ここまでキモく描けるのはすごい
付き合って3年記念日に私の左手は呪われた 並木ヨウイチ
ストーリーも面白かったけど、「呪われた手」の描写をここまで気持ち悪く描いているのがすごいなと思った。そりゃ医者も「ヒッ!」って言って逃げますよ。父娘の絆に泣けた。
アユミが「人から恨まれるようなことをした」って思い出してるエピソードは全部アユミが真面目で相手が不真面な、恨んでくる相手が逆ギレだろという内容ばかり。
たしかにアユミの言い方は直球すぎて良くないかもしれないけど、そもそもアユミに否はない。
とはいえ、相手の逆ギレ恨みが長年積もりに積もってこうなってしまったのかも…。
呪いとともに生きる覚悟も、それを彼氏が受け入れてくれることもアユミがクソ真面目ゆえに可能なことでいい結末だった。
医者は皆気持ち悪がる、醜く変わり果てた「呪われた左手」。神職を頼り、祓うことを試みるが、長い年月がかかることを知る。恋人に対してどのように伝えるか悩むのだが――……!?
医者は皆気持ち悪がる、醜く変わり果てた「呪われた左手」。神職を頼り、祓うことを試みるが、長い年月がかかることを知る。恋人に対してどのように伝えるか悩むのだが――……!?