸時代を描く、新感覚時代劇画!
美術品世界の「首都」・ロンドンにその名をとどろかすオークション・ハウス「オリバー社」。そこに父母の仇への復讐の二文字を胸に秘め、類まれなる鑑定眼と贋作技術を武器に活躍する日本人がいた。――その男の名は柳宗厳!!
ドイツの自動車実験場に人形係としてやってきた、日本人技術者、渡胸俊介。彼が作り出す実験人形はあまりにも人間にそっくりだった!
ホモ・サピエンスの対極に位置する存在、それがホモ・エレクトロ・メカニクス、通称HEM!かつて第二次大戦で作り出された人造人間たちは、その技術とともに地下に潜伏し、時を待っていた。電子機械人間――HEMの兄と妹をもつマッキ―!!3人は現代によみがえったヒトラーの野望をくいとめることができるのか!?
謎の女・マギーに生命(いのち)を捧げた献身と捨身の男・姿羅門(バラモン)のジョー。暗殺教団”サッグ”の殺人技を持つ恐るべし飼犬(ドッグ)・・・・・・「マギー’S犬(ドッグ」!!
ヤクザの胆平が出入りの途中で偶然出会った女の子は魔女だった!しかもお互いが一目惚れしてしまったから、さぁ大変。人間と魔女の愛を描く、異色のラブコメ大作!
女性社員だけで構成されたオーラ化粧品・営業三課。そんな女の園へ突然配属されてしまった新入社員・雲竜桃一郎(うんりゅう・とういちろう)。課長も社員も全員オンナ! しかも美女揃いのハーレム課で、普通の男ならウハウハ状態になる所だが……桃一郎はならなかった。桃一郎は生まれ育った家の環境のせいで女性が苦手なのだ。そしてその裏には、彼自身も知らない雲竜家の歴史が絡んでいて……!? 女性だらけの化粧品会社を舞台に、様々な人間関係が複雑に絡み合っていく!
【フルカラー作品】紀元前70年にエジプトに誕生したクレオパトラ。かつての強い王朝を復活させ、エジプトを守るためなら、娼婦にもなろう、という強い意思を持つ古代エジプトの女王・クレオパトラの血みどろの権力闘争と一途な愛。『女帝』の倉科遼を原作者に迎え、権力と愛の狭間で悶える美貌のクレオパトラの肉体と心をスーパーリアル描写の叶精作が見事に描く“女帝パワーアップ世界版”!
完全な美貌とスタイルを誇る暗殺請負人マギーと暗殺教団“サッグ”に所属する凄腕殺し屋でありながらマギーに絶対服従を誓うJr。異色SMコンビが大胆、華麗に依頼された殺しを請け負う。ダミーオスカーの巨匠叶精作が贈る、SEXY&バイオレンス!!
【Cool Beauty】女性の艶を表現することにおいては格別に評価の高い叶精作。氏の描く線の持つ色気を堪能してもらえるよう、アダルトな女性のイラストで構成。かつて『GORO』という雑誌があったことをご存知だろうか? 1974年に創刊し、1992年の最終号まで女性グラビアから漫画、新車情報、その時々の若者の流行や風俗を取り上げ絶大な人気を誇っていた。篠山紀信の「激写」シリーズも「GORO」だ。その中に異色を放つ漫画が連載されていた。それが「実験人形ダミー・オスカー」。小池一夫原作、叶精作作画によるハードボイルド・セクシーコミックだ。小池一夫のストーリー展開はもちろん読者を引き込んで止まないのであるが、同様に読者を魅了したのは叶精作の描く絵であったといえる。劇画と呼ばれる分野の中でも特に精密な絵を描く叶の手によって、登場人物は活き活きとまるで吐く息すら感じられるような色気を放っていた。特に男性読者は、描かれた女性の艶っぽさに夢中にさせられたのではないだろうか。その後も様々な連載作品等を世に送り出す中、いち早くIllusutratorやPhotoshopといったソフトを取り入れ、進化してきた叶精作。そのイラストを、制作の手法を紹介するメイキングも交えながらカテゴリー別に収録。叶氏のテクニックの一端を垣間見ることができるHow to本としても楽しめる内容になっている。
裏社会から財政界まで世界を股にかけ暗躍する天才整形医、神 技一郎。彼の神業的手術テクニックは、顔かたちを別人ものに変え、患者の運命をも変えてしまう。今日も世界のどこかで不可能を可能にする神のメスが、迷える患者の運命を切り拓くのだった… 今回は、豪華な2巻合本配信!!
「神 枝一郎」は裏社会で暗躍する整形医で、患者の顔を全くの別人に変えてしまう程の神業をもっている。その為、彼の存在を知っている人々は【神の仕業】と称えていた。その神がワシントンでオペラを観劇中、依頼主が神の元に現れる。依頼主は連邦保安局の人間で、大きな出来事の証人キャシーが消されてしまい、そのキャシーと全く同じ人を神の仕業によって造り出して欲しいとの依頼だった!連邦保安局側で手術する前からすでにキャシーに似た人物を用意していたのだが、神は『無理だな』と言う。だが、その場にいたキャシーの母を見て彼女を手術するなら依頼を受けると言うが、体も年齢も全く違う人物を神はどのように造りあげるというのか…!?
