『信長を殺した男~本能寺の変 431年目の真実~』が非常に興味深い内容でしたので、本作も手にとってみました。 まだ4巻ですが、これもめちゃくちゃ面白い。 前作の主人公が明智光秀で、黒幕である秀吉との対立構造を中心に描いておりましたが、本作は、本能寺の変以後も含む、より秀吉に物語がフォーカスした内容になっております。 前作同様、引き続き秀吉は悪役のようなテイストになっておりますが、それでも出自のエグさを中心に、秀吉のあらゆる行動の動機や経緯を丁寧に描かれており、どちらかというと秀吉に共感したくなってしまうのが良かったです。 誰の子かもわからない、卑しい身分から立身出世し、いかにして最高権力者まで昇りつめることができたのか。 そのバイタリティの一旦が垣間見えます。 具体的に、なぜ、朝鮮出兵したのか? 諸外国の交流とくに宗教の制限をした理由など、出生時の経験とともに描かれており、また膨大な参考文献の数々で裏打ちされているのも、説得力増してよかったです。 マンガでありながら、秀吉が思い描いた大望について(あくまで諸説あるなかの一説としてですが)知れる重厚な内容です。 デマルカシオンの意味も本作で知りました。 歴史好きにはぜひ読んでいただきたい一冊です。
面白かったです! 確かに本能寺の変ってよくわからないんですよね。動機も不明ですし。そもそも400年以上も前のことなので、覚えてる人もいないですし、記録も散逸してしまってますし。 なので、こちらの新説もあってもおかしくないな、と興味深く読みました!!しかもマンガもかなり上手いです!!キャラも立っててすごく良かったと思います!! ただ、少し気になったのが、漫画とは直接関係ないのですが、少し動機が弱い感じがしましたね。。。元々の通説も動機が弱いところもあるので、だから新しい説は違うとは言いませんが。さらなる文明の発展によってタイムマシンが発明されて最終解決されることを切に望みます!!! あと「勿れ」はもう食傷気味です。センゴクだけで十分です。
信長を殺した男、BORDER66の藤堂裕先生による読切。明らかに連載を視野にいれてるな〜という構成で、「え、ここで終わりなの」となりました。連載で続きを読ませてほしい! 目次の作者コメントや柱コメントによると「高校時代にボート競技をやっていて、松本大洋先生のピンポンがバイブルだった」そうで、まさにそれが全部詰まった作品になってるんですね。 作中で「国内ではあまり人気がない」と書かれている通り、自分自身ボートに関する知識0なので、丁寧につけられた脚注や解説ページはとてもありがたかったです。 全国大会6連覇のサラブレッド(イケメン)と、才能ある無名の選手(素朴)という2人の高校生がどんな物語を繰り広げるのか。 1話が読める日を楽しみにしています!
織田信長、ひいては"本能寺の変"について描かれた作品は多くあり、それゆえ読み手も「またか」と思う方も少なくないはず。となると、1話目の掴みが非常に大切になってくるわけですが、この作品の1話目が今までにないアプローチの仕方であっという間に引き込まれました。 歴史好きもそうでない方にもおすすめです。大河ドラマ「麒麟がくる」の追い風もありますから、これを機に歴史ファンが増えてほしいものです。
信長を殺したのは明智光秀である。 当たり前の事として歴史で習っていましたが、この漫画では信長を殺すに至った背景に何があったのかを明智光秀側から丹念に描いています。 タイトル中に「真実」と書いてありますが、実際の所どうだったのかは確証がないわけでありまして、信じるかどうかはアナタ次第・・・という感じでしょうか。 漫画としては作画もテンポも良く勢いがあります。歴史ものとしてはかなり読みやすい方だと思います。
来年の大河ドラマは明智光秀ですね。 (昨今、配役にごたついておりますが…) 本作は、そんな明智光秀を主人公にした歴史作品ですが、他とは一味違います。 明智光秀といえば「謀反おこして、織田信長を討った悪役」という印象でしょうか? この作品は、実はその謀反を「誘導した人物」がいるという、歴史の真実を暴く内容となっております。 その人物とは一体誰なのかっ!? ・・・まぁ、羽柴(豊臣)秀吉なんですがね。 実際、明智光秀を討ち取ったのも秀吉ですから、そうなりますね。 その根拠として ・当時、中国地方の毛利と戦をしていたので、あんなに早く京都まで帰還できるはずがない ・信長に援軍を要請したのも秀吉だった ・その後の秀吉の天下への野心 などとしているのですが、実際どうなんでしょう? ここらへんは意見分かれそうです。 そもそも歴史は勝者のものだし、死人に口なしでは、何が真実なのかわかりません。 でも、だからこそロマンがうまれるものだと思います。 色んな説があって、それを知り、想像し、思いを馳せるのも、また楽しいものです。 私自身は、当時圧倒的な存在だった信長を討てるような大器は「明智光秀」しかいなかったという点において、ある種尊敬をしておりました。 いささか厨ニ的ですが、誰もが思い描いていたであろう(ないしは、画策して失敗した)ことを、実行できたという事実だけですごいなぁと思います。 それゆえに本作は、そんな明智光秀の生涯を知るうえでも、本能寺の変の新たな説としても両方楽しめる内容となっています。 大河ドラマは、どうなるんだろう。(色んな意味で)
地球温暖化を防ぐために人為的に地球を冷やす研究をしている父を持つ男女の双子の諒と幾。母のお腹にはもうすぐ産まれる弟がいて家族は幸せそのもの。将来は父のような研究者になりたい諒は南極調査に同行するはずだったが運悪くカゼを引いてしまう。そこで正反対の性格である幾が双子である自分が代わりに行くと言い出し父と共に南極へ向かった。しかし前例のない巨大地震が南極で発生したことで家族も悲劇に襲われる。海面上昇により水没し始めた世界で、大人になった諒は海上保安庁の隊員となり人命救助に従事していたー。 現在グランドジャンプに掲載されたのはEpisode0の前編と後編なので、物語はこれからがスタート!なんだけど、壮大な内容ですでに引き込まれてます。
『信長を殺した男~本能寺の変 431年目の真実~』が非常に興味深い内容でしたので、本作も手にとってみました。 まだ4巻ですが、これもめちゃくちゃ面白い。 前作の主人公が明智光秀で、黒幕である秀吉との対立構造を中心に描いておりましたが、本作は、本能寺の変以後も含む、より秀吉に物語がフォーカスした内容になっております。 前作同様、引き続き秀吉は悪役のようなテイストになっておりますが、それでも出自のエグさを中心に、秀吉のあらゆる行動の動機や経緯を丁寧に描かれており、どちらかというと秀吉に共感したくなってしまうのが良かったです。 誰の子かもわからない、卑しい身分から立身出世し、いかにして最高権力者まで昇りつめることができたのか。 そのバイタリティの一旦が垣間見えます。 具体的に、なぜ、朝鮮出兵したのか? 諸外国の交流とくに宗教の制限をした理由など、出生時の経験とともに描かれており、また膨大な参考文献の数々で裏打ちされているのも、説得力増してよかったです。 マンガでありながら、秀吉が思い描いた大望について(あくまで諸説あるなかの一説としてですが)知れる重厚な内容です。 デマルカシオンの意味も本作で知りました。 歴史好きにはぜひ読んでいただきたい一冊です。