弥生の大空

弥生の大空

【居候男子・周作との同居生活に弥生の女子メンタリティは崩壊寸前!】青葉高校1年生、上杉弥生は元気いっぱいなテニス部員。父の古い友人の息子、一条周作を預かることになり弥生と同級生になった。しかし弥生の理想に反して、その子は超小柄で自由奔放な山猿だった…! 天才柔道少年と仲間達の柔道にかける青春譚、第1巻。

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ぶるうピーター

ぶるうピーター

蒼風高校学生寮「アルゴー寮」に入った新入生、明科一帆(あかしなかずほ)と壱岐良知(いきよしとも)が割り当てられたのは男子禁制のはずの女子寮(2号館)だった!? 直情一直線の一帆は激怒するものの、男子の入寮希望者が多く部屋の割り当て変更は行われない。一帆の幼馴染で共に入寮した亀行道は、そんな一帆達をうらやましがるが、実は女子寮と男子寮の間には埋められない溝があったのだ。一帆は持ち前の行動力で問題に立ち向かって行くが、そこはなかなか一筋縄ではゆかず……!? 女子寮を束ねる紅尾鈴(べにおりん)、一帆の隣部屋の十文字唱、南部希美、三郷西夜(みさとせいや)ら女子寮生と、一帆や亀、壱岐達男子寮生の交流を描いた学園ドラマ。『すくらっぷ・ブック』に続く、小山田いく青春3部作第2弾!! 小山田いく先生の当時の単行本コメント『中学から、五年制の工業高専に進んだボクは、16歳から20歳までを寮と下宿で暮らしました。だから「学校」というと、すぐ「寮」を連想してしまうのです。その寮という、同世代だけの大家庭で知ったいろんなことを、いつかかいてみたいと、ずっと思っていました。……かかずにおくにはあまりに楽しい場所でしたから。』

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イブよ!わたしのイブ

イブよ!わたしのイブ

22世紀からタイムマシンの故障でやってきた若者エル。彼はすてきな娘イブとしりあうが……。表題作『イブよ!わたしのイブ』をはじめ木原敏江の原点ともいうべき初期傑作短編を網羅!

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銀色のロマンス

銀色のロマンス

■銀色にけむる公園のベンチで永遠の愛を誓いあったフィービーとジーン!! ところが幸わせな日々もつかのま、仕事でロスに出かけた夫のジーンが飛行機事後で行方不明に!! ■愛することの苦しみ・哀しみ、そして愛をつらぬくことの尊さを見事に描いたロマンス傑作選。『銀色のロマンス』ほか3部を収録。

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糸のきらめき

糸のきらめき

幼い頃のある出来事から心を閉ざした少女が、歌の才能を見出され、孤独を癒し、人を愛することを知り、成長していくドラマティック・ストーリー「糸のきらめき」、人違いどたばたラブコメ「メリー★ロバスマス」、十年越しの片想い「一枚の年輪」――くらもちふさこの初期名作3作品を収録! 【同時収録】メリー★ロバスマス/一枚の年輪

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ジローにぞっこん

ジローにぞっこん

超美人で仕事もできる完璧な女性・野々村夢(24歳)。そんな彼女とマンションで同棲をしている男は冴えない浪人生(19歳)だった。彼の名前は沖田ジロー。まったくモテないジローと比べ夢はモテモテだが、夢はジローを可愛がっていつもイチャイチャしていてHも熱々で…。ところがある夜、女物の香水の匂いを付けて帰ってきたジローに夢が嫉妬して大激怒! ──羨ましすぎるラブストーリー!

