『あなたは私の呪いにかかってしまった…死ぬわ』やりたいことも、夢もない大学生の華。ある日、自称「怨霊」の宵子に出逢い、告げられたのは――宵子の呪い。華は呪いを解くために、成仏を手伝うことに! 彼女の未練を晴らすため、煤けて真っ黒な絵画だけを手がかりに、この美しい幽霊の正体へと近づいていく――。次第に華は、宵子の天性の魅力の虜になっているようで…? 1枚の絵画から始まる、レトロ浪漫ファンタジー。
「え! 深見君、アルファだったの!?」「やーっぱりな。あんな完璧超人がベータなわけねーよ」高校三年の冬。ベータばかりの学校にもたらされたそのニュースに、周囲は皆一様に納得し興奮を隠さない。だが、景哉の親友である柚季にとって、それは大切な友人との決別の宣告と言えた。ベータだと疑いもせず生きてきた柚季には、実は自分がオメガだったという衝撃的な事実が突き付けられていたのだ。社会的に虐げられ、侮蔑を受けるオメガという第二の性。「オメガじゃ……アルファの近くには、いられない……」――しかし、全ては仕組まれ、柚季の人生は既に『彼』の手中にあった。「さっさと腹くくって、オメガとして堕ちてこいよ。俺達の王様は、お前をご所望だ」ゾクゾクするような支配と執着。匂い立つ濃密なエロスを、圧倒的な筆致で描き出す人気小説のコミカライズ!
ヤクザの水島は少年時代に弥勒菩薩に魅入られ、人外のものにしか欲情できないという厄介な性癖を持っている。ある夜、水島は暗い海で人魚と出会う。妖しくも美しいその人魚を、水島は忘れられず……。無邪気な〈化け物〉に絡めとられ堕ちていく、底なしの愛の沼……。(初出『fRag vol.35』重複購入にご注意ください)
【元剣奴の従者 兼 愛人】×【尊大な性悪ビッチ御曹司】賭けをしよう、野蛮な獣を“理想の人間”に教育できるかどうか――…。財閥の御曹司・ブラッドは、その地位ゆえ誰もが傅き媚び諂う日々に退屈していた。ある日、友人に誘われ訪れた地下闘技場。そこにいた野蛮な獣のような男に目をつけ、暇つぶしのゲームを思いつく。男を買い取り、≪理想の人間≫に調教できるか賭けをしよう、と。男同士のセックスも知らない彼に、ブラッドは自分好みの甘美な快楽を教え込んでいく。「俺が飽きるまでは傍に置いてやる」ブラッドにとっては気まぐれな戯びでしかなかったが、地獄のような世界で生きていた男にとってブラッドの存在はあまりにも眩く、彼の魂を灼き貫いた――…。運命を狂わす、閃光の主従BL。◆収録内容◆「わが美しきヴィクター」全6話/単行本収録描き下ろし8P/電子限定描き下ろし(おまけ漫画2P)
【元剣奴<スレイブ>の盲従ボディーガード×尊大な性悪ビッチ御曹司】 暇つぶしの賭けから始まる、後戻りできない運命の主従BL! 財閥の御曹司・ブラッドは、その地位ゆえ誰もが傅き媚び諂う日々に退屈していた。そんな中、友人に誘われ訪れた地下闘技場。そこにいた野蛮な獣のような男に目を付け、暇つぶしの遊びを思いつく。男を買い取り、≪理想の人間≫に調教できるか賭けをしよう、と。「躾け甲斐がありそうだ」男同士のセックスも知らない、その獣のような男に、ブラッドは甘美な快楽を教え込む。オナニーショーのように自らの後孔を弄りながら、男のモノを誘う。「俺が飽きるまではそばに置いてやる」その気まぐれな悪戯が、ふたりの運命を狂わしていく――…。
クラブの黒服見習い・梅太郎は、上松組の若頭・竹内に片思い中。大学受験に失敗し、夢を見失った自分を拾ってくれた、誰よりもかっこよくて美しいひと。でも、竹内は梅太郎を弟扱いして可愛がるばかりで、恋愛には程遠く…そんなある日、二人は組長の愛犬・ペロちゃんの散歩中にヘマをしでかしてしまう!怒った組長は二人をラブホテルへ放り込み、竹内への“ヤキ入れ”セックスを命じる。男気溢れる竹内は素直に尻を差し出すが、梅太郎の愛情たっぷりな愛撫にトロトロにされてしまい――!?一途な年下ワンコ×天然男前ヤクザの溺愛BL!電子限定描き下ろしマンガ1Pつき!※本書は、電子配信中の「犬も喰わねェ恋煩い」(1)~(6)が収録されています。
クラブの黒服見習い・梅太郎は、上松組若頭の竹内に片思い中。夢を見失っていた自分を拾ってくれた、誰よりもかっこよくて美しい彼を慕い、ずっと隣にいたいと思っていた。そんなある日、ひょんなことから竹内が組長の怒りを買い、お仕置きとして二人はラブホテルに放り込まれてしまう!“ヤキ入れ”として梅太郎とのセックスを命じられた竹内。尻なんて痛いだけだと思っていたのに、梅太郎の愛情たっぷりなセックスにトロトロにされてしまい…!?一途な年下ワンコ×天然男前やくざの溺愛ラブコメ!※第1話はマガジンビーボーイ 2021年7月号掲載の特別読み切り「犬も喰わねェ恋煩い」と同じ内容です。
