息子を失った母と同級生、喪失と愛情の物語「異世界に行った息子と会う方法を教えてほしい」 17年ぶりに再会した同級生からの依頼でオタク陰キャな会社員・堂原の非日常な日々が始まった! 最愛の子を失くすということ。この世界で最も大きな喪失感と向き合う物語。【ご推薦の声!】「美央の探求心と行動力を、私は現実逃避だとは思いません。かけがえのない大切な人を喪った時、もう二度と会えないかもしれないけれどきっとどこかで生きていると考えるのは自然なことではないでしょうか。美央が大我への思いを健やかに手放し、堂原が自分自身を取り戻すまで、じっくり時間をかけて欲しい。もっと二人の物語の続きが見たいです」ジェーン・スー(コラムニスト)「異世界モノの意味、考えたことある? 異世界モノが単に空虚なものであったら、世界中になぜこんなにも広がっているのでしょうか。息子を亡くす、というこの世で最大の不幸に見舞われた母がライトノベルにその意味を見出そうとする。この母の前に登場するのが慎ましく生きる一人のオタク。オタクは、人を救うことができる聖職者なのかもしれません」 吉田尚記(ニッポン放送アナウンサー)
死んだ息子は実は異世界に転生して生きていると主張する母親と、彼女の元同級生(オタク)が繰り広げる、悲しみに向き合う物語。誰かが死んだ時、残された人々はどうやって前を向き、立ち上がるのか。
たかがシチュー、されどシチュー。私にとっては、大切なこと。(コミックビーム2024年10月号)
夜にだけ開いている不思議なお店、よなきごや。おもちゃや休める場所もあって、子どもを抱えた親も、夜に居場所のない誰かも過ごせる秘密の場所。店員もいない、注文もできない。でも、ここには確かに何かがある。今夜もさまざまな事情を抱えた人々が集う。あなたなら、ここでどんな夜を過ごす?Twitterで公開されて話題となった『よなきごや』をオムニバス連載化!各話の後日談イラストと書き下ろしショートマンガ2作を収録。
伝説の一行が封印したはずの魔王が復活… しかし、そのなかの1人である「伝説の魔法使い」は赤ちゃんを抱えるお母さんになっていた! 城下町は保活の激戦区! 我が子は待機児童! 非協力的な夫! 母親とはどうあるべきか。女の一生とは。ファンタジーの世界の人間も苦悩する、結婚と出産、そして仕事。数々の壁にぶつかりながら、果たして彼女は旅立てるのか?
妻を追いかけるための100の挑戦。あと1年で定年退職。そんなある日、会社から帰宅すると妻はいなかった。リビングに残されていたのは、手紙と離婚届。仕事ばかりで、家のことは妻に任せきりだった日常を思い返しながら、厚みのある封筒を開けると…そこには家を出ていく旨と、ルールが書かれていたーー。家出した妻に戻ってきてもらうため奔走する、夫の物語。※当コンテンツは本文70ページの読み切り作品です。
「すぐにゾンビにやられるぞ」自分の道を見失い、田舎の祖母の家へとやってきた一希。彼女が出会ったのは、この世界にゾンビがいると思い込み、山籠もりをして暮らす青年・七生で…!?明らかに妄想。誰もがそう思っている。けれど七生の考えや生活が、一希に影響を与えていく。果たしてゾンビは来るのか、来ないのか?
ファンタジーなのにリアル!Twitterで話題の作品が書籍化!!その昔、勇者とともに魔王を封印した伝説の魔法使いがいた。平和を取り戻した世界で彼女は、待機児童を抱えるお母さんとなっていた!! 魔王が復活した今、彼女は魔王討伐の戦いへ向かうため、保活を始め、夫に家事育児を教え、定時上がりで戦いに参加する!
親友の息子を育てることになった日向子。わからないことだらけの日々は案外楽しい。