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お仙

お仙

▼第1話/首の男〔エスキモー編〕▼第2話/羊飼いトリア〔インド編〕▼第3話/山女魚(やまめ)(聴耳草紙より)▼第4話/馬婿〔日本編〕▼第5話/狼石(聴耳草紙より)▼第6話/お仙〔日本編〕▼第7話/赤沼〔日本編〕●あらすじ/あるところに漁師の兄弟がいた。二人は仲が良く、いつも協力し、お互いを尊重しあいながら暮らしていた。だがある時、近所に住む「お仙」という美しい女性に出会った二人は、ともに心奪われてしまう。嫉妬と疑心暗鬼から、いがみあうようになってしまった彼らは、遂に船の上でケンカを始め、襲ってきた嵐に飲まれてしまった。幸い二人は命を落とすことはなく、浜に打ち上げられるが、そこで自分たちの愚かさに気づく。とはいえ、お仙のことは諦めきれない。二人は思い悩んだあげく、許されざる行動を起こしてしまう…(第6話)。●本巻の特徴/数々の力作を生んできた『神話伝説シリーズ』の最終巻。男女の愛と兄弟愛の葛藤を描いた表題作「お仙」をはじめ、「山女魚」「馬婿」など、日本の民間説話に素材やアイディアを求めた5編と、外国の神話伝説をもとにした「首の男」「羊飼いトリア」の2編を収録している。初出は「首の男」「羊飼いトリア」「山女魚」1979年、「馬婿」「狼石」「お仙」「赤沼」1980年。なお引用されている「聴耳草紙」というのは、東北・遠野出身の民族学者・佐々木喜善が、自分の故郷に伝承されている伝説を採集した記録である。●その他のデータ/巻末に、国際日本文化研究センター教授・小松和彦氏によるエッセイ「常民の心性への接近」を収録。

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ワタカ

ワタカ

▼第1話/ボロロ〔アマゾン編〕▼第2話/ワタカ〔日本編〕▼第3話/風狗〔日本編〕▼第4話/Tama(聴耳草紙より)〔日本編〕▼第5話/印南野(いなみの)(今昔物語)▼第6話/夜行(やぎょう)さん〔日本編〕●あらすじ/少女・ユキの一家が飼っていた馬が死んだ。農民にとって牛馬を失うことは、死を意味する。新たな馬を購入するために、ユキの母は質奉公に出た。質奉公とは、身売りのことである。その後、女房を失って自堕落になった父に、母と同じように身を売られそうになったユキは、山へ逃げ込み、そこで白馬に姿を変えた母に出会う…(第2話)。●本巻の特徴/大和(現在の奈良県)に伝わる話を描いた表題作「ワタカ」をはじめ、今昔物語から3つのエピソードを選び、作者の意図によって自由に配置・改作した「風狗」、「聴耳草紙」に着想を得た「Tama」、阿波の伝承話「夜行(やぎょう)さん」など、全6話を収録。初出は「ボロロ」1979年、「ワタカ」1974年、「風狗」1979年、「Tama」「印南野」「夜行さん」1980年。●その他のデータ/巻末に、藤本由香里氏によるエッセイ『観音さまの口』を収録。

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白土三平異色作品集 鬼泪

白土三平異色作品集 鬼泪

▼第1話/蛍の宿▼第2話/原人の墓▼第3話/鬼泪(第1章/今浦島、第2章/迷子、第3章/キリサキ、第4章/赤の家、第5章/石喰い、第6章/女星が消えた) ●主な登場人物/▼蛍の宿:京子(蛍を持って海辺の旅館・磯屋を訪れた謎めいた女性)、明(磯屋旅館の一人息子)▼原人の墓:斉藤(伝承を信じ、山奥まで日本原人を探しに行く青年。天城観光ホテルに勤めている)、天城八重子(天城観光ホテルの経営者・天城重蔵の娘。斉藤と共に原人を探しに山へ向かうが…)▼鬼泪:石神栄次(27歳。東京で職を転々としていたが、5年ぶりに帰郷。故郷で働き口を探す)、磯貝松造(65歳。今も古い木製の船で海へ出る、腕のいい昔気質の漁師) ●あらすじ/上京してはみたものの、都会の空気が肌に合わず、5年ぶりに故郷へ帰ってきた石神栄次。帰郷した栄次は、浜辺で漁師の松造に出会い、その生き方に影響を受ける…。漁師、陶芸家、採石場作業員らの姿を通し、誇りを持って仕事に向かう男たちの姿と、近代化に伴う自然破壊の弊害を描いた力作(第3話)。●本巻の特徴/表題作の他、海辺の旅館・磯屋の家族と、謎めいた美女・京子をめぐる物語「蛍の宿」、長野の山中へ日本原人を探しに行く二人の男女の顛末を描いた「原人の墓」の全3編を収録した、異色作品集。いずれも初出は81年。●その他のデータ/巻末に映画評論家・門間貴志氏によるエッセイ「『鬼泪』のキャスティングを考える自分がいる」を収録。

