才気煥発の短編集 #1巻応援
ゴールデン・エイジの感想 #推しを3行で推す
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 半自伝的ストーリーだけあって人間関係の嫌なところが妙にリアルだった。俺はそんなに少女漫画に詳しくないから登場人物の元ネタなどはところどころしかわからなかったが詳しい人がみたらより面白そうだな ・特に好きなところは? 70年目の告白~毒とペン~と同様に少女マンガ家の「まんが道」だがこちらの人間関係のやばさがいいね・・・ ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 庄司陽子のマンガはあんまり読んだことないがこれを気に読んでみようかという気にはなった。昔から庄司陽子ファンが読んだらどんな感想になるかが知りたいところだ
最新刊(12巻)収録話
12巻収録話 第98話「心の座・1」 月刊アフタヌーン 2017年6月号 第99話「心の座・2」 月刊アフタヌーン 2017年8月号 第100話「心の座・3」 月刊アフタヌーン 2017年10月号 第101話「心の座・4」 月刊アフタヌーン 2017年12月号 第102話「心の座・5」 月刊アフタヌーン 2018年2月号 第103話「心の座・6」 月刊アフタヌーン 2018年4月号 第104話「引っ越し祝・1」月刊アフタヌーン 2018年6月号 第105話「引っ越し祝・2」月刊アフタヌーン 2018年8月号 ※13巻以降? 第106話「オリュンピアス処分・1」 月刊アフタヌーン 2018年10月号 第107話「オリュンピアス処分・2」 月刊アフタヌーン 2018年12月号 第108話「歪」月刊アフタヌーン 2020年1月号 第109話「思い出の断片」月刊アフタヌーン2020年3月号 第110話「前夜・1」月刊アフタヌーン2020年5月号 第111話「前夜・2」月刊アフタヌーン2020年7月号 第112話「カルディア(心臓)・1」月刊アフタヌーン2020年9月号 第113話「カルディア(心臓)・2」月刊アフタヌーン2020年11月号 第114話「カルディア(心臓)・3」月刊アフタヌーン2021年1月号 第115話「カルディア(心臓)・4」月刊アフタヌーン2021年3月号 第116話「カルディア(心臓)・5」月刊アフタヌーン2021年5月号 第117話「カルディア(心臓)・6」月刊アフタヌーン2021年7月号 第118話「カルディア(心臓)・7」月刊アフタヌーン2021年10月号 第119話「王宮の外・1」月刊アフタヌーン2021年12月号 第120話「王宮の外・2」月刊アフタヌーン2022年2月号 第121話「王宮の外・3」月刊アフタヌーン2022年4月号 第122話「王宮の外・4」月刊アフタヌーン2022年6月号
ひどい
※ネタバレを含むクチコミです。
個性的な時代劇物のギャグ漫画
※ネタバレを含むクチコミです。
今後に期待大!
まんきつに遊びにくる常連の女の子と店員の男の子が仲良くなっていくお話 ちょっとエッチな要素と、ほんわかのんびりした物語で結構好みな絵柄もあり、今後に期待できる作品 まだ1巻目なので盛り上がる要素は少ないが、流行りの◯◯さん系好きな人とか、ちょっとエロコメ好きなら楽しめる良作でした
これからか?
復讐するまでのテンポがちょっと遅いかな この手の漫画では1人目はサクッとやってほしい カタルシスは遠い。
話が二転三転して面白かった
※ネタバレを含むクチコミです。
本当にごちゃまぜ秘密エンタメだ!!
ごちゃまぜ秘密エンタメって単語初めて聞いたけど、まさにこれ!!1話からごちゃまぜすぎるし、マジメなのかシュールなのか分からない!けど不思議ととっちらかってる感じはしない。なんでだろ?あと絵めちゃ上手い。 ひめるちゃんがいいですね~~可愛いです。ツグムくんも萌です。一番の萌は○○○○だけど!!(あらすじも伏せてあるので伏せてます)キュン♡です。 1話の締め方も好きでわくわくするし、この2人がこの先どうなっていくのか気になる!!
