カナノは10年彼氏ナシのアラサー女子。人気CueTuber・「ハル」を推すことだけが楽しみで、将来への希望なんてない。ある夜、自己嫌悪と寂しさに耐えかねたカナノは、親友に進められた「女性用風俗」を予約する。すると、セラピストとして現れたのは、推しの「ハル」だった……!?推しに触れられ、抱きしめられる、夢のような時間。でもこれはもちろん、お金だけの関係で……揺れ動く、2人の心の行方は――。
夏休みに祖母の民宿の手伝いに来ていた早乙女まもりは、気がつくと謎の装束を着せられた状態で砂浜に放置されていた。その島には、自分と同じ格好の従姉妹や幼なじみの少女達の姿。混乱する中、少女たちの1人が非業の死を遂げる…。まもり達は森の中へ逃げ込むが、そこで待ち受けていたのは、処女の匂いに惹かれた淫獣達だった──。衝撃のサバイバルホラー、禁断のコミカライズ化!!
恋と魔法の異世界恋愛シミュレーションゲーム『MAGIラブ』。大人気ゲームで私も大好きだけど、ひとつだけ不満がある。それは主人公を支えるモブキャラ・執事さんの扱い。誰より優しく真っすぐに主人公の幸せを願っている彼は、どのルートでも不憫で悲しい最期を遂げてしまう。私はいつも思っていた。もし自分が主人公なら、執事さんを幸せにしてあげたいと。そんなある日、気がつくと私はゲームそっくりの異世界で主人公に転生していて……
大人しくて控えめな性格の高校一年生・早川千都世。眩しい新生活のはじまりに心を躍らせていた千都世は、同じクラスで隣の席の光井碧空のことが気になってしまう。新しい季節、新しい学校、新しい友達、そしてはじめての恋――。高校生活へのときめきでいっぱいな千都世に、ある日、一通のメッセージが届く。「私は、あなたの未来を知っている」突如届いた謎のメッセージによって、千都世の生活とはじめての恋は思わぬ方向へと進んでいくことに――…!儚くて愛おしい、忘れられない日々がはじまる。
鴨井美波は元カレとの別れ話中に歩道橋の階段から落下し足を怪我して入院することに。そんな美波の前に現れたのは眉目秀麗な若き医師「虻野九一」だった。美波は魅力溢れる虻野に徐々に惹かれていくが、彼女の周りではおかしなことが起き始める。Dr.虻野の真の目的とは!?変態医師が蠢くサイコスリラーが始まる!
目を覚ますと、見知らぬ館に監禁されていたあかり。部屋の中には様々な年齢の四人の女たちがいた。「あなたは屋敷の主の第五夫人に選ばれた」「私たちはみな、この屋敷の主の子どもを産ませられるために集められたの」屋敷の主の機嫌を損ねれば、容赦ない死の制裁が待ち受けている。果たしてあかりは、この屋敷から逃がれる事はできるのだろうか──。衝撃のパニックホラー、待望のコミカライズ化!!
愛し合う男女を対象に行われる「カップルゲーム」。それは出された指令をカップルでクリアし、競うのみ。舞台は廃墟になった遊園地。優勝したカップルには賞金1億円と永遠の愛が贈られるという。「ねぇ、好きって言ってよ」悲劇のゲームが幕を開ける――。
『迷宮』と呼ばれる魔物の巣窟がある世界。山奥の迷宮で一人過ごしてきたルークは、両親が残してくれた魔導書で魔法を独学した。攻略者学校(迷宮を攻略する人材の養成機関)の入学要件であるステータス魔法を習得し、試験を受けるが、ルークは入学試験を不合格になってしまう。仕方なく『我流』の攻略者になるのだが、我流のレッテルを貼られた魔導師は落ちこぼれ扱いが普通…!?それでも常識外れな魔法で底辺から成り上がる爽快ファンタジー。
高校2年生になった須藤湊は、昨年と同様、風紀委員となった。今年も風紀を正していこうと意気込んでいたところ、クラスメイトのギャル・姫宮愛香に出会う。短いスカート、開かれた胸元、がっつり茶色に染まった髪……と風紀を真っ向から逆らう彼女を須藤は指摘するのだが、彼女を知るにつれ、次第に心が変化していき――?
とある目的をもってシェアハウスに引っ越してきた麻衣。イケメンで軽そうな涼、しっかりものの美琴、地味でオタクな山根、と3人の個性豊かな男女の同居人たちは、優しく親切で楽しい生活がはじまりそう。しかし、それぞれの住人は、大きな「秘密」を抱えている。すべての真実が明らかになった時、見える結末は天国か地獄か……。
女子と上手に話せない佑(ゆう)は、女子と会話をするための練習に理想としている男性像・ヒロを作って、普段から妄想恋愛をしていた。事細かくヒロの容姿や性格を設定し、デートを楽しんでいるうちに、自分が女子と話す練習だったはずがヒロにドキドキし、戸惑ってしまう佑。そんなある日、佑のクラスに、ヒロと容姿も声もそっくりな佐野広海が転校してきて――!?
20XX年。国民がICチップで管理され、犯罪者の特定・逮捕が容易になったにもかかわらず、全国各地で正体不明の殺人鬼による子供を狙った凄惨な殺人事件が起きていた。黒いマント・ピエロの仮面に身を包み、殺害対象に「質問」を投げかける狂ったシリアルキラー――「殺人ピエロ」と、警官・朝倉勇人の戦いが始まる!
この村では、二十四になる年に必ず参加しなければならない行事がある。それは奇妙な面をつけ、体中を墨と泥で汚して家々を回り、その家のケガレを一身に集めるボドという神に扮することから「ボド祭り」と呼ばれている。母親の懇願で、祭りに参加するために、私・帰村井(きむらい)沙織は、生まれ育った村に戻ってきた。この、裕福で美しくて、大嫌いな村に。
「先生は神様です。君たちのことはなんでも知っています」。――ある日、フリースクールの教師として赴任してきた不気味な男性教師、神(じん)はそう宣言する。生徒たちの情報をいい当て、自分に従う生徒たちの憎む相手に「罰」を与えてくれるという!そんな神を生徒たちは「信仰」していく。ひとり疑いを持つ女生徒・真美(まみ)は神に目をつけられてしまい――!?
灼熱の暑さの中、17歳のオサムが迷い込んだのは、人けのない異様な村だった。唯一つながったのは、兄・ススムとの携帯メッセージのみ。夕暮れを知らせる音楽とともに、村は水の中に沈んでゆく!慌てて高台に逃げたオサムが見たのは、頭に紙袋をかぶって徘徊する不気味な人影だった。ここは、いったいどこ?僕はこの村から脱出できるのーー!?