30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい 豊田悠
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土地神のナギは、祠の前に置き去りにされた赤ん坊を拾い“陽向”と名づけ、二十歳になるまで育てることを決める。19年後、心優しい青年に成長した陽向は献身的にナギの世話をやくが、陽向が向ける情に恋愛の情が含まれていることをナギは知っていた。でも、神と人間――。その気持ちに応えることはできないと気づかぬふりを続けるが、実はナギは陽向に重大な秘密を隠していて…? 〈人間×神さまの、心あたたまる優しい愛の物語――〉電子限定おまけ付き!!
祠に捨てられた陽向を拾って育てた土地神様のナギ。
陽向が人間の世界でも幸せに暮らせるように20歳で手放そうとするけど陽向はナギのことが好き。
離れたくないのに「ナギが陽向を神域で生かす為に力を使っているからこのままだと消える」という嘘を信じてナギの元から去る。
でも山を下りても陽向は自分の幸せよりナギへの信仰を人々から取り戻すことを頑張っていた。少しでも多くの信仰心でナギを留めようと努力してそれがナギの生きがいにもなっていた。
そこがもう健気でナギの元を離れる前から泣きながら読んだ。
最後の展開もファンタジー全開だったけど理想的なハピエンで最高😭
こんなに感動する作品だとは思ってなかったけど、本当に素晴らしかった😭