「世の中に 怪異などはございません」 叶精作渾身のサスペンスミステリ時代劇! 時は18世紀中期、江戸。怪異と合理、人の法と物の怪が混在する近世の大都市に、己の気の赴くまま、怪事件に首を突っ込む男がいた。その名は本草学者・平賀源内。江戸で遊学中の彼は、解剖大好きマッド蘭方医・杉田玄白らと組んで、江戸の怪事件をさぐっていく。『コミック乱ツインズ』本誌トップ人気連載。No.1艶絵師【叶精作】4年ぶりの新作単行本!! 面妖怪奇な江戸の闇を知性で斬る エンタメサスペンス時代劇、堂々の開幕! (著者) 漫画:叶精作 漫画家、イラストレーター。70年代より小池一夫原作の『オークション・ハウス』『実験人形ダミー・オスカー』など青年向け漫画が人気を博し、現在は時代劇誌でも活躍。photoshopでのデジタル作画の先駆者としても評価されている。シナリオ:天沢彰 脚本家・劇作家・小説家。多数のテレビドラマ、テレビアニメの脚本の他、近作に小説『お江戸子ども捕物帳』(文研出版)など。また、漫画『剣客商売』(漫画:大島やすいち/原案:池波正太郎 リイド社)の脚色も手がけている。
都内・某所の店で警部補の「犬飼圭司」は張り込みをしていた。すると、ターゲットの男が現れて店内に入って行く姿を確認。後をつけようと動きだすと、麻薬捜査官が現れて強引にターゲットを横取りされてしまう。納得いかない犬飼だったが、店の外で待っていると数発の銃声が!すぐに裏口にまわるとターゲットを発見し格闘の末、現行犯逮捕に成功した。…しかし、取り押さえた際に犯人は犬飼のポケットに『謎のUSBメモリー』をひっそりと入れていた。そのUSBメモリーの力によって、その後に犬飼は全てを失ってしまい…。人生の絶望を経験した犬飼は警察組織の良犬から一匹狼の餓狼として、金・権力を手にして堕悪な支配者になる為に動き出す…!!
屈指のゼネコン・五代産業の三男に生まれながら、養子に出され平穏な人生を送ってきた和也。しかしある日、何者かが彼を五代産業の後継者にしようと画策し始めた!だが和也には別の思惑があり……?
愛した女に裏切られ、信じた男に騙される…。男と女のはかない『恋芝居』の裏舞台。夜にうごめく人々の赤裸々な生き様を描いた人生ドラマ
「美味しんぼ」で知られる雁屋哲原作のサスペンス復讐物。世界的に有名なピアニストでありながら家族を殺された組織に復讐する。
小池一夫プロデュースの伝説の漫画誌が再編集しここに発刊! 小池一夫と庵野秀明の対談から、叶精作新境地のJAZZ漫画、弐十手物語の神江里見、幻の遺稿まで収録。他にも新人作家の意欲作などコンテンツ目白押し!
ヒットラーの息子と呼ばれる世界犯罪者同盟の殺し屋、ボタンは組織を裏切り日本へ逃亡する途中で記憶を失ってしまう。徐々に記憶を取り戻すうちに自分はヒトラーの遺伝子を持つことを知る。しかし自分は何者なのか、同時に衝撃の事実も知ってしまうのだった。
互いに復讐心を燃やす4人に命ぜられたのは、一つとなり生きること!!! 小堀洋・叶精作の最強コンビがはなつ本格時代劇! 表題作のほか、『上意五十年』、『はしりがね(原作:あきづき笙)』を収録。
暴力を超暴力で裁く…それが『ザ・コップ』特殺官!! 社会という仕組みの中には、裁かれる暴力と、裁かれぬ暴力とが存在している! 法に違反する暴力は非合法と呼ばれ摘発される。しかし、法の名のもとに行われる暴力、すなわち、合法をかくれ蓑にした暴力は一体誰が裁くのか?
信じていた者達に次々と裏切られ、全てを失った主人公・犬飼。純粋で真っ直ぐだった男が一変、金・権力・欲望全てを食らう“餓狼”となった。そして欲望が渦巻く堕悪な世界の支配者に…… 巨匠入魂のクライム・ストーリー!!1、2巻の合本で豪華配信!!
西ドイツの自動車メーカー・フォルクスワーゲン社に実験人形製作係として招聘(しょうへい)された渡胸俊介。彼は日本屈指の技術者であり、人形作りに並々ならぬ信念を持つ男だ。俊介が会社側から要請された人形と作りたい人形には隔たりがあったが、その隔たりを埋めるべく彼は、驚愕するほど精緻な実験人形をつくりだしたのだった!
総会屋の大物と暴力団組長、不動産会社社長の三人が雀荘で惨殺された。そこで、警視庁の要請を受け、インターポール(国際刑事警察機構)の係官が来日した。事件現場に残っていた黒い麻雀牌がきっかけで、世界中に指名手配されている殺し屋「危険墨斎(ションパイボクサイ)」という名の男が浮上する……。小池一夫原作、叶精作作画のゲキガ師弟コンビが描くミステリーギャンブルコミック! 世界中に指名手配されている一級の殺し屋と彼を追ってやって来たインターポールの女捜査官との息詰まる戦い。1976年5月「漫画レッド」(芸文社)掲載。