火の国熊本に生まれ育った立花彩香は、普通の女子高生だった。しかし一人の男に裏切られたことが彼女の人生観を変えた。母を病で亡くし進学を断念した彼女は、水商売の世界に身を投じ、男社会への復讐を誓う。
銀座の女帝・彩香の娘として育った明日香。名門の娘が多い私立校で水商売の娘と蔑まれ、鬱積した不満を抱えていた。女帝の母にも反抗。憧れは祇園の舞妓に…。そんな時、育ててくれた安西のお婆ちゃんが死に、明日香の心に穴が空いてしまう。相談した菱和会会長の伊達に「ママに反抗するなら、ママの手から離れてお前の力で生きろ」と言われて決心、十七歳で家出して京都へ出た。祇園甲部にある屋形を兼ねた茶屋の『よし野』に入ろうとするが、身元のしっかりした者でないと駄目だと断られ、母を頼れない明日香は、伊達のもとに…。名作『女帝』の、続編がリリース! 彩香の娘・明日香の新たな女帝伝説が始まる!!
ネオン劇画の金字塔「女帝」を放ったゴールデンコンビが贈る問題作。時は1980年、高知生まれの才気溢れる女子高生、坂本千尋は母と寄宿していた素封家に復讐をする為、株で大金をつかむ決心をし、単身上京した。
幼い頃から女優になることを意識していた浅倉瞳。16歳になって連続ドラマ主演女優オーディションに応募した。合格者はすでに大手芸能プロが推す上原さやかに決まっていたが、最終選考に残った瞳は審査員を唸らせる演技を見せる。その才能に注目したプロデューサーの白石は、瞳をスカウト、独立して事務所を立ち上げた。スナックをやっている瞳の母は、高校を出ることと20歳まで処女でいることを条件に、芸能界入りを許可。高校を卒業するまでしっかりレッスンを受けた瞳は、スペシャルドラマ『春嵐』でデビューを果たす。その間に先の主演ドラマで演技の拙さを酷評されたさやかは、芸能界から消えていた。
幕末、不穏な風が吹き荒ぶ京都に、二匹の龍がいた。坂本龍馬と楢崎竜。運命によって出会った二人。そして時代は攘夷の波を起こす。愛さえも間々ならぬ時に結ばれようとする二人だが…。英雄・坂本龍馬の妻、お竜の物語!
銀座の女帝・彩香の娘として育った明日香。名門の娘が多い私立校で水商売の娘と蔑まれ、鬱積した不満を抱えていた。女帝の母にも反抗。憧れは祇園の舞妓に…。そんな時、育ててくれた安西のお婆ちゃんが死に、明日香の心に穴が空いてしまう。相談した菱和会会長の伊達に「ママに反抗するなら、ママの手から離れてお前の力で生きろ」と言われて決心、十七歳で家出して京都へ出た。祇園甲部にある屋形を兼ねた茶屋の『よし野』に入ろうとするが、身元のしっかりした者でないと駄目だと断られ、母を頼れない明日香は、伊達のもとに…。名作『女帝』の、続編がリリース!彩香の娘・明日香の新たな女帝伝説が始まる!!
信濃川と阿賀野川の二大河川の間に開けた新潟県新潟市はかつて、市内にいくつもの堀が張り巡らされた水の都だった。堀に沿って植えられた幾千本もの柳の木が作り出す景観の美しさから、“柳都”と呼ばれたこの街最大の繁華街“古町”(ふるまち)は、京都の祇園、東京の新橋と並び称された花柳の街であった――太平洋戦争開戦の年、新潟の魚卸業を営む松本家に嫁いだ佐藤雅代は、陸軍の憲兵として中国に赴任した夫・周作の帰還を待ちわびるが、終戦後、帰国した周作は、戦争の悲惨な体験から精神を病み、酒に溺れた果てに夭逝。家族を養うため、古町の老舗料亭“柳亭”で働き始めた雅代は、仲居の天分を発揮、柳亭の顔として評判を呼ぶのだった。そんな中、若手政治家の山田泰造との出会いが、彼女の運命を大きく変えてゆく――
エッチに対する好奇心が人一倍強い少女たちの淫らな痴態を、倉科遼原作の大ヒット作『女帝』でおなじみの和気一作が作画を手掛け、原作・神保史郎とのタッグで官能的に描いた女子校生オムニバス作品集! 学校をサボって出かけた原宿でスカウトされた女子校生の裕子。怪しいと感じながらも事務所を訪れた彼女が見た光景とは…!? (収録作「時をかける裕子」より)。遊びが大好き、青春真っただ中の女子校生たちのリアルな生態がこの一冊に凝縮!
