タイトルの通り
男に媚びまくって女は見下しまくって性格悪いけど顔はいいあざと女子・愛莉が割と序盤から酷い目にあうので今のところとっても読みやすいです。 絶妙に立ち回りが下手で男を見る目がなさすぎるので、スカッとするポイントが早すぎてだんだん可哀想にすら思えてきます。 このままの性格で突き進んでほしい気もするし、改心してほしい気もします。 社内のハイスペ男子狩りまくるけど軒並み既婚者で遊ばれてるだけの愛莉を見て、いい気味と思うか可哀想と思うか。 こういう漫画を読むとき、自分の人間性が試される気がします。読んでる時点でいい人間性ではない気もします。
あざとい、ぶりっ子、若さと顔だけ、マウントとりがち、彼女が気に入った人以外の敵。
彼女を批判する言葉は他にもいくらでも出せる気がする。
それでもターゲットとした男性からは恐ろしく好かれる、ある意味要領が良い女性。
「白雪姫」こと、白雪愛莉が主人公である。
『みんな私のこと「かわいい」って言ってくれるけど本命にはしてくれないね?』というタイトルは、悪役側のセリフではない。
イケメン&ハイスペック男性に選ばれしオンナになりたい愛莉。
加えて、羨望や褒め言葉などはすべて自分に集めたいという、こじれた性格をしている。
なので、イケメン&ハイスペックを求めて、男を取っ替え引っ替え。
アクセサリーのように、取っ替え引っ替え。
より貢いでくれる男を求めて取っ替え引っ替え。
しかし、選ぶ男は誰も彼もダメ男。
そこはだめだろうという要素を、ぶち抜く勢いで踏み抜いたダメ男。
あまりの男を見る目のなさに憐れみが出てくるけども、次の男への切り替えも非常にあっさりしていて、憐れむ隙を与えない。
そして変わらず、イケメンが現れたら値踏みしつつ、男受けする性格を演じ、落とそうと画策する。
いやあ、非常に良い性格をした、したたかな姫である。若さが保たれるうちは、王国も安泰ですね。
ちなみに、地味女性のほうを主人公にしてもお話ができそうなほど、ステキなキャラクター設定。
日本酒&せんべろ&御曹司をテーマに、一つ読んでみたい。