※ネタバレを含むクチコミです。
あらすじにあったからグルメ漫画のつもりで読んだけど、それどころではない感がすごい。たしかに楽しいものだけがグルメ漫画じゃないけども、小2の目線で見る台所、恐ろしい…。 というか赤坂アカ作画担当公募オーディションなんてものがあったんですね。
まず、1話目の「エミリーは魔女」を読んで「ズルい! こんなの皆大好きでしょ!?(キレ気味かつ満面の笑み)」となりました。 そのテンションがずっと続いていくのか、とドキドキしながら入った2話目の「イースターエッグをみつけて」では奥深い人間の心の機微に触れるお話が描かれており、「ああ、この作品はこの後もきっとこのような感慨を様々に与えてくれるのだろうなあ……」と、半ば確信めいた期待が芽生え、そしてそれは見事に満たされていきます。 恋愛が主軸の良い少女マンガをお求めの方には、2022年でも筆頭として推したいです。 大上貴子さん、これが初コミックスとは思えない素晴らしき一冊で、今後もぜひご自身の萌えを世界に解き放っていただきたいです。あなたのマンガで皆が幸せになります。
やっぱベテランの先生が描く話って面白いなと思わされた1冊でした。1作目のさいとうちほ先生による男装の麗人のお話がマジさいとうちほという感じで最高。 また小玉ユキ先生の作品としてちいさこの庭の番外編が載っており本編を読んでみたくなりました。 そして谷和野先生の作品は少女のデビュタントを描いた夢のように不思議なファンタジーで、谷ワールド全開でメッチャよかったです。 読み終わってから単行本未収録ばかりを集めたアンソロジーだと知り驚きました。得したなあ〜。
最初はこの二人の秘めた恋を描くのかと思っていたんですが、そんな直球な物語ではございませんでした。職場恋愛をしたら即クビという厳しい環境のなかで、主人公の家政婦・レヴィと執事・モーリスはプロ中のプロという佇まいがかっこよすぎる。そんななか、レヴィお気に入りのメイド長・シルビアが職場結婚をし辞めてしまいます。慕われていたはずなのに自分にはひとことも相談がなかったことで落ち込むレヴィに、お花をあげて励ますモーリス。やっぱり始まるのか…?恋が…!((o(´∀`)o))ワクワク
これ前にも掲載されたものなんでしょうか、エミリーは魔女というシリーズタイトルですが、魔女らしい描写があまりなかったので… ただこの作品はかなり好きです。 エミリーが、森薫先生のエマを思い出させる黒髪の美女メイドで、生意気だけど可愛い坊っちゃんのお世話をしてるようです。無表情なところが逆にドキッとするほどの魅力があります。 1話が短いので2話載って丁度いいくらいですね(個人的にはもっと載ってても嬉しいですが)。 いつか単行本で読める日が来るといいなと思っています。
※ネタバレを含むクチコミです。