「金でなんでも意のままになると思うなよ!いくら貧乏しても心までは売らんわッ!!いつかあんたらを土下座させるような人間になっちゃるわッ!!」火の国・熊本――風光明媚な南国の地方都市でスナックを営む母と二人暮らしの女子高生、立花彩香、17歳。だが、地元の有力者を親に持つ同級生・杉野との恋愛が発端となり、地方都市を牛耳る“金”と“権力”に押しつぶされ、母は他界し天涯孤独の身へと…。「“金”と“権力”が母さんや私の人生を翻弄したのなら、私はその“金”と“権力”を握ってそいつらに復讐してやる! 男の上に君臨する女帝になってやる!!」大阪・十三の場末のスナックからミナミの高級クラブ、そして日本一の高級クラブ街・銀座へ…後に「女帝」と呼ばれる一人の女性の伝説が幕を開ける――! 『夜モノ』『ネオンマンガ』というジャンルを切り拓いた金字塔ともいうべき傑作マンガが、高画質・合本版で登場!
“幸せになりたいだけなのに、人は皆彼女たちを悪女と呼ぶ-”名作「女帝」の倉科遼と和気一作が描く珠玉の9編を収録。
心寂しき男達は、心通わぬ恋、一夜だけの愛と知りつつこの街へやってくる。そして、ここは愛に破れ、愛に裏切られた女達の吹き溜まりの街。そんな男と女が出会った時に生まれた本物の大人のラブストーリーを満載。
母の死を機会に子供の頃から憧れていたホステスになるべく桜子は叔母・佳代を頼って上京する。しかし佳代の愛人に襲われたり彼女の借金のかたに処女を失うなどつらい事ばかり続いた。桜子はネオン蝶として翔べるのか
都会のキャンパスライフを夢見て上京してきた東北娘・高樹七都子。だけど受験のため泊まったホテルの隣室では有名野球選手がSEXしてて、そのお相手の女は何と大学のセンパイだった!? 何かと穏やかじゃ無い七都子の新生活、一体どうなる!?
「お前は俺の、運命の女なんだよ!」─成り上がりの宝石屋の息子・康平と、銀座の「女帝」を母に持つ明日香の2人は、良家の子息が集まる学校では共に浮いた存在だった。明日香の境遇を憂いている内に、いつしか康平は明日香の事を本気で好きになっていた。だがしかし、明日香は突然康平の前から姿を消す。学校を辞め、京都で舞妓になるために…─ショックを受けた康平はなんとか明日香を探しだし、自分も京都に向かう。彼女の側で彼女を見守りながら、自分の夢を叶える為に京料理屋の門を叩いたが─『銀座の女帝』彩香と、母を抜く『女帝』になる事を祇園で目指した娘・明日香。『女帝』の裏側を知る一人の青年の物語が今、ここに始まる─!
紗也と美樹―“薫子”という女性を探すため、偶然にも同時に夜の銀座の世界へ飛び込んだ二人の少女。紗也は自分を捨てた母親、美樹は女と駆け落ちした父親を見つけるため…その手掛かりは“薫子”という名前のみ。運命に翻弄されながらも健気に生きる紗也と、夜の世界でのし上がっていくために自由奔放に生きる美樹。正反対な性格の二人が、銀座の頂点=女帝の座を目指し、激しい女たちのバトルを繰り広げる!
とある繁華街にかまえる高級クラブの看板ママ、京極さくらは、美人で巨乳で気風がよいと評判の人気者。でも、彼女には秘密があった。極道の妻で、おまけに隠密捜査を行う“刑事”──!!正義と任侠つらぬくため、今日もさくらは走る……!!
福岡・中洲随一の高級クラブのオーナーママとして夜の世界で全国的にその名を轟かし、また、地方発の伝説的なタウン誌「中洲通信」のオーナーとして出版人・文化人の間でもその名を知られる女性、藤堂和子。中洲の小さな店からスタートし、いまや、九州随一のクラブのオーナーとして、政財界、芸能界、さらには元米国大統領まで多彩な人脈を持つ、まさに『リアル女帝』ともいうべき存在までのぼりつめた彼女。その成功には、祖母の代から続く「親子三代ママ稼業」のDNAが役立っているという。大正時代にアメリカへと渡り、シアトルで酒場を任され成功させた祖母マツ、戦後の博多で夜の街を復興に力を尽くした母アヤ、そして和子――。祖母からの女三代に渡る波乱の生涯を、「女帝」の倉科遼・和気一作の名コンビがドラマティックに描く!
新潟の花柳の街・古町を舞台に、数奇な運命に翻弄されながらも激動の時代を強く生き抜いた女の半生を描いた大河ドラマ。25歳になった孫娘・寿美恵(すみえ)から、祖父・山田泰造(やまだ・たいぞう)の後を継いで政治家になると宣言された松本雅代(まつもと・まさよ)は、泰造のことを思い出して自分の人生を振り返る。戦後まもなく、夫を失い、乳飲み子を背負いながら行商していた雅代は、きつい坂道でリアカーを押すのを手伝ってくれた泰造と出会い……!?
愛する夫と共につつましいながらも幸せな日々を送っていた若妻・咲子。だがある日、夫が何者かに殺される!この日から咲子は運命の奔流に巻き込まれることとなった…!!ゴールデン・コンビが熱描する、衝撃のサスペンス・ロマン!!