『紙の舟で眠る 上【単行本 分冊版】』のクチコミ投稿
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紙の舟で眠る 上【単行本分冊版】
八田てき
八田てき
あらすじ
俺の灯火戦後、横浜。元・天才脚本家の憬は、もう筆をとらないと決めていた。脚本のモデルにした人物が、必ず不幸になるからだ。ただ死を待っていたが、ある日、生きる理由が現れてしまった。それは泥酔していた憬を、居候先の娼館で介抱してくれた燿一。彼の無邪気さと妖艶さに、惹きつけられずにはいられず、どうしても燿一を書きたくなる……。他の誰を犠牲にしても、何を犠牲にしても、燿一だけは不幸にはしないと誓うが――。※本コンテンツは【単行本版】を分冊したものです。分冊版や単行本との重複購入にお気をつけください。
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