上田美和のプロフィール

上田 美和(うえだ みわ、9月29日 - )は、日本の漫画家。兵庫県加古郡稲美町出身。稲美町立稲美中学校・兵庫県立東播磨高等学校卒業。
1985年、『別冊フレンドDX Juliet』(講談社)5月号に掲載された「桃色媚薬」でデビュー。以後、『別冊フレンド』(講談社)を中心に活躍。1999年、「ピーチガール」で第23回講談社漫画賞少女部門を受賞。同作は、テレビアニメ化や台湾で「ピーチガール〜蜜桃女孩〜」のタイトルでテレビドラマ化され、作者の代表作である。

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ピーチガール 新装版

ガングロギャルとか

ピーチガール 新装版 上田美和
ゆゆゆ
ゆゆゆ

元水泳部でこんがり焼けた肌、塩素で赤くなった髪の毛と、一見遊んでいそうな見た目、吊り目で強気そうな顔立ちの、内面は純粋で真面目なもも。 そして、もものオトモダチとして仲良くする、なんでも欲しがる、分かりやすく悪役の(なので見ていてイラッとしてくる)さえ。 ももが好きな同じ中学校出身のとーじ。 とーじを奪われまいと適当に指さしてしまった、学年一のモテ男の岡安。 彼女たち4人による、ドキドキハラハラ恋愛漫画「ピーチガール」。 帰省して、ふと思い出したこの漫画。 たしかガングロと呼ばれたお肌こんがりファッションが若者の間で流行っていた頃に本誌で読んでいた漫画だ。 あの頃テレビでは、ヤマンバのような髪型をしたチョコレート色の顔のギャルが「黒人みたいになりたーい」と言って、日焼けサロンに通う姿を特集していたのを覚えている。 今だと、プールで日焼けして、色素が抜けているくらいでどうして主人公は勘違いされてるの?となるかもしれないけど、当時はそう見られ得る時代だった。 漫画では読むにつれて、読者側としてはその容姿はだんだん気にならなくなり、(ももは日焼けした肌を嫌がっていたが)他のキャラクターも強いて気にしておらず、普通の恋愛漫画と変わらなくなったように思う。 ガングロギャルの時代はおわり、美白の時代へ移り変わっていったせいもあるかもしれない。 読み直してみたら、さえはお友達にみえるときもあるけど、やっぱりムカつくなあと思ってしまった。

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