ブラック企業で死んだような生活をしていた主人公。 ある日謎の感染によってゾンビだらけの世界になってしまい、そこで絶望するどころか、会社にいかなくてよくなった解放感で、これまでできなかったことをやっていこうという話。 荒廃した世界の中で、なんとも前向きな話。 ただ、自分もいつ死ぬかわからない状況になったら、将来とか老後とか考えずに今何をしたいかを優先するんだろうなと思うと納得できる。 ゾンビに襲われる描写もあるが、そういったパニックホラー的な話よりも、それ以上に「生きること」にフォーカスしている感じが良い。 主人公のブラック企業から解放だけでなく、友人のケンチョは本当はお笑い芸人になりたかったとか、 ヒロイン・三日月閑も、厳しい父親の教えから、やりたいことよりもやるべきことを優先されて生きてきたことからの解放も描かれたり、登場人物何かしら縛られていた環境や過去から脱却は、読んでいて気持ちが良い。 人間何かしら不自由だったり、制約があるなかで生きてますからね。 こんな世界にならないと、やりたいことを思いっきりできないのは弱冠悲しいが、だからそ登場人物たちが生き生きしている様がイイ。 読んでいて元気になる作品です。 アニメや実写化などメディア展開も華々しい作品なので、そちらもチェックしたくなりました。
センセーショナルなタイトルだけど、爽やかでまっすぐな作品。 恋愛とか性欲とか関係なくセックスが好き、セックスこそがコミュニケーションでセックスに救われたことがある主人公・史恵。 若い頃は出会いも誘いもたくさんあったけれど、年齢を重ねるにつれて周囲の人も結婚や出産や仕事などで疎遠になっていく。 大人になったら普通に生きなきゃいけないの?好きなことを好きと言ってはいけないの? そんなことないよと思うけれども、史恵の好きはセックスだから全肯定できない自分もいる。でも、みんながみんな普通に生きる必要なんて絶対にない。 「自分らしく生きる」当たり前のように常識のように使われる言葉だけれど、本当に自分を貫くには相当な強さが必要だ。 手放しで共感も肯定もしないけど、史恵の生き方はかっこいいと思う。いくつになっても好きを諦める必要はないし、誰かと同じ生き方なんてしなくてもいい。
※ネタバレを含むクチコミです。
デスゲームとキャラの人生(人間味)のテーマが両立している漫画ってなかなかない… この漫画はしっかり両立してると思います。 デスゲームの部分も頭脳戦、体力戦、心理戦どの「げぇむ」も残酷で面白い! 読んでて展開がたくさんありすぎて全く飽きないです。 不思議の国のアリス+デスゲームなので不思議の国のアリスのキャラを反映したキャラ出てきます。 そのキャラが違和感なくちゃんと主要キャラになるとこもすごいなと思います。
命を懸けた緊張感のあるサバイバルデスゲーム。その世界の超理不尽さに驚かされ、斬新な発想にハラハラします。 誰が何の目的でやっているのか?本当に謎だらけで続きが気になります。展開的には、どこかでみた作品と重なるものもあったけど、この作品特有の「げぇむ」の内容が良い。切ない内容もあり、泣けた。 しかし、いかんともしがたい「今際の国」への憧れ。日々それなりに充実していて、決定的な不満があるわけでもなくて。 それでも、ないものねだりの妄想や、渇望がある方には読んでほしいです。
『セックスが好き!』 『セックスが一番のコミュニケーション』 『セックスでその人の性格が分かる』等々 皆が、公に話さない内容をあけすけに表現する史恵。 その大好きなセックスライフが危機を迎える。 年齢と共に皆結婚し、子育てをし、働き盛りの男性は転勤になり・・・。 しかし、自分は落ち着きたくないとマッチングアプリで知り合った男性とホテルに行くが・・・。
ともりる 実年齢は23歳 演じるアキラは26歳 実年齢より年上 演じるなんてスゴい
ブラック企業務めでいろいろおかしくなってしまった主人公。 ブラック企業勤め2年目にあったポストに謝るシーンが物静かにこわい。 3年目、会社に行かなくて良いとなった途端、目に生気が宿る。 「明日も明後日も来週も、会社に行かなくていいなんて夢みたいだ」 第一話最後のページのセリフをみて、ふっきれた人は強いなと思った。 ゾンビがそこにウヨウヨいるけど、せっかくのおやすみをのびのび。 この描写に、主人公の独特さと、この作品のおもしろさが濃縮されていると思う。 一緒にバカなことをしてくれる友達がいたり、一緒に旅してくれる女の子がいたり。 失った数年を取り戻すように活動する姿がまぶしい。 そんなゾンビだらけの世界。 主人公をみていると、別の方法でブラック企業を辞められたら良かったのになあと思ってしまう。
ブラック企業に勤めていた主人公が、ゾンビが溢れて崩壊する世界でゾンビになるまでにしたいことを決め、ポジティブに日本を旅していく 仲間と出会い色々な場所でバカな事をしたりと、ネガティヴ要素満載の終末世界の中でもポジティブにやりたい事をしていくのは見ていて気持ち良さがある 笑い、出会い、別れなどなど、物語の起伏のバランスが良いので読んでいてかなり楽しめた ゾンビが溢れた時に真っ先に主人公が言ったセリフが、会社に行かなくていいんだ!は最高のつかみだった...
ブラック企業で死んだような生活をしていた主人公。 ある日謎の感染によってゾンビだらけの世界になってしまい、そこで絶望するどころか、会社にいかなくてよくなった解放感で、これまでできなかったことをやっていこうという話。 荒廃した世界の中で、なんとも前向きな話。 ただ、自分もいつ死ぬかわからない状況になったら、将来とか老後とか考えずに今何をしたいかを優先するんだろうなと思うと納得できる。 ゾンビに襲われる描写もあるが、そういったパニックホラー的な話よりも、それ以上に「生きること」にフォーカスしている感じが良い。 主人公のブラック企業から解放だけでなく、友人のケンチョは本当はお笑い芸人になりたかったとか、 ヒロイン・三日月閑も、厳しい父親の教えから、やりたいことよりもやるべきことを優先されて生きてきたことからの解放も描かれたり、登場人物何かしら縛られていた環境や過去から脱却は、読んでいて気持ちが良い。 人間何かしら不自由だったり、制約があるなかで生きてますからね。 こんな世界にならないと、やりたいことを思いっきりできないのは弱冠悲しいが、だからそ登場人物たちが生き生きしている様がイイ。 読んでいて元気になる作品です。 アニメや実写化などメディア展開も華々しい作品なので、そちらもチェックしたくなりました。