一生懸命に切り盛りしている食堂の店主が、コミュ症って言っていいぐらい口下手。 常連になってもどう声をかけていいかわからないお客様。 来てくれたらうれしいし、覚えててもらえばうれしい。 カウンター越しにお互いに喋らずジェスチャーって笑 このお二人ほどではないけど、初めてのお店に入るの躊躇したり、店員さんにどう声かけたらいいか悩む時って結構あるなぁと共感しました。 もっと仲良くなっていいと思うよ、頑張れお二人さん!!
近所にある定食屋に、気になっていたが入りたくても入れず、時間ばかりが過ぎて5年間。 5年間ってすごいなと思うのですが、客足が少ない個人店って入るのめっちゃ勇気いるので、入るの躊躇するのはわかります。 そこで美味しかったことを伝えたい!店員は着てくれて嬉しいと伝えたい!が、双方、口下手で言えない。(タイトル回収) 悶々と葛藤したすえにふりしぼった二人の言葉は 「また来ます」 「また来てね」 この時点で、自分のなかで名作が確定しました。 店員との会話ってハードル高いし、ましてや気に入った店ならあんまり声かけて気まずくなりたくない人間なので話すことの抵抗はよくわかります。 それでも何か感謝の言葉を伝えたいという気持ちも伝わってきて、最終的に感謝が上回る感じのカタルシスが半端なかったです。 全編通して、口下手な二人が思いを伝えたいのに言わない、じれったい感じが見ていてたまらないし、だからこそ時折思いが一緒になるときの謎の感動が半端ないです。 ご飯を純粋に楽しむ姿もかわいいです。 ずっと眺めていたくなる。 あぁ、この2人の関係が「尊い」というのか?と実感させてくれた作品です。
五年間もスルーし続けた定食屋さんに初めて入ったところ、美味しさに惚れ込んでしまった高校教諭の女性。美味しさを伝えたいのに語彙がない! 一方お店を切り盛りする女性は、やっと来てくれた彼女とコミュニケーションしたいけれど、なかなかできない。もじもじしたり、すれ違ったり、同時に話しかけたり……中学生か!というもどかしさに笑ってしまう本作は、次第にこのお店の良さを伝えたい女性教師の、妙な情熱と迷走を描きます。 味は良いのに微妙に流行らないこの定食屋。何故?……お店に通い詰めながら何かと協力するうち、相手の言動にときめいてしまう二人。 そこにある女性教師の感情は「思い入れ」でしょうか。 味への信頼、好みの環境、そして店員への好意。大切に思い、その人のためになりたいと思う結果……ネギ配布ですよ。 "推しごと"って本当に楽しい。それはマンガでも定食屋でも同じです。そこまで出来る程思い入れられる出会いを祝福したい、そんな作品です。
一生懸命に切り盛りしている食堂の店主が、コミュ症って言っていいぐらい口下手。 常連になってもどう声をかけていいかわからないお客様。 来てくれたらうれしいし、覚えててもらえばうれしい。 カウンター越しにお互いに喋らずジェスチャーって笑 このお二人ほどではないけど、初めてのお店に入るの躊躇したり、店員さんにどう声かけたらいいか悩む時って結構あるなぁと共感しました。 もっと仲良くなっていいと思うよ、頑張れお二人さん!!