頭フル回転で読まないと、いやフル回転でも謎が残ったくらいなので、面白いけどもう一度読むのは勘弁…な矛盾した気持ちになる漫画笑
たしか、学生のときに行っていた定食屋に置いてあって、タイトルからきっとハッピーストーリーだろうと思い、幸せになりたくて読んだ。 表紙を見ると、どこか見慣れた絵。 「YAWARA」の人だと気づいて読んでいくと、展開も、若干YAWARAの雰囲気に似ている。 とはいっても、「YAWARA」もちゃんと読んだことはなく、アニメやらなんやらで知っていたくらいなんだけど。 嫌なやつも出てくるけど、ひたむき頑張る主人公。 思わず、応援する。 ハッピーになりたくて読んだのに、私はハッピーなのか。 そこはよくわからないが物語に引き込まれ過ぎて、食べかけのあと少し残った料理を下げられそうになること、しばし。 今思えば、迷惑な客だったと思う。 浦沢直樹作品は、不思議と引き込まれる作品が多いので、「Happy!」もスポーツがさっぱりわからなくても楽しめた。 それから、昔の作品は作品で、当たり前のように描写された当時の雰囲気も楽しめてよいなと思う。
※ネタバレを含むクチコミです。
青年向けエロ漫画というわけではないんだけど、すごく大人向けの漫画。 内容も政治的な切り口が多いし、物語がジャンプコミックスのように起承転結が激しくない。 静かに進む物語です。 浦沢直樹シリーズの中では1番地味な作品だけど、一周回って面白いという感じですね。 ちなみに人がすぐに死にます。
嫌なキャラが多すぎて、作者は捻くれ者だなと思ってたら、あの浦沢さんです。 21世紀少年の。 蝶子って女が最悪で、出るたびに嫌な事を仕掛けてきます。 なんかあまりにも嫌なやつすぎて、漫画を読むのやめたくなります。 こんな嫌なやつ、他の漫画にも出てこないよ。 一度味わう価値あり!
ラストの「お前、○○だろ?」(ネタバレなので伏せます)は、そいつ誰?か、あー!そういう事か!の好みがハッキリ分かれるラストだった 自分は今までの絶妙な伏線がここで繋がった感覚だったが、確かに1番最初に読んだ時はそいつ誰?でした... 2周目読んだ時に意識して伏線や謎を考えながら読むと最後スッキリしたので、2周は読むのをオススメする
怒涛の展開、謎が謎を呼ぶストーリー、どんでん返しの連続... 読んでいてここまで心が躍り、ハラハラする漫画はそうそう無い 子供の時の夢・落書き・遊びが大人になって現実になっていく設定や、昭和〜始まる懐かしさと当時の記憶とのギャップなど、物凄く絶妙に巧妙に描かれているストーリーは本当に秀逸 当時小〜中学生ぐらいの頃に、続きがどうしても読みたくお小遣い握りしめて本屋に走ったのが懐かしい... 伏線の張り方も匠の技が見え、浦沢先生の凄さが滲み出る超良作
小学生の頃の遊びで書いた予言の書が本当になる話。 みんなが大人になって、当時の友達の中の誰かが宗教の教祖となって世界を侵 略していきます。 主人公はどこにでもいる「ケンジ」という男。 昔の仲間と協力して、教祖が誰なのかを暴いていきます。 その中で、仲間が殺されたり、裏切られたり、自分の子供の頃描いた落書きのせいで世界がおかしくなります・・・ ケンジはどうやって世界を守るのか??? ヒーロはいるのか???? ※実在の人物にそっくりな方々が多く、大人だからわかる、裏の意味を感じます。特に宗教法人の重要キャラクターとかは、誰もみてわかると思います。
頭フル回転で読まないと、いやフル回転でも謎が残ったくらいなので、面白いけどもう一度読むのは勘弁…な矛盾した気持ちになる漫画笑