真説 ザ・ワールド・イズ・マイン

ザワールドイズマイン

真説 ザ・ワールド・イズ・マイン
角野
1年以上前

福祉国家が移民を受け入れ続けると、フリーライダーの問題がでて、必ず極右政党が支持を伸ばす。あれほど法律が厳しいドイツにもかなりの数のネオナチがいる。 それと、フランス的なポスト・モダン、価値相対主義が「一神教」的絶対性が生活習慣にまで残っているイスラムと共存することの難しさを感じざるをえない。 新井英樹さんの『ザ・ワールド・イズ・マイン』はそういうポスト・モダンと絶対神的価値観の対立を描いたバイオレンス・ファンタジーマンガ。いまこそ読むべき一冊。

湊谷夢吉作品集

化学と魔術がとけ合い、諦観と情熱が交じり合う、矛盾だらけの大人のファンタジー

湊谷夢吉作品集
諸君の愛した豚
1年以上前

どの作品にも似ていない、美しい絵柄で有名な湊谷夢吉の作品集。若いだけのトゲトゲしたやる気ではない、酸いも甘いも噛み分けた“大人の余裕”がとてもカッコイイのです。この作品でしか味わえない感情というものがある気がします。

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