牧 秀彦(まき ひでひこ、1969年 - )は、日本の時代小説作家。東京都生まれ。
塩谷隼人 摂津尼崎藩江戸上屋敷で二十年あまり家老職を務め、知勇兼備で江戸中にその名は鳴り響いていた。また、藩随一の剣豪で、流派は古流剣術のひとつ中條流。六十歳を期に隠居願いを出したが、藩乗っ取りを画策している者がいるとの理由で却下されてしまう。藩と民を救うため、己の命を懸け奔走する隼人の前に立ちふさがる敵とは!?