とある青年・安藤が友人関係で悩み、勢いで初めての海外旅行(ベルギー)へ。コーディネーターを頼んだ男・木貴須がかなりぶっきらぼうだったが、その旅で青年の悩みは解消するのか…な話 本編読んだあとあらすじ読んで、コーディネーターの男のほうが主人公だったのか!?と混乱してしまった。もしかしてたらちね先生の過去作に出てたりする…? いずれにしろ、この木貴須という男を主人公に連作短編みたいなのがあっても面白いと思いました!読切だけで終わらせるのは勿体ない男です。
今まで読んだ漫画遍歴で、最高齢の主人公。 でもそんなことは関係なく、いくつになっても、いつになっても。夢をあきらめない主人公に心動かされました。かかわる人に心が揺さぶられることも素敵だなあって思います。 時間をどう捉えるかを年代を比較して、好きなことに対する熱を冷静に燃やしていて、引き込まれます。おすすめです。
今まで見た漫画の中で性をここまで解放した作品はない。 性✖️ギャグとか、単純なエロ漫画はたくさん観てきたのだけど、これは性の悩みについてに焦点を当てています。(もちろん面白おかしく描いてはいるけど) 人それぞれ、いろんな悩みを抱えて生きているという事。 でも性の悩みはいつも表通りに出てこないから、こういった漫画を通じて1人でも多くのかたが1人で悩みすぎない事を祈ります。 ネットフリックの作品も観てみます。
※ネタバレを含むクチコミです。
夫と死別した65歳のうみ子は、映像専攻の美大生海と出会い、映画の海へとダイブする。 自分は映画を撮りたい側なのではないか?しかしこの年で?これ以上日常に波を立てたところで面倒なのでは?と悩むうみ子。しかし自分だったらどうする?と考えてしまえば、止められない。 ここの表現が秀逸だな~分かるな~と。いやほんの数ページなんですけど、めちゃくちゃ共感できるんですよね。映画にしろ何にしろ、新しいことを始めようとするのは良くも悪くもドキドキする。面倒になってすぐやめちゃうかな、変に調子乗ってないかな、って思うんだけど始めてみるとものすごく楽しくなって夢中になってしまう。たまらんね。 私もほんの少し創作をしたことがあるので、その時のことを思い出して懐かしくなりました。いやエモくなりました。 色んな層に刺さる良き作品。
表紙がとても好き。おばあちゃん映画への愛と情熱が伝わってくる、まさに映画のような作品!
(がんばれっていうとパワハラになるらしいので) いざゆけ、うみ子さん。 映像科の大学生×夫を亡くしたおばあちゃんのなんともいえない感情と想いの交錯。 久しぶりにこんなに惹きつけるチカラが強い作品を見た。 「メタモルフォーゼの縁側」でも思ったけど、おばあちゃん主人公の作品って強い。これは自分がそういうのが好みなだけではないと思う。
久しぶりに読んでステキ!と思えた作品でした。 『生き方上手』の故・日野原重明先生経由で知った、 哲学者マルチン・ブーバーの言葉 「人は創(はじ)めることを忘れない限り、いつまでも老いない」 が、ステキな言葉だなとずっと思っていたので。 本作の主人公も65歳という年齢ながら映画をつくるために大学に入りなおすとか、人生100年時代にふさわしくステキでした。 自分のやりたいことに気づく瞬間や、実際に動き出すために必要な環境が整っているタイミングとかは、人それぞれですもんね。 特に、そのきっかけになった海(カイ)という美大生の一言 「今からだって死ぬ気で映画作ったほうがいいよ」 の発言はシビれました。 年齢や性別とか関係なく、同じ創り手として同じ目線で主人公に言い切る姿はホント格好よかったです。 年老いた老人に、冷水と嘲笑することなく、 何か新しいことやったほうがいいよ、なんて中々言えないよなぁと。 この二人でどんな映画をつくり、どういう関係になっていくのか凄く楽しみです。
65歳美大の映像学科のうみ子さんが、映画館で出会った同じ大学の同じく映像学科の海くんを誘って、早朝の海にロケハンに行った海で初めて撮りたいものを見つける。一巻読了。 ふたりともそれぞれの放つ言葉に大きく人生を揺さぶられる。 これから、物語が進展していく。 早く、その現場に立ち会いたい。 待ち遠しい♬
とある青年・安藤が友人関係で悩み、勢いで初めての海外旅行(ベルギー)へ。コーディネーターを頼んだ男・木貴須がかなりぶっきらぼうだったが、その旅で青年の悩みは解消するのか…な話 本編読んだあとあらすじ読んで、コーディネーターの男のほうが主人公だったのか!?と混乱してしまった。もしかしてたらちね先生の過去作に出てたりする…? いずれにしろ、この木貴須という男を主人公に連作短編みたいなのがあっても面白いと思いました!読切だけで終わらせるのは勿体ない男です。