小学校の頃、図書館で読んだ思い出があります。 戦争がどれだけ愚かか、恐ろしいものか、失うもの、日常を取り戻すための凄まじい生き方、全てが描かれています。 全員に読んでほしいと思います。 今戦争を語れる人が減ってきているのでしっかり漫画からも学んでほしいです。
この中公文庫コミック版ですが、おそらく文庫版をスキャンしているためか解像度が低く非常に読み辛いです。試し読みしてもらえればわかりますがルビの文字などはほとんど読めないレベルです。 同じ値段を出して買うなら「汐文社(ちょうぶんしゃ)版」を買った方が絶対良いです。 https://manba.co.jp/boards/162298 表紙でお気づきかと思いますが、こちらが全国の図書館に置いてあったバージョンなのです。しかも文庫版と違ってカラーページも収録されています。 マンバの中では、中公文庫コミック版の方がランキングが高いので、なんとか汐文社のランキングを上げたいと個人的に願っています。 みなさん本棚登録やお気に入りするなら汐文社版の方ですよー!!
小学生の頃に読んだ時は絵が怖い、戦争は怖い、ただそれだけの感想でした。 大人になって再度読み直すと戦争が怖いことはもちろん、人の怖さも考えさせられる作品です。 戦争は人々にとって不幸になることしかなく、戦争をするメリットは0です。 今後も戦争が起きないように、2度とあの悲劇が起こらないようにしてほしいです。 この作品が全てを物語っています。戦争反対です! この作品は沢山の人に読んでほしいです。
戦争しようとする人たちはシゴウしゃげたるしかないですね。争いごとはやめた方がいいと思いました。 よくサバイバルとかの「地球の終わりもの」のマンガを読むのですが、そのどれよりも真に迫っていて心にこたえました・・。夏江さんたちに比べたらサトルとか全然ピンチじゃないですよ! マンガというおもにフィクションとして考えられたことよりも、ダンゼン現実のできごとの方が悲惨に感じたということなのですが、これはつまり、人間が想像できること以上に悲惨な出来事が、実際に起こってしまったということだと思うので、今後はやめていきたいです。 楽しいマンガを読んで、ほがらかな気持ちをはぐくんでいけたらと思います。 ■勉強になった点 ・ピカの候補地が小倉・広島・京都・新潟だったこと (わたくしごとで恐縮ですが、母方の実家が新潟で父方が小倉です) ・「しょうがない」とあきらめることは良くないということ (最終的に気合ということ) ・広島カープが広島の人に熱狂的に愛されている理由 (ピカで焼け野原にされて夢も希望もなくして暗い気持ちの広島市民が作ったチームだから) ■面白かった点&好きなシーン ・うれしいとすぐおしっこ漏れそうになる点 ・勝子と夏江さんの洋服が売り切れるシーン ・相原が野球に希望を見出すシーン ・夏江さんがツボを完成させたシーン (直後に元に割られたときは、うすうす意図はわかったもののかなりショックでした。自分なら死にます。)
小学校の図書館で唯一の漫画本だった。 当時の僕は、図書の時間に、国語辞典に記載している性的な単語にラインマーカーを引く事に夢中になっていました。 そこで出会ったのが、この漫画です、 戦後の貧しい日本を描いた漫画なのですが、小学生に僕には衝撃的でした。 戦争の事はよくわかっていませんでしたが、ぼんやり怖いなという印象を持ちました。 兄弟での芋の取り合いのシーンをすごく覚えています。 あまりに衝撃的だったのですが、当時の僕は読了後、再度国語辞典に記載している性的な単語にラインマーカーを引く事に夢中になっていました。
※ネタバレを含むクチコミです。
主人公の行動原理は母親のために純金の墓を建てること。この時点で「何か変だな」と思っていい。なぜかスナックを経営していて、さまざまな事件に巻き込まれながら一攫千金を夢見る。 他の登場人物も親に捨てられたり受験に失敗したりといいことがないが、基本的に元気。系統としては『男!日本海』からエロを抜いた感じのような気もするけど、単に自分のリファレンスが少ないだけかも知れない。全5話のうち3話で主人公が「早く死ねっ!」と言われて終わる。
令和ではまず見ることができない人情が溢れすぎている短編集。 個人的には「げんこつ岩太」のクレイジーな感じを期待して読んだけど、全編通して人間愛や人を信用することがテーマになっているのでちょっと期待とはずれてしまった。一斉を風靡した「一杯のかけそば」的な内容が好きな人にはおすすめなのかな
あらすじは亡き母に純金の墓をたてるために奮闘する少年・岩太の活躍を描いたアクションコメディと括ることは可能ですが、この漫画の面白さを伝え切れていない。岩太は直情型の特殊品種なので行動が常軌を逸している。それに対しての周りのツッコミのセンスがむちゃくちゃいい。こち亀で言うと両津の行動に対して大原部長のきついと一言みたいな感じだ。 基本が悪事を見つけた岩太がげんこつで解決するのだが爆弾を投げたり、電気鰻を使ったりとゲンコツよりも強い武器も使う 物語の展開も早くあっという間に読みきってしまった。中沢啓治なので暗いかなと思ったがエンターテインメント性に溢れた傑作だと思う
よくニュース等で「戦争の悲惨を後世に伝えなければなりません」と言われてるが、戦争体験を伝えられるひとがほとんど残っていないのだから、これはもう実際の被爆体験から生み出された作品を読み継いでいくことが、戦争を経験してない世代にとって、以前より重要な事になってきたんじゃないだろうか。 はだしのゲンは戦争の悲惨さ残酷さを知るのによい作品で、これからもずっと読まれ続けてほしい。
小学校の頃、図書館で読んだ思い出があります。 戦争がどれだけ愚かか、恐ろしいものか、失うもの、日常を取り戻すための凄まじい生き方、全てが描かれています。 全員に読んでほしいと思います。 今戦争を語れる人が減ってきているのでしっかり漫画からも学んでほしいです。