科学のワクワクをそのままサバイバル漫画に落とし込んだような漫画。ただのサバイバルでなく、千空と司の対立から生じる原始世界での科学vs暴力の構造は神話的なスケール感のある物語になっているのが、また面白い。 漫画表現の遊び心もあり、電球発明前の『思いつき』は松明で代用されていた。 とても奥深く、漫画だからこそできることをやっている作品
本作、とにかくテンポがいい。 ストレスゼロで面白い!!! とんでもねえよ!稲垣先生!Boichi先生!!!!!
異世界転生ものと同じ構図なんだなと最近気づいた。 なろう系とか転移とかいろいろあってそのへんの界隈はよくは分からないけどざっくり言って異世界転生もの。 異世界転生ものって、 現実世界で死ぬ→異世界で転生→現実とは全く違う環境→チート設定で無双 のイメージだけど、「Dr.STONE」はというと、 地球上で生物が謎の石化→3700年後に復活→文明が滅んだ地球→現代で持っていた科学知識で無双 という、いま人気の構図を噛み砕いてオタク臭さを上手いこと脱臭して分かりやすく派手にジャンプっぽくしていて、改めておーすげーなーと思った。 しかも1話ごとに科学が進化していってる様子が描かれているので、スピード感があって無双していて楽しい。 ちゃんとライバルもいるし、恋愛もありそうだし、本当に上手いなと思う素晴らしい少年漫画。
原作者が昔好きだったアイシールド21の作者だったので、読んでみたら、全く違う分野なのに面白かったです。 文明のない世界で科学の力で文明を復活させていくという話ですが、科学のことはよくわからないですが、よく練られていて、勉強になります。 主人公が体力がなく、頭がキレるというのもジャンプの主人公にしてはあまりなくいいです。 今後どういった科学の力を使っていくのか楽しみです。
この漫画に学生時代とてもハマっていました。アメフトのルールなんて全く知らなかったですが、この漫画で徐々に覚えた人も少なくないんではないでしょうか。 週刊少年ジャンプの歴史って長いですが、一番の名勝負ってなんでしょか。孫悟空対フリーザ、湘北対山王、承太郎対DIO、人によっていろいろあると思いますが、私にとってはこの漫画の泥門デビルバッツ対神龍寺ナーガ戦です。圧倒的優勝候補に挑むんですが、はじめから終わりまで名勝負です。特に終わりは何回読んでもいいです。 また、読み返したくなってきました。
実は多人数スポーツを漫画で描くことって実に難しくて…特にラクビーとか最近だとちょこちょこ出始めたけど、ラグビーってやってた側からすると一人の天才でどうにかならないスポーツ。つまり、キャラクターがそれなりの人数作れないと描くのが難しい。 そんな中さらにラグビーよりも多い人数を描いて、かつ、キャラクターを色濃く描いた作品がこのアイシールド21。 稲垣理一郎先生の地図とそれを見事に描ききったキャラクター描きわけさせたら化け物級の村田雄介先生のコンビの成せる技なんだろうけど…。 オススメの1冊。
最初は学園マンガかな?と思っていたけど、まさか世界があんなことになってからのスタート!W主人公な感じですが、私は断然「千空」派!連載も新展開がスタートし、ますます面白くなってきた。ジャンプの新作ではイチオシ!
日本のアメフト知名度に貢献した漫画といっても過言ではないと思う。もちろん魅力的なスポーツだとは思うけど、これだけうまく少年漫画にできてのはすごいと思う。
科学のワクワクをそのままサバイバル漫画に落とし込んだような漫画。ただのサバイバルでなく、千空と司の対立から生じる原始世界での科学vs暴力の構造は神話的なスケール感のある物語になっているのが、また面白い。 漫画表現の遊び心もあり、電球発明前の『思いつき』は松明で代用されていた。 とても奥深く、漫画だからこそできることをやっている作品