<ログライン> 部下とのコミュニケーションに悩む女性とドジだけどコミュ強の女性のお話。 <ここがオススメ!> 『シガレット&チェリー』『三十路病の唄』の河上だいしろう先生の最新作。 今回は相席マンガ。 ……相席マンガって何ぞ? 「相席」と聞くと、微妙にモヤる感じがあるかもしれないけれど、本作はそんなことは全くなく、お互いの価値観を尊重し合える二人のお話でとても良い。 たまたまランチで一緒になった女性二人が意気投合して、ランチを「相席」し続けることから物語が始まる。 「相席」してお喋りをするシチュエーション中心に物語が展開していくだけなのに、二人の悩みや嬉しさ、楽しさや悲しさなど喜怒哀楽が見事に表現されている。 端的に言えばめちゃくちゃ好き! 本作もそうだけど、そもそも先生を箱推しする程好き! 笑いとキュンが絶妙。 加えて、先生のさりげない言葉とツッコミが常に物凄くツボ。 「耳の無駄貸し」は、是非ともいつか使いたい。 ぜひお手に取ってご覧いただきたい作品。 <この作品が好きなら……> ・笑顔のたえない職場です。 https://manba.co.jp/boards/103939 ・ふたりエスケープ https://manba.co.jp/boards/126172 ・恐竜とカッパのいる図書室 https://manba.co.jp/boards/202842
<ログライン> 彼女が欲しい大学生男子と超絶良い女な先輩のラブコメ。 <ここがオススメ!> ツンデレヒロインとヒロイン大好き男子、という関係性は王道だけれども、ちょっとしたひねくれ方が面白い。 このご時世に「シガレット」を持ってきているあたりからして、軽いひねくれ度合いが見え隠れしてますよね。 自分は、そんな本作をふとしたきっかけで知り、1巻を読み始めたら止まらなくなって一気読みしました。 会話のセンスがたまらないし、コマの見せ方など演出も素晴らしくて、読みやすいんです。 さらに言えば「固有名詞」が一切出ずに11巻続く作品って、後にも先にもこれくらいなのでは?と思わせる。 つまり、名前が出てこないんです。驚き。 というわけで、ラブコメとツンデレ要素を吸収したい人は、ぜひお手に取っていただきたい作品です! <この作品が好きなら……> ・その時の彼女が今の妻です https://manba.co.jp/boards/106104 ・アオのハコ https://manba.co.jp/boards/131789 ・付き合ってあげてもいいかな https://manba.co.jp/boards/99363
<ログライン> 30歳になった人たちが自らの夢のために仕事を辞め、シェアハウスで暮らし始める物語。 <ここがオススメ!> 30歳になり、本当に今の自分はやりたいことができているのか?と問いかけてしまった人たちの群像劇。 諦められない感情と諦めたい気持ちの矛盾が心にくるものがある。 ところで、人間の自然年齢は38歳なのだとか。日本人の平均寿命は80歳を超えている。 三十路なんてまだまだだぜ!なんて思いながらも、何かに焦る気持ちはとてもわかる。 だからこそ、物凄く胸を抉ってくる一方で、前を向こうという気持ちになれる、謎の作品。 ただ、大人になった誰もが持っているような黒歴史を見事に刺してくるので、人によっては要注意。 それほどに琴線を震わしてくる作品です。 ちなみに、やりたいことはいくつからでもやりたいし、やったらいい。 僕はそう思います。 <この作品が好きなら……> ・あくたの死に際 https://manba.co.jp/boards/183978 ・この世は戦う価値がある https://manba.co.jp/boards/193437 ・宇宙兄弟 https://manba.co.jp/boards/162
『三十路病の唄』の河上だいしろうさんの新作です。 仕事はバリバリにできるものの、対人コミュニケーションに難があるアラサーの椿。 コミュニケーション能力だけ激烈に高いものの、実務能力が壊滅的な大学生で飲食店でアルバイトをしている桃子。 ランチの相席でたまたま一緒になったふたりが、互いが互いにないものを持っていることを感じてお近づきになっていくコメディです。 隣の芝生は青く見えるのが世の理。自分からすると相手が持っているものはすごく良いものに見える一方、相手からすれば自分がごく当たり前に持っているものがとても良いものに見えているらしいという、大小や多寡はあれど現実的にもあるあるな構図が面白いです。 椿はこの時代に私用のスマホすら持っておらず、撮った写真をSNSに上げることの機微もわからないという想像以上のコミュニケーション難を見せつけてきますし、桃子は桃子で初日から店の皿のほとんどを割るなどの規格外のドジっぷりですが、そんなふたりのささやかながら強い秘密の結びつきが何だかとても良いです。 相互に感化されて、自分なりに頑張って部下や同僚とのコミュニケーションを改善してみようといろいろな方法で頑張っていく椿や、生活習慣から改善していこうとする桃子。人と人との出逢いによって、少しずつ変化が訪れる瞬間が切り取られているのが趣深いです。 椿を強く意識する柊と親しいヤニカス子ちゃんや、桃子の大学の友人で会うたびに卑猥なぞなぞを出してくる八重ちゃんなど癖の強いサブキャラたちも良い味を出しています。河上だいしろうさんのスタイリッシュな絵もあいまって、魅力的です。 楽しく読めて、読んだ後は少し背筋を伸ばして自分が不得意な部分も頑張ってみようと思える作品です。