ゲストハウスを巡る編集者 #1巻応援
『くーねるまるた』の高尾じんぐさんの新作『おひゃくどまいり』と同時発売となった、2017〜2020年に『バーズ』や『comicブースト』で掲載された作品です。 マンガ編集者で日々激務をこなす主人公が、癒しを得る趣味として国内各地のゲストハウスを巡っていく作品です。 面白いのは、登場するゲストハウスはすべて実在するところとなっていて、その気になれば聖地巡礼も行ける仕様です。更に、単行本化にあたっては2024年5月現在の情報も記載されています。 3話に登場する泊まれる図書館のような「Book Tea Bed」は、麻布十番店は残念ながら閉店してしまったものの、渋谷・新宿御苑・伊豆大島にも展開されているなど。 それぞれの宿ごとに、そこにいる人々や施設の特色が強くあるので実際にいろいろなところを巡っている気分にもなれて楽しいです。 また、ゲストハウスといえば一期一会。初対面の外国人とも食事やお酒を介して楽しい交流をする一幕も。旅の魅力と共通する部分でもあり、良いなと思います。これが海外だと治安の面で警戒が必要になりますが、日本国内であれば女性ひとりであっても余程のところでなければ大丈夫だろうと思えます。逆に、もし海外の人がこの作品を読んだらこの治安の良さはファンタジーかと思われるかもしれません。 毎回出てくる、癖の強い漫画家たちのキャラクターも好きです。コロナ禍も挟まってしまい難しくなってしまった部分もあったのかもしれませんが、個人的にはもっともっと続いていろいろなゲストハウスや漫画家たちの苦悩を見てみたかったです。 ただ、普通の紙の単行本で出すには少しページ数が足らない作品を、こういった形で多少値段を下げて電子限定でも出してもらえるのは嬉しいです。 高尾じんぐさんのかわいい絵柄で、画的な情報量もちょうど良く読みやすいです。 いろんな場所や宿泊施設を巡るのが好きな方、編集者のお話が好きな方にお薦めします。
映画見て読み返した
案の定、映画見て読み返したミーハーの1人です 映画のネタバレにもなるので、多くは語りませんが「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」を見る前or見てから読むのをオススメしたい コナン知らなくても楽しめますが、もちろんコナンを読んでいる状態で読めば尚楽しめます 怪盗キッド好きもそうじゃない人も、コナンとセットでオススメしたい、青山先生の名作の一つですよ
重めの侵略ハイファンタジー
タイトルの通り、勇者と一緒に世界を救った賢者の主人公は人間の汚い面に失望し処刑されるが、死の谷の底で死なずに不死者になる 谷にある大量の魔力を吸い、魔王を超える力を得て人類に敵対し侵略を始めるというお話 俺つえーリベンジ物ではなく、根本的には世界を救う・平和のための必要悪を国単位で行っていく魔王という感じ 長期の視点で見て、必要であれば虐殺もするみたいなスタンスなので、全体的に話は重め 画力やバトルの盛り上がりもあるので、最初から通して楽しめる作品だが、このままどうやって物語を収束していくのかが、ちょっと気になる部分・・・ 10巻と結構長めになってきた異世界物なので、途中でダレないように今後に期待したい
今週末はコミティア148が開催ですね。 そのコミティアでかねてから一部のマンガ読みに注目を浴び賞賛されていた、室外機室のちょめさんの初の商業本が短編集となって発売されました。 表紙だけでも一目瞭然な、緻密な描き込みによって構築される独自の世界観。 目次を兼ねた描き下ろしの「序」から何と瀟洒なことでしょうか。 本編は 「継ぎ穂」 「21gの冒険」 「混信」 「地下図書探検譚」 の4つで構成され、最後に「〆」でまとめられます。 「継ぎ穂」は、それこそ同人即売会に参加したことがある人であれば強い共感を抱きながら、その展開にワクワクしてしまうであろうお話です。試し読みでこちらは全編が公開されているので、こちらを読んで本を買うか決めても良いでしょう。 ひと匙のファンタジーが注がれた、本や物語にまつわる物語を嫌いなはずがありません。 表紙にもなっている「21gの冒険」は、夢で空を飛ぶときのような感覚を思い出させてくれます。夢の中での飛行は、随意に飛び回れるというよりは上昇と滑空を繰り返しコントロールが難しいことが多いのですが、そのときのままならないGを感じるかのようです。 論理的な部分と非論理的な部分が入り混じっているのも夢の中のような感覚を増幅させます。 終盤の表情がとても良く、もたらされる読後感が何とも言えません。 「混信」は、作業BGMとして流していたラジオから現実に存在しない固有名詞や事件を述べる放送が定期的になされる、少し不思議なお話です。 もしかしたら、同じ宇宙のどこかから届いているのかもしれないし、並行世界のどこかから届いているのかもしれない。 ラジオという本来はインタラクティブなメディアが一方通行になっているという構造はメタ的で、現実の人間も意識して届けようとしていない人にも生きているだけでさまざまな影響を与え、また与えられていることに思いを馳せます。 最後に発される切実な言葉も含めて『CROSS†CHANNEL』を思わせるものもありました。つまり、好きです。 「地下図書館探検譚」も、扉絵だけでワクワクが止まらなくなる一篇です。 これもまた夢の世界に迷い込んだようなお話ですが、こちらはホラーやサスペンスの趣が強めに出ています。 入ってはいけない場所に入ってしまった禁忌を犯した感覚と、そもそもこの場所は一体何なのかという謎への好奇心が入り混じります。 本だらけの異空間には憧れを抱きますし、この物語の起点となる部分、好きです。 どうでもいいことですが、 「えぇいままよ!」 って実生活で使う機会はまずありませんが1回言ってみたいセリフです。 「序」を受けての「〆」で、まさに締めも完璧。1冊の短編集としてとても美しく完成されています。 こちらの短編集を読んで気に入った方は、webで読める「パティスリー・ヘクセン」もぜひ。 https://tonarinoyj.jp/episode/2550689798287081413