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白土三平異色作品集 泣き原

白土三平異色作品集 泣き原

▼第1話/雨女(あまめ)の島 (神話伝説シリーズ今昔物語より)▼第2話/泣き原(なきがはら) (女星シリーズ)▼第3話/犬狩り (女星シリーズ) ●主な登場人物/▼雨女の島/八州一(やしまはじめ。復員後、山中で倒れていた雨女を助けた事をきっかけに、波瀾に満ちた人生を歩み、後に日本を代表する実業家になる)、鏡雨女(かがみあまめ。山の中に隠れるように建つ名家の美女。自分を救ってくれた一に夢中になる)▼泣き原/磯村香(神奈川県平塚の宿・虫窪で、一人小さな峠の茶屋を営みながら、戦争から戻ってこない夫を待ち続ける)、磯村五郎(春の夫。南方に出兵したまま、20年間行方知れず)▼犬狩り/山田(都心から2時間ほどの地方都市で、市役所の苦情係を担当する平凡な中年公務員)、ゴロ(猟犬の血を引く、山田家の飼い犬。最初はおとなしかったが、後に手がつけられないほど凶暴に) ●あらすじ/磯村春は終戦から20年間毎日、「泣き原」と呼ばれる、海に向かった丘に立って夫・五郎を待っていた。五郎は南方へ出兵したまま、戦争が終わっても復員してこなかったのだ。女手一つで一人娘・道子を育ててきた春は、道子の結婚を機に気持ちの整理をつけるため、夫の戦死地である南方への墓参団に参加。ソロモン諸島のある島で、春は聞き覚えのある懐かしい草笛の音色を聞くが…(第2話)。●本巻の特徴/戦争のため海の向こうで死んでいった人々の慟哭が聞こえ、残された者の悲しみが痛切に伝わってくる表題作の他、復員兵・八州一、名家の美女・雨女と、裏で糸を引く謎の老人を巡る、戦後の混沌の時代から現代までの物語「雨女の島」、野性を呼び覚まされた動物の恐ろしさと、動物を飼う事に対しての人間の身勝手さを描いた「犬狩り」の全3編を収録した、異色作品集。いずれも初出は81年。●その他のデータ/巻末に美術館学芸員・美術評論家の正木基氏によるエッセイ「白土三平――絵が物語ること」を収録。

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愛さずにはいられない

愛さずにはいられない

愛美(まなみ)の彼は大学生の瑛二(えいじ)。限りなくやさしい安全地帯。昔付き合っていた滉一(こういち)は、触れれば必ず火傷する花火のような危険人物。ある日、彼と再会して激しく動揺する愛美。その瞬間、愛の岐路に立つ3人は……!?――松本美緒が描き出す、10代の甘くせつない恋愛模様。

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星の道標

星の道標

真琴の恋人・和臣と、兄・佑二とは山仲間で昔からの知り合い。そんなふたりが、冬山で遭難し、兄だけが帰らぬ人となってしまった。それ以来、和臣は心を閉ざしてしまい、真琴との婚約の解消を口にする。真琴は苦しむ和臣に必死で手をさしのべようとするが……。そんな時、兄と同じ山に登っていた梶が真琴の前に現れ──。そして、和臣は真琴を置いて、また山へ向かう。“愛する”ことの意味を問いかける、傑作短編集!!

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