美術系の専門学校で出会った、華子、うらら、花音。
3人は仲良くなって一緒に行動するようになるけど、ちょっとしたきっかけで仲違いし、バラバラのまま卒業。
とにかく「何か」になりたかった華子はうららに指摘されたとおり、何者でもない田舎の専業主婦として45歳になった。一方うららは小説家としてメディアで取り上げられるほどに。ふたりの差を今改めて感じ、思わずうららの小説にネガティブな☆1レビューを投稿してしまう…。
いいお湯でした。
とある町で常連客に支えられながら存在する、少し時代遅れの銭湯「まるきん温泉」に住み込みで働いている看板娘《いづみ》は、今日も明るく開店準備に大忙し。退職金で自宅に檜風呂を作ることを夢見る定年直前の郵便屋さん、銭湯で歌うことが生きがいの女性、いつも喧嘩ばかりしている飲み屋を経営する夫婦。そんな常連客でにぎわう様子を番台から眺めているうちに、ふと以前の自分の姿を回想する……。服飾メーカーに勤務していた1年ほど前、ふとしたきっかけから近所の銭湯へ行かなければならないことに。最初は、その場限りの銭湯通いのはずだったが、大きな壁画、湯気の香り、賑やかな人々が集う<癒しの空間>と出会い、次第に銭湯の魅力に惹きこまれていく……。電子限定おまけ付き!!
27歳のニューガン・ダイアリー ~ボクの美紀ちゃんが乳がんになった話~
愛猫と一緒に名古屋の街で初めての一人暮らしを満喫中の、元SKE48のタレント・矢方美紀、27歳。。アイドルをやめ、今は声優の夢に向かって邁進中の彼女、実は2018年1月に「乳がん」の宣告を受けていた──。ある日突然「ニューガン」になった彼女が、手術で左胸を全摘し、治療を続けながら夢を追いかける日常を、事実をもとにフィクションを交えて“現在進行形”で描くダイアリーコミック!
結婚してはみたものの。
「結婚さえすれば幸せになれると思ってた」 平凡なアラサー女子・サトコ(33歳)の新婚生活を綴った、ちょっと切ない物語なんとなく大学を出て、なんとなく働いていたら、三十路を超えていた……。そんなサトコがひょんなことからカッコイイ彼氏をゲット! 結婚へ持ち込み、憧れの新婚生活が始まった。変わったばかりの名字に萌え、半日かけた手作りハンバーグで旦那の帰りをしとやかに待っている自分自身を思い描きはじめていた、のだが──。そこで待ち受けていたのは、微妙に理想とズレた新婚ライフ。新居は夫の希望でプチ田舎、慣れない家事に忙殺される日々、食事の感想もナシ、二人で話し合って決めたダブルベッド購入もドタキャン。ああ、夢にまで見た“結婚生活”は何処へ。なんだかイライラを通り越して、虚しさと悲しさが充満してきた……。「今どきアラサー女子の結婚生活 1年目」をリアルに、コミカルに、時にイジワルに描いたスリリングな新婚コミック。
彼氏が4年おりません。 ~29歳、もんもん女子ライフ~
29歳、彼氏なし、言い寄ってくる男なし、胸なし、貯金なし、資格なし、あるのはムダ毛だけ…。時にアホな妄想を繰り広げ、時にもんもんと悩むアラサー女子のプチ欲求不満な日々をユーモアたっぷりに描いたコミックエッセイ。こんな日常、男子には見せられない…!?□ かかとの角質は、彼氏ができた時に手入れすればいいやと思っている。□ 「嬲る」という文字を見ると、あれこれ想像してしまう。□ 合コン当日は、勝負下着をつける。□ 人の赤ちゃんを見ても猫ほど可愛いと思えない。どれか一つでも当てはまれば、あなたも立派なもんもん女子!
ノストラダムス・ラブ
1999年7月。大学2年の夏休みを、村山桜は憂鬱な気持ちで過ごしていた。理由は「ノストラダムスの予言」。世界が終わると信じている桜に、アパートの隣人・森が突然交際を申し込んだ。面食らいつつも、まったく接点のなかったその隣人の申し出を受け入れた桜は…?シンプルな描線に情感をにじませる気鋭作家冬川智子、待望の新作登場!