『粉もんロード』でクマリネ先生が見せてくれたのは、シビアな現実に潜む胸踊る冒険譚でした。 危険で厳しい現実世界。でもそこには優しい人と美味しい飯がある。それで元気になるし、冒険できる。 『お持ち帰りですか!?』では、心を持て余した元戦場カメラマンが描かれる。女を取っ替え引っ替えする下衆な男。彼に複雑な思いを抱く編集者は、美味い飯を提供して彼に活力を与える。 二人のやっていることは芸能スクープ取り。どこまでも下衆だ。でも好きな飯を語る男、そして俊敏さを取り戻す男は魅力的だ。 飯を食うことは、大してお綺麗な事でもない事が語られる。綺麗事でない、生きている実感。飯をがっつく、味わう充実感。それだけのことで、バディはどこまでも輝ける。実際にあるお店の美味しい飯から、バディの下衆だけれど一級のファンタジーが生まれる。 いつか連載希望です!
張り込み中に食べるご飯がメチャクチャ美味しそう!・・・なんだけど、新人記者の主人公と十五が男女の関係になりそうな気配や十五の壮絶な戦場での体験といったご飯以外の他の部分の主張が強すぎて、「うまそ〜!」っていう気持ちがあっという間に霧散した・・・。個人的にはもうちょっとご飯に集中させてほしい
老舗の小麦問屋の娘との結婚を許してもらうには条件があった!それは「何も持たずにトルコから中国までを旅し、粉もん料理のレシピを100個ゲットする」という歴代の彼氏も逃げ出すような超難題だったが、どうしても彼女と結婚したい主人公はトルコに旅立った!途中で麻薬や武器を密売している集団と関わることになったり危険な状況もありましたが、大半は人に恵まれて美味しいトルコ料理レシピもたくさん登場します。ラマダン(断食)やクルバン(犠牲祭)などの日本には馴染みのない文化もしっかり取材をされていて読み応えがありました。残念なのはイランに到着したところで連載が終了してしまったこと。ぜひどこかで続きを描いて粉もんロードを完走して欲しいです。
読み切りとありますが、自分が読んだのはコミックデイズで連載中の粉もんロードです。 まだ2話ですがもうキャラ名からしていいですね! 春巻と歩粉 日本は米文化ですがよく考えたら他国は粉メイン 日々新たなグルメ漫画を探している自分としては新感覚の旅&グルメ知識漫画見つけた!と言う感じ。 知らない料理を知れるのは結構楽しい! 料理好き、旅好き、粉もん好きな人期待できるかと!
『粉もんロード』でクマリネ先生が見せてくれたのは、シビアな現実に潜む胸踊る冒険譚でした。 危険で厳しい現実世界。でもそこには優しい人と美味しい飯がある。それで元気になるし、冒険できる。 『お持ち帰りですか!?』では、心を持て余した元戦場カメラマンが描かれる。女を取っ替え引っ替えする下衆な男。彼に複雑な思いを抱く編集者は、美味い飯を提供して彼に活力を与える。 二人のやっていることは芸能スクープ取り。どこまでも下衆だ。でも好きな飯を語る男、そして俊敏さを取り戻す男は魅力的だ。 飯を食うことは、大してお綺麗な事でもない事が語られる。綺麗事でない、生きている実感。飯をがっつく、味わう充実感。それだけのことで、バディはどこまでも輝ける。実際にあるお店の美味しい飯から、バディの下衆だけれど一級のファンタジーが生まれる。 いつか連載希望です!