『天才バカボン』『おそ松くん』を生んだ、ギャグマンガの神様の知られざる素顔! 70年代、超多忙なマンガの現場で青春を過ごした若者たちの記録! 初めて語られる赤塚との日々、埋もれていた大量の貴重な写真、爆笑必至のエピソード! メチャクチャで、大爆笑で、そして温かい… 赤塚不二夫とその仲間たちがココに! 元フジオプロアシスタントの筆者による、描き下ろしエッセイコミック!!
常に会社の屋上でバットを振る、野球大好き社員・マモル。ある日大事な取引先である豊物産との会食の席で、先方の高木部長と草野球の約束を取り付けたマモル。いざ試合当日、上司から「分かってるな?お前の出世のためにもわざと負けろよ」と忠告されマモルは憤慨。「わざと負けたり出来ません。真剣にプレーしなきゃ相手も喜びませんよ!」何とか負けて取引先に花を持たせたいチームメイト達の中、独り全力でプレーするマモルの孤独な戦いが始まった……! てらしまけいじが描くヒューマン・コメディ短編集!
しがない会社員の番場と岩谷はやるきのないサボリーマンだが、職場の若い女子社員・小川さんの気を引きたくて、年がら年中ランチのお誘いをしてはフラれていた。あるひの昼休み、屋上でぼんやりしていると課長がゴルフを一緒にやってみないかと誘ってきた。そもそも仕事も上司も馬鹿にしている二人はあっさり断るが、直後に小川さんが課長とゴルフのスイングの練習をしているところを目撃しびっくり。身を翻して課長にこびを売り、なんとか小川さんとお近づきになるべくゴルフにチャレンジする二人だったが…!?
ウマヅラという言葉では足りないほどに馬そっくりで超絶ブサイク、だけどポジティブで憎めない馬次郎を主人公に、個性豊かなキャラクターたちが縦横無尽に暴れまわるハイテンション・ギャグ!季節は春、女の子がいっそう可愛らしく見える今日この頃、馬次郎が「美人だ!!」と一目惚れしたのは誰がどう見ても美人とは程遠い怪物フェイスの光枝だった。馬次郎の友人・てらしまが光枝の顔を見たショックで気絶。それを見た馬次郎は、何故かてらしまが光枝に惚れたと勘違いし二人をくっつけようと奔走し始める…!
1年4組―ここにちょっとおバカな西城・猿山・日野の三人組がいた!冬のとある日…いつものように三人で登校中に後ろから「たすけて―っ!!」と何かから逃げている女子が!なんとその子は学園の天使の薄井美代子だった!!カッコイイ所を見せるチャンスと追い掛けてきたオジさんを懲らしめる西城と日野だったが…そのオジさんの正体はなんと…。西城コジキ・猿山ふじお・日野目出太。学園の天使の薄井美代子の四人を中心に繰り広げられるギャグ・コメディ作品!
数々の逸話を残す赤塚不二夫のプロダクション「フジオプロ」での日々を回顧したエッセイ漫画です。 主に70年代の思い出が中心です。チーム体制でバカボンのアイデアを練っていたブレーンたち、長谷邦夫、古谷三敏の活躍や、小学館の武居俊樹、五十嵐隆夫などの名物編集者、曲者だらけのアシスタントたちが登場します。タモリとのエピソードも少しだけ出てきます。フジオプロが一番輝いていた時代。 さまざまな媒体でフジオプロの逸話は語られてきましたが、これまでのイメージをさらに上回ってメチャクチャな現場のように感じました。これでよく制作現場が成り立ってたな・・・とあきれるような感心するような。 フジオプロといえばやはり、お酒のエピソードには事欠かない様子。 職場で飲むのは当たり前、仕事終わりはみんな深夜まで飲んで騒ぎます。 迷惑な酔っぱらいでしかないのですが、やることなすこと面白いから許せてしまう所がありますね。叱られたときは「ごめんなさい!永井豪とダイナミックプロでーす!」と騙って逃げるのには笑いました。 漫画内では貴重な写真をはさみながら、東京新宿区の落合エリアの紹介もされていますので、聖地巡礼する際には参考にしたいと思います。 全体的に湿っぽい話はほとんどなく、楽しい気持ちだけが残る漫画でした。 あとがきは、酒の勢いに任せて書いた文章ということですが、ちょっと意味するところが分からない部分もあり、もう少し真面目に締めてほしかったのが正直な所。しかし同時に「これでいいのだ」とも受け取れました。
数々の逸話を残す赤塚不二夫のプロダクション「フジオプロ」での日々を回顧したエッセイ漫画です。 主に70年代の思い出が中心です。チーム体制でバカボンのアイデアを練っていたブレーンたち、長谷邦夫、古谷三敏の活躍や、小学館の武居俊樹、五十嵐隆夫などの名物編集者、曲者だらけのアシスタントたちが登場します。タモリとのエピソードも少しだけ出てきます。フジオプロが一番輝いていた時代。 さまざまな媒体でフジオプロの逸話は語られてきましたが、これまでのイメージをさらに上回ってメチャクチャな現場のように感じました。これでよく制作現場が成り立ってたな・・・とあきれるような感心するような。 フジオプロといえばやはり、お酒のエピソードには事欠かない様子。 職場で飲むのは当たり前、仕事終わりはみんな深夜まで飲んで騒ぎます。 迷惑な酔っぱらいでしかないのですが、やることなすこと面白いから許せてしまう所がありますね。叱られたときは「ごめんなさい!永井豪とダイナミックプロでーす!」と騙って逃げるのには笑いました。 漫画内では貴重な写真をはさみながら、東京新宿区の落合エリアの紹介もされていますので、聖地巡礼する際には参考にしたいと思います。 全体的に湿っぽい話はほとんどなく、楽しい気持ちだけが残る漫画でした。 あとがきは、酒の勢いに任せて書いた文章ということですが、ちょっと意味するところが分からない部分もあり、もう少し真面目に締めてほしかったのが正直な所。しかし同時に「これでいいのだ」とも受け取れました。