そろそろお腹いっぱい
異世界モノ、アクション。 チート級に魔力のある第七王子のお話。 転生前と後とで性格が変わってないか?と、ちょっと入りから懐疑的になり入り込めなかった。 そのせいか、読み進めっていると、ご都合主義maxくらいの巻で、お腹いっぱいになってしまった。
マガポケセールスランキング1位の超話題作! 小説家になろう発! 累計1800万PVの超人気作がコミカライズ!! 俺が興味あるのは魔術だけだ── 庶民の転生先は王子!? 桁外れの魔力と家柄でお気楽無双ライフ!! 「魔術を極めたい!」たった一つの想いを残し死んだ男は、生前の記憶を残したままサルーム国の第七王子として転生を果たした! 前世とは異なる桁違いの魔力量。第七王子という自由な身分。最高の環境で少年ロイドは魔術浸りの生活を望むが…。
シリアスもシリアス、超シリアスな一瞬は人を殺しそうな顔立ちなのに、ちびキャラはもちもちしていそうな、自動人形のような、手足ひょろんと長い手づくりぬいぐるみのようなかわいらしさ。
グリモと一緒にちびキャラ絵柄で二人揃ってわきゃわきゃしているのを見ると、癒やされてしまう。やっていることはただの魔術オタクの魔術バカな魔術探求なのに。
等身キャラ時もすばらしい。
空気読まずにあれこれするシーンも、能ある鷹は爪を隠す的なシーンも、ものすごい無茶ぶりに見えても、そのかわいらしい表情をみると「まあ、そんなこともあるよね」と許せてしまう。
一方、魔術を求めたり、魔術を振るったりする際の、ゾクゾク感じる狂気の表情とのギャップがたまらない。
コミカルとシリアスのギャップだけでも、おもしろく読めてしまう。