霊感の強い少年「奇異太郎」のまわりは、いつも妖怪だらけ。障子に目ありの「目目連」、家を揺らす「家鳴」、風呂桶を嘗める「垢嘗」、そして憎めない同棲相手(?)、座敷童子の「すず」。人間と妖怪の騒がしい日常が始まります。