コミュ強とバリキャリ、互いにないものを持つ者同士がそのないものに惹かれ合って、いろいろうまく行きそうな予感がたまらなく良い。 あと極端な二人の会話から生まれるコメディもとても良い。 女子大生の桃子ちゃん。 喫茶店バイトでは、1人と指を出されて上を向いたり、食器を大量に割ったり。 類まれを見ぬどんくささ(あらすじでは「ドジ」)が秀でている。 やっちまったなあ!が続いているアルバイトだけど、コミュ強だから周りは許してくれているのかもしれない。 愛嬌って、大事。 一方、バリキャリOLの椿さん。 新卒への教育がうまくいかないと悩んでいる。 これは理詰め派だからかと理詰めで悩む。 1を見て100を理解するレベルのバリキャリだけど、相手を思いやる言動は何故か『商談』が真っ先に出るような得意さらしい。 ランチタイムに繰り広げられる、桃子ちゃんと椿さん二人によるコントみたいでおもしろい。 桃子ちゃんは、コンビを組むなら椿さんとがいいと思う。
後輩君が可愛すぎて、母性本能をくすぐられまくります。 なんて、真っ直ぐで気持ちのいい子なのだろう。 いきなり、心の声を大音量で発言したりするけど。 一話づつ、おまけがついていてそれも面白い。 キュンキュンしながら読み進められて、なんだか、ほのぼのした優しい気持ちになります。 クールな先輩もこんな後輩君に子犬みたいに懐かれたら、気持ちがウハウハしちゃうよなぁ。
30代、仕事もしてきて周りも家庭をもち、もう夢だのなんだの言ってられない年齢。 そこから計画性無くばくち打ちの様な選択をすることは馬鹿にされるようなことなのか…! 刺さります、30という歳、同年代には刺さります! でも馬鹿にされてもやりたいことってやってみないとわかんないですからね〜。 黙ってやるしかないんですよ!
30代の男女が集まるシェアハウス。 皆、夢抱えている。 どの人の話も、共感する所はあれど、その中でもお笑い芸人として売れたいこぎりの話が1番グッときた。🫡特に2巻と4巻好きだったな。 諦めること、舐めるなって元相方の言葉には涙が出たな。 夢叶う人もいれば叶わない人もいて、現実って残酷な時が多くてどちらも受け入れた時が、またスタートだよなぁ。と考えたり。 読み応えたっぷり、また読みたくなる漫画です。
ガウチョパンツを履いた侍、ガウちゃん。 髭にちょんまげにガウチョパンツだし、結構わがままだし、わかりやすく媚びたりしないし、かわいいのかなあ…。 と思っていたのに、いつのまにかガウちゃんが愛おしく思えてきます。猫や犬がかわいいのと同様に、ガウちゃんもとってもかわいい。 高速でガウチョパンツ脱いでケツをスパンってする芸が意味わかんなくてかわいい。女の子のガウチョ侍ヒメたんもかわいい。そもそもガウチョパンツ履いてるのも意味わかんなくてかわいい。 かわいいとか愛おしいという感情に理由なんてないんですね。ガウちゃんかわいい。
ガウチョパンツを履いたガウチョ侍。 ペットとして飼育が可能であり、特徴は人のような構造と、若干のコミュニケーションが可能な頭脳と、ガウチョパンツとヒゲとマゲ。 何を言ってるかわからないと思うが意外と可愛い。 川原さんも可愛いが後輩は好かん!川原さんに近寄る男の影はガウちゃんが抹殺するべし。 意外とのほほんとした奇妙な日常モノで、たまに読みたくなる作品。
<ログライン> 部下とのコミュニケーションに悩む女性とドジだけどコミュ強の女性のお話。 <ここがオススメ!> 『シガレット&チェリー』『三十路病の唄』の河上だいしろう先生の最新作。 今回は相席マンガ。 ……相席マンガって何ぞ? 「相席」と聞くと、微妙にモヤる感じがあるかもしれないけれど、本作はそんなことは全くなく、お互いの価値観を尊重し合える二人のお話でとても良い。 たまたまランチで一緒になった女性二人が意気投合して、ランチを「相席」し続けることから物語が始まる。 「相席」してお喋りをするシチュエーション中心に物語が展開していくだけなのに、二人の悩みや嬉しさ、楽しさや悲しさなど喜怒哀楽が見事に表現されている。 端的に言えばめちゃくちゃ好き! 本作もそうだけど、そもそも先生を箱推しする程好き! 笑いとキュンが絶妙。 加えて、先生のさりげない言葉とツッコミが常に物凄くツボ。 「耳の無駄貸し」は、是非ともいつか使いたい。 ぜひお手に取ってご覧いただきたい作品。 <この作品が好きなら……> ・笑顔のたえない職場です。 https://manba.co.jp/boards/103939 ・ふたりエスケープ https://manba.co.jp/boards/126172 ・恐竜とカッパのいる図書室 https://manba.co.jp/boards/202842