場を埋め尽くすのは、壮大な音楽以上の貴方の響き―…。芸術の粋を極め、情景を色とりどりに魅せてくれるオペラの世界を愛してやまない雪坂ケイン。苦手な金勘定もなんのその!? 業界の端っこ事務からアタックし続け、ついにマネージャー業務に携われることに! 専属担当となった月岡暁彦は、一世を風靡したベテランテノール歌手。表現力はパーフェクト! しかし全盛期の鮮烈さに比べ鈍色にも感じる今の彼。再びナンバーワンの輝きを取り戻したいケインは、自身の得意分野《恋愛》で高みにエスコートしようとするが…。まずはディナー? いいえ、ベッドイン。本格オペラを舞台に恋させたいマネ―ジャー×恋愛嫌い御所様オペラ歌手の艶めく芳醇セックスマネジメント開幕。
【電子版限定おまけ付き】おまけが収録されているのは電子版だけ!【※この作品は話売り「ゆめみるヴァンパイア」の第1巻~6巻を収録した単行本版です。重複購入にご注意ください。】淫魔(インキュバス)とヒトとの間に生まれた菱田マモルは、まっとうな人間として生きていきたいと思うあまり、人間から精気を搾取することを拒み、死にかけていた。そんな彼の前に現れたのは、比類なき美しさをたたえたヴァンパイアのラドゥ。みずからの肉体をマモルに与え、精気を得る方法を教えたラドゥは、命を救ったことと引き換えに、マモルに自分の「使い魔」になるよう条件を出す。その役割は、マモルの想像をはるかに超えた、びっくりするもので……?永遠に生きるラドゥと、限られた寿命を持つマモル。ラドゥの屋敷で心穏やかな日々を過ごすうちに、やがてマモルは、自分とラドゥにいずれ必ず訪れる、「時間による絶対不可避の別れ」に気づいてしまう。そして、ラドゥが人知れずその胸に抱え、恐れ続けている「ある想い」を知ったマモルは――?真面目で純真な淫魔×絶世の美と永遠の命を持つヴァンパイアの、不滅の愛の物語。その美貌に加え、芸術や漫画をこよなく愛する、ちょっとオタクな一面も持つ吸血鬼・ラドゥの愛らしい魅力も必見!巻末には、コミックスでしか読めない描き下ろしも収録しています!
「今からするのは「愛する人とのセックス」ではないが、利己的な暴力でもない――君が生きるのに不可欠なものなんだ――」美しい吸血鬼は、清純な淫魔の上に跨り、その硬い肉棒を一気に己の腹の奥に納めて――。 菱田マモルはただ真っ当な”人間”として生きていたいだけだった。事実、彼はごく普通の大学生だった……彼が人ならざるモノ――淫魔と人間の合の子であることを除いては。淫魔のフェロモンが制御できずに垂れ流し状態のマモルは、そのフェロモンによって惑わされたトラックにアパートを破壊された上に、今まで精気を摂取したことがないために体調不良でフラフラだった。そんな彼を助けたのは、同じく人ならざるモノ――吸血鬼のラドゥだった。「わたしは君に死なれては困るんだ」ラドゥはそう告げると、淫魔として精気を摂取する方法を知らないマモルにセックスを教え、精気を与える。そして、その引き換えに彼を”使い魔”にする。その使い魔としての役割とは……日本の誇る新たな芸術――”漫画”の祭典、コ●ケに行って漫画を買うこと――!? 真っ当に生きたい初心な淫魔×芸術をこよなく愛する魅惑の吸血鬼の絢爛耽美で不器用な関係性の行方は――
いったいいつの時代の話かわからなくなる、耽美的な絵柄。 でも宵子さんがいる雰囲気には、この絵柄が合っていると思う。 偶然、自称怨霊の宵子と出会った大学生の華。 未練を果たせば成仏できるかもとのことで、手渡された煤けた絵画のキャンバス。 怨霊とは思えないほど、素敵なお姉さんの宵子さんに、こちらも目を惹かれてしまう。 素敵なお姉さんだけどやはり怨霊のせいか、さらっと、呪いにかかったから死ぬだの、内側から恨みや憎悪が吹き出してくるだの、怖いことを言ってきてくれる。 そこがまた魅力的に思えてしまうんだけれども。 少しずつ明らかになっていく、宵子さんに起きたこともまた興味深い。 焼夷弾ということは、彼女は戦中を生きた人でいいんだろうか。 怨霊でもおしゃれな宵子さん。 宵子さんを失うのが怖い華。 これから、どういう展開になるんだろう。
とにかく絵が美麗…!冒頭は現代が舞台なんですが、すでにレトロな雰囲気が漂っています。 コマを飾るアール・ヌーヴォーな模様や花がが出てくるところもCCさくら育ちとしてはときめかざるを得ません。素敵です! なんて素敵な絵なんだろうと思って過去作を見てみたら『美しい体』の作者様でした。なるほど〜…!!
いったいいつの時代の話かわからなくなる、耽美的な絵柄。 でも宵子さんがいる雰囲気には、この絵柄が合っていると思う。 偶然、自称怨霊の宵子と出会った大学生の華。 未練を果たせば成仏できるかもとのことで、手渡された煤けた絵画のキャンバス。 怨霊とは思えないほど、素敵なお姉さんの宵子さんに、こちらも目を惹かれてしまう。 素敵なお姉さんだけどやはり怨霊のせいか、さらっと、呪いにかかったから死ぬだの、内側から恨みや憎悪が吹き出してくるだの、怖いことを言ってきてくれる。 そこがまた魅力的に思えてしまうんだけれども。 少しずつ明らかになっていく、宵子さんに起きたこともまた興味深い。 焼夷弾ということは、彼女は戦中を生きた人でいいんだろうか。 怨霊でもおしゃれな宵子さん。 宵子さんを失うのが怖い華。 これから、どういう展開になるんだろう。