井戸に落ちて死んだじいさんが井戸の壁に刻み込んだ日記をまとめて、それが公民館に置いてるのが面白すぎてツボでした。とりあえず佐藤さんには44歳以降も生き続けてほしい。
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 相変わらず柘植文の漫画はおもしろいな。「ひとりぶらりごはん」ということで一人でいろんな店に入って飯を食べるが飯本編よりも他の客の描写が面白い ・特に好きなところは? 喫茶店のツンデレ華道。実際見たら笑いを堪える自信がないね ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 柘植文の漫画は寝る前に読むのにちょうどいいのが多くていいな。
80年代に子供時代を過ごしたと思われる作者が、輝ける懐かしの80年代の子供たちの日常を描写した作品です! わたしもおそらく同年代で、かなり懐かしいモノやあるあるな出来事が満載でした!! ゆかいなとこやさんや宝石箱アイスなどとても懐かしかったです!同時代に小学生時代を過ごし、懐かしい気持ちに浸りたいって方にはオススメできると思います!!
1人旅と1人飲みって憧れるけどハードルが高いですが、この漫画を読むと「あ、自分でも出来そう!やりたい!」と思えるのがいいです。まず事前にネットで入念に下調べをするところから始まり、現地で店構えを確認して何か違うと感じたら別の店に行くのも全然あり!なところが「常連でもない店にスマートに入れないのはしょうがない!無様でもいいじゃない!」と肯定してくれます。そもそもそんなに高い店に行ってないのでとっても真似しやすいんです。 たま〜に「思ってたより美味しくなかった…」っていう感想があるのも、誰ともシェアしないで食べる1人ご飯だからショックが残るのよね〜と共感しました。後半はコロナ禍になったのでお取り寄せして自宅で食べる話も多かったですが、ぜひぜひ続編も刊行して欲しいです。絶対買います!
どこにも向かってなくて誰も傷つけないけどふわっと面白い。そんな漫画。 中川いさみの「クマのプー太郎」に中学1年の頃にドハマリ(今思い出せばあんなに笑った漫画はないかもしれないが、思春期ならではの笑いだった可能性が否めない)したのだが、その"中川いさみ感"と、著者の代表作(と言っていいと思う)の「野田ともうします。」のゆるい感じをミックスしたような、ふんわり日常感があり、ずっと読んでいたい気持ちにさせてくれます。 画像は幸子さんがキモいところです。
元彼との思い出のシーツを切り刻んで持ち歩いてたり、婚活パーティーで知り合った男に欠陥住宅買わされたりしながらも幸子はなんだかんだ幸せそうです。 真面目な公務員である自分とは違う危うい男に惹かれちゃうところも、愛を求めつつも1人を満喫してるところも、アルゼンチンタンゴの先生(おじいちゃん)と駆け引きしてるところもいいんですよね。善良そうに見えてそうでもないところが絶妙に魅力的です。 役所の仕事仲間たちが言うように、別に結婚しなくてもいいのでは?と思いますが婚活に精を出す幸子がそれはそれで楽しそうなので見守りたくなります。 家の傾斜利用してお団子作るなんていい女だなあ…。
幸子は婚活パーティーで出会った男から欠陥マンションを買わされたり全体的に不幸体質だけど、自分のこと嫌いになったりしないしブレずに婚活を続けるマイペースなところが強いですよね。基本的にはシュールなギャグ漫画なんだけど、年が近い自分は幸子のことを素直に笑えなかったりもする。でも幸子に共感するとも違うんだよな。「幸子、生きてんなぁ…」と思いながら読んでます。 せっかく毎月連載を追ってるのでこれからは感想を書いてこうと思います!
童話や昔話をモチーフにして新しい解釈を加えたショートストーリー集。柘植文先生の絵のタッチがテーマによくハマってます。 こういう風に、昔話をサンプリングっぽく再構築するやつ大好きですね。 シニカルな笑いと変なオチばかりなので、タイトルの通り「子供に読ませなくてもいい」漫画なのは間違いないですが大人に限らず、おませちゃんな子供が読んでもいいと思いますね。 昔話のおかしな点をツッコんだり、現代人の生活に置き換えたりと話のバリエーションがとても豊かです。ただ、各原作のオチを意識しながら読まないと、漫画のオチの意味がわからなくなる回があったり…。その場合は最後の、”このお話のポイント”を読めば「ああ、そういうことか」となるので安心。 2巻の最後には、おまけ昔話「桃太郎と犬」が収録されていて、これがまた秀逸なお話なのでした。
ませちゃんとヒロ君(盛乳小学校の2年生)のやりとりが楽しい漫画です。内容はソフトな下ネタから大人をドキッとさせるものまであり、小中学生が気になって仕方ないような、誰でも親に聞いてしまうような事柄です。おませな可愛らしさがあり、いやらしくない所が良いですね。
「天然コケッコー」が映画化された時に描き下ろされた読み切り3本が収録されているということで購入しました。大沢くんがそよちゃんを好きになった瞬間が描かれていて、本当に読んでよかったと思いました…。 書き切れない位たくさんの漫画家さんが漫画やイラストを寄せているのですが、紡木たく先生ファンの方は必読なんじゃないかと思います。くらもち先生と対談されているのですが、紡木先生のデビュー間もない頃から仲が良いそうで、お互いに影響されたという貴重なお話を楽しそうにしていらっしゃるんです。ここでしか知ることが出来ないこともあると思いますよ!
井戸に落ちて死んだじいさんが井戸の壁に刻み込んだ日記をまとめて、それが公民館に置いてるのが面白すぎてツボでした。とりあえず佐藤さんには44歳以降も生き続けてほしい。